布施明



風邪は大事に至ることなく収束方向。きょうは朝から食事もとったし、体調が悪いと受け付けない珈琲も数日ぶりに香りが楽しめた。幸か不幸かこの三連休は台風接近もあってあいにくの予報。さて、のんびり音盤でも聴きながらリハビリにつとめようかと、こんな盤を取り出した。


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手元にある昭和歌謡のLP盤は70枚ほど。まったく脈絡のない集合だが、ほとんどの盤は90年代後半から2000年辺りにかけて手に入れたもの。一部を除いて多くはリサイクルショップのジャンクボックスから@100程で救済してきた。従って盤質は玉石混合で、レコード盤の方ではなく、プレイヤーの針の方が痛むのではないかと思うような酷い状態のものもあって、そんな盤ではスクラッチノイズも盛大に出てくるが、それでも昭和のレコード盤に違いはなく、当時の録音技術、バックバンドの楽器や演奏のレベルなどが当時のままよみがえり、懐かしいことこの上ない。きょうはその中から布施明の盤を選んでみた。盤の状態は極めてよく、若き日の声を存分に楽しめる。

布施明は70年前後シャボン玉ホリデーでお馴染みの顔だった。デビュー当時まだ十代だったが、歌の上手さはよく覚えている。ぼくにとっての布施明は「シクラメンのかおり」以前の、「霧の摩周湖」や「恋」を歌う姿の印象の方が圧倒的に強い。この盤は1968年発売のベスト盤だが、当時はまだ二十歳そこそこであったはずだ。しかし声はよくコントロールされていて、伸びやかでよく通る声が気持ちいい。この頃の歌が今でも歌い継がれる大きな理由の一つは、プロの作詞家によって作られた歌詞と、その日本語を譜割りの音価一つ一つにのせ作った、プロ作曲家の作曲技法によるところが大きいと思う。音程に不自然な跳躍がなく、和声進行も自然で、結果として覚えやすく歌いやすい。今でこそ「そこそこクラシックオタク入ってます」状態のぼくだが、ベースには十代に聴いた歌謡曲や洋楽ポップスがある。歌謡曲もポップスのその和声の源泉は古くからの西洋調性音楽だ。Ⅵ-Ⅱ-Ⅴ7-Ⅰ(Am-Dm-G7-C)の和声進行などは、歌謡曲やポップスに多数見られるが、クラシックではバロック音楽時代以来の常套句。決して異質なものではなく、共通点も多い。遥かイタリアン・バロックに思いをはせつつ、昭和レトロの歌謡曲を聴くのもまた一興だ。


名曲<霧の摩周湖> この盤の音源と同じく初出時の音源と思われる。かぶせてある映像は…90年代以降でしょうかね。


こちらは70年代終わりから80年代初頭か。


2005年だそうです。


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テレサ・テン つぐない


さて今週も始まりましたよ。師走最初の月曜日。関東地方は少し前までの寒波は遠のき、このところ暖かい日が続く。きょうも20℃近くまで気温上昇。風もなく小春日和。帰宅後、きのう作ったカレーで豪華ディナー。飴色たまねぎの効果めざましく、コクのある甘味。3割ほどミックスした辛口ルーもピリッと効いて美味至極。美味しくいただきました。 さて、一服して音盤タイム。今夜も昭和歌謡が続きますぅww。


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今から十数年前。2000年から2003年の間、仕事で中国や香港を何度か訪れた。夜の食事を終えるとカラオケバーへ。現地でのテレサ・テン人気は大そうなものだった。彼女の歌を誰かが歌うとヤンヤの喝采。そんなにいいのかと、その後2枚組みベスト盤を手にして聴いてみると…ケッコーいいじゃん。というわけで、にわかファンに。彼女の数奇な運命についてはよく知らず。 三木たかし作曲のメロディーと荒木とよひさの歌詞。<つぐない><空港>…今どきはこんなのありねぇ~!というような歌詞だが、これぞ昭和歌謡の王道。渋茶をやりつつ初冬の夜は更けていくのでありました。


<つぐない> この曲のポイントは倚音(いおん)と増5の和音。歌い出しフレーズの音は倚音(いおん)で構成され、きわめて印象的。そしてフレーズのつなぎ目には増5度和音(aug)を巧みに配して、変化をつけている。


<空港> これぞ昭和歌謡。トランペットのイントロメロディー。


<愛人> 曲名からして今ではありえない。



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松田聖子 ユーミン・コレクション


週末土曜日。実は学生時代のサークル仲間同窓会に誘われていたのが、あいにく所用あって今回欠席。昨年出席して久しぶりに旧交を温めてからちょうど一年。早いものだ。○くん、△さん、来年は再会いたしましょう。 さて、夜更けのウィークエンド音盤タイム。渋茶をチビチビやりながら、こんな盤を取り出した。


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<明菜いのち>…みたいなこと言っておいてナンではあるが、今夜は聖子ちゃんだ。
松田聖子の<Seiko Train>。まだ日本が、おったまげ~のバブル期に入る前の1985年、世にJPOPという言葉もまだなく、ニューミュージック、アイドル歌謡と言われていた頃にベスト盤としてリリースされたこのアルバムは、呉田軽穂こと松任谷由美が作った以下の10曲が収録されている。トップアイドルともなれば、曲を提供する人、アレンジャー、スタッフ、いずれも一流の人たちがサポートすることになるが、松田聖子の場合もしかり。多くの優れた楽曲が素晴らしいアレンジと録音で残された。作詞はすべて松本隆。ジャケット写真は篠山紀信。

<Side-A>            <Side-B>
1 赤いスイートピー      1 Rock’n Rouge
2 秘密の花園         2 蒼いフォトグラフ
3 小麦色のマーメイド    3 渚のバルコニー
4 制服             4 ボン・ボヤージュ
5 時間の国のアリス     5 瞳はダイアモンド

ぼくは80年代アイドル全盛期すでにサラリーマン、加えてガチガチのクラシックファンだったので、リアルタイムで彼女らに血道を上げたわけではないのだが、当時のテレビやラジオから流れていたメロディは自然にインプットされてはいる。手元の何枚かの盤は、後年リサイクルショップのジャンク箱から100円で捕獲してきものがほとんどで、このユーミン・コレクションと称するベスト盤もその中の1枚だ。100円で拾ってきたものの盤質はほとんど未使用で、今でもスクラッチノイズもなく素晴らしい音で楽しめる。

どの曲も門外漢のぼくなどが説明する必要もない曲ばかりだろう。松田聖子の歌いっぷりは、多分意図的にかなり作った歌い方をしていて、30代以降の彼女のナチュラルな声と比べると、やはり随分と幼い印象と受ける。それでもハイトーンはきれいに抜けているし、音程が飛ぶときの安定感もいい。ユーミンの曲の良さもさることながら、伴奏のアレンジ・演奏がいずれの曲でも秀逸で、時代的には完全に80年前後のフュージョン全盛期の影響を受けていて懐かしい。いくつかの曲かではスラップ(チョッパー)ベースも出てくるし、16ビート系のアレンジではカシオペア風の16分音符裏拍のキメなどもあって思わず身体が乗り出す。更にほとんど曲でストリングスも入って、かなり厚い音作りではあるが、決してバックがうるさくなることはない。常にメインは松田聖子のボーカル。こうして10曲並べてみて、ぼくのお気に入りは「Rock’n Rouge」「時間の国のアリス」「瞳はダイヤモンド」「渚のバルコニー」あたりか。中森明菜とは対極のような存在の松田聖子は聴いていてハッピーな気分になって、はなはだ心地いい。とりあえず今夜は「聖子いのち!」と叫んでおこう。


<Rock’n Rouge>


<Rock’n Rouge>と<ワンノートサンバ>の類似性についてのアナリーゼ。


ユーミンメドレー@2001 w/松任谷正隆



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中森明菜 <Lyricism>


12月に入って最初の週末金曜日。仕事の区切りがよかったので定時少し前に退勤。あすは休みという気安さもあって、少々弛緩した夜。今夜はこの盤で和もう。


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久々に取り出した中森明菜のアルバム<Lyricism>。1993年に出たベスト盤(中森明菜非公認といういわく付き)で、バラードばかり14曲が収められている。収録曲は以下の通り。

 1. Ever Lasting Love
 2. SO LONG
 3. 難破船
 4. 忘れて・・・
 5. APRIL STARS
 6. 夢を見させて・・・
 7. ムーンライト・レター
 8. まぶしい二人で
 9. 雨が降ってた・・・
 10. ノット・クレイジー・トウ・ミー
 11. バレリーナ
 12. 予感
 13. 感傷紀行
 14. 駅

彼女の歌うバラードはやはり素晴らしい。キーは低いが透明度の高い声が静かに部屋に流れる。近年彼女がリリースしているカヴァーアルバムに通じるコンセプトのアルバムだ。
「難破船」…悲劇的で暗示的なイントロ、中間部のオーケストラアレンジ間奏の盛り上がり、いつ聴いても涙ものだ。上田知華作曲の「雨が降ってた…」や飛鳥涼作曲「予感」、谷村新司作曲「感傷旅行」も歌謡曲王道の曲構成とコード進行ながら、その定石的展開が心を打つ。そして何といっても名作・名唱「駅」。作者の竹内まりあが歌っている動画がYouTubeにあったが、まったく別物の曲だった。「駅」は中森明菜に限るだろう。さりげないメロディーがさりげない日常的な光景を描き、同時に人生の断面を切り取る。ポピュラーソングの醍醐味ここに極まれりだ。


<難破船>


<駅>


相変わらず根強いファンの支持がある中森明菜。つい先日、彼女の新しいカヴァーアルバム<Belie>がリリースされた。<高音質CD+アナログ盤>なんていうパッケージもあって、ちょっと触手がのびチャウのだ。



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昭和歌謡<雨降り>編



…なんとなくこの時期恒例となった記事を今年もまた…
梅雨真っ只中。うっとうしいと言っても仕方ないので雨を楽しもうと、音盤棚に200枚ほどあるドーナッツ盤エリアから雨にまつわる盤を取り出した。雨・星・月・夜・酒・涙…かつて歌謡曲の王道をいく歌詞に付き物のキーワード。中でも雨は定番だ。歌詞も職業作詞家による七五調の、いかにもというものが多かったが、それこそが歌謡曲の様式美。妙な語り言葉や16分音符で歌詞を詰め込むような昨今の譜割りには感心しない。何事も進化だ差別化だと、ビジネスライクな言葉で目先の変化が持てはやされるが、進化するのはポケモンだけで十分だ。時流に流されない不変の様式感≒マンネリズム万歳!


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…というわけで、写真の盤を聴きました。いずれも流行った当時に買ったものではなく、近年になってリサイクル店のジャンクコーナーからただ同然で救済してきたもの。


水色の雨
八神純子のハイトーンが部屋に満ちますね。

◆雨の慕情
♪心が忘れたあのひとも 膝が重さを覚えてる
長い月日が膝まくら 煙草プカリとふかしてた
憎い恋しい 憎い恋しい めぐりめぐって今は恋しい

一人で覚えた手料理を なぜか味見がさせたくて
すきまだらけのテーブルを 皿でうずめている私
きらい逢いたいきらい逢いたい 曇り空ならいつも逢いたい♪
…阿久悠の天才的な歌詞。



浪花恋しぐれ
しぐれ=雨ということで。
♪ギターのためなら 女房も泣かす
それがどうした 文句があるか
トーレスや!トーレスや!トーレス買うてこい♪

◆悲しき雨音
今やオールディーズの定番。懐かしい。あっ、昭和歌謡ではありませんね。
♪Listen to the rhythm of the falling rain,
Telling me just what a fool I've been.
I wish that it would go and let me cry in vain,
And let me be alone again.♪
♪降りしきる雨音のリズムを聞くと
お前は何てバカなんだって言っているみたいだ
雨なんて消え去ってむなしく泣かせてくれればいいのに
もう一度ひとりにしてほしいのに♪
…ケッコー泣かせる歌詞。


雨音はショパンの調べ
ほとんど記憶にございません。

悲しみ本線日本海
歌詞に雨は出てこないが、ジャケット写真は雨打つ窓辺の森昌子。日本海に降りしきる冬のしぐれ雨か。

◆おっと、忘れていました。「氷雨」はこちらです


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今宵もいっぷく <コーヒールンバ>



今週も業務に精励。懸案の処理も何とか済んで、無事に迎えた週末金曜日。ネクタイ、もとい、ベルトをゆるめてひと息きましょか。折から今夜は少々冷え込んで、ぼちぼち仕舞おうかと思っていたストーブに火をつけた。とっておきのスコッチを持ち出して一杯…なら、格好もつくのだが、そこは下戸の不調法につき、珈琲でいっぷく。幸い、先日知人からいただいた極上の豆もあるしね…。深入り焙煎の豆、愛用の珈琲グッズ、そしてBGMは西田佐知子のコーヒールンバだ。


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西田佐知子といって即座にイメージがわくのは50代以上だろう。代表的なヒット曲の「コーヒー・ルンバ」や「アカシヤの雨がやむとき」をリアルタイムでとなると、もっと上の世代しか体験がないかもしれない。ベネズエラの作曲家ホセ・マンソ・ペローニが1958年に作ったコーヒー・ルンバは、日本では西田佐知子でヒットし、その後もザ・ピーナツや井上陽水、荻野目洋子ら多くの歌手がカヴァーした。YouTubeで原題の<MoliendoCafe>を検索すると実に多くの演奏が出てきて、今でも世界中で愛されている曲だとわかる。

それにしても西田佐知子の歌いっぷりはワン・アンド・オンリーの貴重なものだ。当時、歌伴を付けるラテンやジャズのビッグバンドもあったはずだが、西田盤の伴奏はシンプル極まりない。パーカッションのクラヴェスなど最初から最後まで判を押したように教科書的なルンバのリズムを刻んでいる。コードの扱いもシンプルそのものだ。どう聴いてもノリがいいとか、ラテンテイスト満点といった感じからは程遠い。一言で言えば寂しく哀愁に満ちたコーヒー・ルンバに仕上がっている。これはもちろん意図的な編曲に違いない。もっと豪勢なラテンアレンジも可能であったはずだ。しかし西田佐知子の個性を生かして地味~なルンバにしたのだろう。

そんな日本的アレンジのコーヒー・ルンバではあるが、それゆえに歌詞の物語性がよく伝わってくるし、エキゾチックな光景が浮かんでくる。南の国の情熱のアロマ~、素敵な飲み物コーヒーモカマタリ~、コンガ・マラカス楽しいルンバのリズム~…物語性のある歌詞そして西田佐知子のクールながらハイトーンまでよく伸びた声。1番、2番と歌い進めるうちの、その地味なアレンジとクールな歌いっぷりが次第に迫ってきてグッときてしまう。「アカシヤの雨がやむとき」や「東京ブルース」も歌詞の意味深長さとメジャー・キーの妙な明るさとのパラドックスが何ともいい。トランペットで開始する印象的な曲をあげよという問題が出たらぼくは、マーラーの交響曲第5番、ベルリオーズのハンガリー行進曲と共に「アカシアの雨がやむとき」をあげるだろう。

60年代後半、テレビで観た西田佐知子は「きれいなおねえさん」というイメージで、その後関口宏と結婚したときは、子供ながらにコンチクショ~!と思ったものだ。最近とんと姿を見ないが、どんな風に歳をとったか、少々興味がある。


西田佐知子


正調コーヒールンバ。この曲を最初に世界的ヒットにしたアルパ奏者ウーゴ・ブランコの演奏。作曲家ホセ・マンソ・ペローニはブランコの叔父。


モダンラテンテイストかな。


実力派演歌歌手:小沢亜貴子。



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ジュディ・オング <Last Love Songs>



暖かなクリスマスイヴ。
今夜はちょっとわけありの女友だちと食事をし、そのあとホテルのバーでワンショット。そろそろ帰ろうかと切り出すと、彼女がぼくの手をぎゅっと握りしめてきた。「もう少しいいでしょ」
…と、そんな話があるわけもなく、本日も年末追い込みの業務に精励。9時少し前に帰宅した。嗚呼…
音盤相手の妄想ならオッケーだろうと、先日手に入れたこの盤を取り出した。


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ジュディ・オングが昭和歌謡をカヴァーしたアルバム<Last Love Songs>(こちらで試聴も)。2012年録音。収録曲は以下の通り。お馴染みの定番ソングが並ぶ。

1. どうぞこのまま
2. 異邦人
3. つぐない
4. シルエット・ロマンス
5. 終着駅
6. あなたならどうする
7. 別離 わかれ
8. 手紙
9. グッド・バイ・マイ・ラブ
10. ラヴ・イズ・オーヴァー
11. 魅せられて ~ 2012 Version (ボーナストラック)

アルバムのサブタイトルが~人には言えない恋がある~。ジャケットの帯びには「エイジフリー・ミュージックを歌う熟恋歌の女王」とある。ブックレットには美熟女ジュディのポートレートがてんこ盛り。どこから見ても後期高齢者オジサンひっかけの企画物だ。本当は彼女が歌うジャズアルバムが欲しかったのがどうやら現在廃盤。仕方なく、とはちょっと照れ隠しの言い訳で、その実はひっかけ企画に素直にのって先日調達したもの。ワーナーミュージック社マーケティングの勝利でありますね。

ジュディ・オングはぼくらが物心ついた頃からテレビに出ていたから、ずっと年上かと思っていたのだが、1950年生まれというから、案外近い年代だ。かつてはポニーテイルのボーイッシュなイメージがあったが、例の<魅せられて>以来、すっかり路線変更。男性ばかりか、美を追求する中年女性にとってもカリスマ的支持があるらしい。
聴いてすぐに彼女と分かるジュディ節だが、どの曲もそつなく素直に歌っていて好感がもてる。芸歴、歌手歴共に半世紀を越えるのも伊達ではないと実感。またカヴァーアルバムでは、伴奏アレンジを懲りすぎてコテコテの失敗作になることもあるが、このアルバムのバックオケは原曲のイメージをほぼ残していて、これも素直で二重丸だ。
う~ん、ジュディ・オング…いいんじゃな~い。


このアルバムのPV


スタンダードポップスのメドレー



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プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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