パク・キュヒ(G)のナクソス盤



三月最初の週末金曜日。今週は中々頑張って仕事に精出し、年度末納期の案件も何とかなりそうな見込みになった。やれやれ… さて、ちょっと気分の軽くなったところで、今夜の「盤ごはん」は久々にこの盤を取り出した。


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パク・キュヒ(1985-)が2010年のバリオス国際コンクールと2012年のアルハンブラ国際コンクールに優勝し、それを祝して2013年に録音されたもの。収録曲は以下の通り。

D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.178(パク・キュヒ編)
D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.32(パク・キュヒ編)
D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.14(パク・キュヒ編)
ディアベッリ:ソナタ ト長調(ジュリアン・ブリーム編)
バークリー:ソナティナ Op.52-1
マラツ:スペイン風セレナーデ(タレガ編)
バリオス:森に夢見る
バリオス:ワルツ第4番 Op.8-4
ロペス=ロペス:印象と風景

バロック後期のスカルラッティ、古典派ど真ん中のディアベリ、時代下ってスペイン情緒たっぷりのマラッツと近年ますます人気のバリオス、そしてぼくも大好きなバークレイのソナティナ。中々よいプログラムだと思うのだが、どうだろう。

パク・キュヒは当地にも何度か来演している。数年前には群馬交響楽団とのアランフェス協奏曲も聴いたが、キレにいい技巧と素直な解釈で好印象だった。このアルバムでもスカルラッティで重要な細かな装飾音をまったく不自然さを感じさせずに聴かせ、バリオスの「森に夢見る」では得意といわれる粒の揃ったトレモロを披露している。バークレイのソナティナはそう大きくはないが三楽章形式の古典的なフォーマットに近代的な感性を閉じ込めた佳曲。特に第1楽章の闊達な曲想、第2楽章Lentの静かな抒情が美しい。ここでもパク・キュヒの素直な解釈が奏功し、新古典風の曲想にぴったり。 クラシック音楽は聴くがギターには馴染みが少ないという向きや、ギター愛好家で彼女の演奏にまだ接していない輩に、このナクソス盤は手頃で好適なアルバムだ。


この盤の音源。バークレイのソナチネ第1楽章。


この盤にも収録されているスカルラッティのソナタイ長調K.178 



パク嬢、亜美嬢他、若手、ベテラン入り乱れての爪談義



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M・ポンセ ギター作品集



このところ空模様が不安定だ。冬型気圧配置が長続きせず、高気圧と低気圧が頻繁に入れ替わる。春の兆しだ。さて、週半ばの水曜日。年度末を前にあれこれ事務作業が舞い込んできて気分は少々憂うつだが、気を取り直して…久しぶりにこの盤を取り出した。


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マヌエル・ポンセ(1882~1948)のギター作品集。いくつかの面を持つポンセの作品中、少し特異な作風の曲を収めたナクソス盤の一枚。アダム・ホルツマンのギター。1997年録音。収録曲は以下の通り。

・前奏曲ホ長調
・組曲二長調 プレアンブル/クーラント/サラバンド/ガヴォット1・2
・組曲イ短調 前奏曲/アルマンド/サラバンド/ガヴォット/ジーグ
・ギターとハープシコードのための前奏曲
・ギターとハープシコードのためのソナタ
・バレット
・タルレガ賛歌

ポンセはギター弾きにはお馴染みの作曲だが、一般に知られている曲は「エストレリータ」くらいだろうか。クラシック音楽の世界にあっては、近現代を代表する作曲家の一人として外せない存在だ。特にギター曲に関して20世紀前半、セゴビアとの交流を通じて重要な作品を残した。

作曲家には多かれ少なかれいくつかの異なる作風を示すケースが多いが、このポンセにも当てはまる。この盤に収録された曲の多くは、バロックや前古典期の作風を擬した作りになっている。二つの組曲はバロックの舞曲形式組曲で、かつてはバッハと同時代を生きたドイツのリュート奏者シルヴィウス・レオポルド・ヴァイスの作と言われていたこともあった程だ。しかし、よく聴くとそこここに近現代の要素を感じさせる和声が仕組まれている。20世紀初頭はバロック期の音楽が復興したことを受け、そのスタイルを借りた曲が一時の流行りと言ってもいい時代だった。ストラヴィンスキーの一部の作品などはその典型だ。

中上級のギター弾きなら、これらの曲のいくつかはお馴染みだろう。前奏曲ホ長調や組曲イ短調はセゴビアが弾き、日本でも渡辺範彦が度々取り上げたこともあって古くから親しまれてきた。ギターでの演奏効果も中々よく、コンサートでも弾き映えのする曲だ。ぼくもそれこそ高校時代からずっと親しんできたが、いずれもきちんとモノになっていない。


手持ちの盤からアップしたこの音源「ギターとハープシコードのための前奏曲」



組曲ニ長調


セゴビアのマスタークラス1986年。組曲イ短調のジーグ



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F・ソル Cantabile Op.43-3



一昨年来の左手指の不調。加齢起因のことなので、これで完治というような処方箋はなく一進一退。非公式コメントでお知らせいただいた手法やあれこれ見聞きした対策を程々に試みつつ様子見の毎日だ。とは言え、痛みに耐えかねて弾けないという程のことはなく、ちょっとストレスが加わりそうな左手運指さえ避ければ、さほど不自由なく弾ける。何とかこのレベルをキープ出来ればと思っている。 さて、週末土曜日。昼前からちょっと野暮用あって外出。帰宅後ひと息ついたあと、ギターを取り出して小一時間楽しんだ。きょうさらったのはこの曲だ。


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フェルナンド・ソル(1778-1839)の作品43「6つのバガテル」から第3曲目「Cantabile」。クラシックギターを弾き始めて半世紀となった昨年、今更ながらに手に入れたソルの全集を開いて何度か通してみた。
イ長調4分の3。カンタービレと付されているように、冒頭からシンプルながらそのまま声を出して歌えそうなモチーフが提示される。ギターではもっとも弾きやすい調性の一つイ長調。旋律線を1弦に取り、2弦で三度下を支えてメロディーが進む。同じテーマが何度か繰り返し出てくるが、その度にちょっとした和声の変化をもたせる辺りがソルらしい。中間部で同主調のイ短調に転じ、前半の明るく穏やかな曲想から一転、憂いを含む表情となる。そして後半再びイ長調に戻って冒頭のテーマが再現されたあと、終結部に導かれる。

この曲、日本の名曲集的な出版譜では見かけたことがないが、形式・曲想など、ソルの作品としてよりポピュラーな「アンダンテ・ラルゴ作品5-5」に通じるところがあるが、技術的にはこの作品43-3の方がやさしい。弦長650㎜のモダンギターだといくつか左手の拡張が必要な箇所があるが、中上級者なら初見で通せるだろう。ソルらしい曲としての良さも十分楽しめる小品だ。


フランス弦楽器の里ミルクール製の楽器による演奏。ソルと同時代のもの。


楽譜は以下のBoijeコレクションのリンク参照
https://boijefiles.musikverket.se/Boije_0483.pdf



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ハラルド・スタンパ(G)「アルゼンチンの舞曲集」



先週あたりから季節が一段進み、晩秋から初冬の趣き。今朝も上着一枚では少々心細く、コートを羽織って家を出た。本日も程々に働き、帰宅後一服して弛緩タイム。今夜はこんな盤を取り出した。


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「アルゼンチンの舞曲集」というタイトルのナクソス盤。ハラルド・スタンパというドイツ人が弾いている。2001年録音。収録曲は以下の通り。

恋する鳩の踊り(ユパンキ)
ユパンキの主題による変奏曲(プホール)
アルゼンチン舞曲集OP.2~第2番
 粋な娘の踊り(ヒナステラ/スタンパ編曲)
ギター・ソナタ Op.47(ヒナステラ)
わが悲しみの夜(カストリオータ/プラト編曲)
エル・イレシスティプレ(ロガッティ/プラト編曲)
ラ・パジャンカ(ベルト/プラト編曲)
エスティーロ・ポプラール第1番(リョベート)
エスティーロ・ポプラール第2番(リョベート)
はちすずめ(ザグレラス)
ガトとマランボ(アヤラ)
グアラニア(アヤラ)
5つの小品集(ピアソラ)

今更いうのもナンだが、「アマチュア中級ギター弾き」風情の分別臭いギターネタを書いているように思われているかもしれないが、実のところギター音楽には詳しくない。ここに取り上げられた曲でも、ああ、あれかと分かる曲は半分もない。通して聴いて、耳に覚えのある曲はヒナステラのソナタ、ピアソラの5つ小品、ザグレラスにリョベート、その程度だ。まあ、ぼくの無知はおいておくにしても、この盤の選曲はいささかごった煮の感が強いのも事実だろう。 ユパンキの素朴で郷愁を帯びた曲想で始まったかと思えば、突然ヒナステラのモダンな響きにチェンジする。アルバムタイトル通り、アルゼンチン産という切り口で半ば強引に集めたように感じる。もっともその結果が、アルゼンチンのこうした音楽の多様性をそのまま反映しているということかもしれない。あまり四の五のいわずに、響きに身を任せて聴けばよいということだろう。耳慣れているということもあって、やはりピアソラの5つの小品が一頭抜きん出る。ハロルド・スタンパというギタリストはかなりのキャリアがあり、この盤のような近現代ラテン系ばかりでなく、19世紀古典期の作品には当時のオリジナル楽器で取り組むなど、正統派の奏者のようだ。


手持ちの盤からアップ。ユパンキの「恋する鳩の踊り」


同 リョベート「エスティーロ・ポプラール第1番」


バリオスを弾くハラルド・スタンパ



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アルベルト・ラ・ロッカ(G)シャンド作品集



月があらたまって早くも師走十二月。何だかもう、加速度MAXで月日が進む。人生終盤、黄金の二十年などと考えていたが、黄金のかけらも実感しないまま一年また一年と過ぎていく。来年に向けて少し軌道修正を考えようか…。
さて、半年ほど前から傾注している英国の作曲家アーネスト・シャンド。興味を抱くきっかけとなったイタリアのギタリスト:アルベルト・ラ・ロッカが演奏するシャンド作品集のCDが先日届いた。


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すでに多くの愛好家が承知しているように、この三枚組CDのすべての音源は発売元ブリリアントクラシックスのYouTubeチャンネルで聴くことが出来る。しかし、久しぶりに興味を引く作品と演奏に出会い、その恩恵に報いるには「YouTubeで間に合わせる」だけでは申し訳ないなあと思い、少し前にアマゾン経由で手に入れた。

あらためてオリジナルのCDをプレイヤーにセットし聴いてみると、スマートフォンやPCにイヤフォンやヘッドフォンを挿してカジュアルに聴いていたときに比べ、まったく別次元の感興がある。スピーカーから流れる音は予想以上に広い音場感を伴なっていて、すでに聴き親しんだシャンドの小品が一段スケール感を増して響く。

アルベルト・ラ・ロッカの演奏は、いずれの曲も様式感と構成をよく考え、適切なテンポ設定や表情付けを施していて、非の打ちどころがない。10弦ギターの拡張されたバスも効果的に組み入れられている。弾き手によって、軽いサロン風小品に留まりそうなシャンドの作品が、ロッカによってその魅力が隅々まで表現されたことは、本当に素晴らしい。


この盤の音源。全60曲


ロッカによる演奏。テデスコの作品210(「備忘録」~前奏曲と練習曲集)から「ガイヤルド」



これまでに書いたシャンドとロッカに関する記事
http://guitarandmylife.blog86.fc2.com/?q=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%89



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セルシェル編「ギターのための12のイギリスの歌」



以前も書いた通り、昨年春頃から左手の不調が顕在化。人差し指に負担のかかる運指があると痛みが走るようになった。その後は、あまり無理せず指の様子をみながら騙し騙し…という状態が続いている。幸い決定的に弾けなくなったということもないので、調子のいいときはむしろ積極的に弾いている。先日、楽譜棚の整理をしながら見つけたこの楽譜を広げて少し遊んでみた。


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先回の記事に書いたイェラン・セルシェル(1955-)編の「ギターのための12のイギリスの歌」と題された曲集。十年程前に現代ギター社から発刊されたもの。ビートルズの作品から6曲、それとバロック期の作曲家フランチェスコ・バルサンティ(1690-1772)が採譜・編曲した「古いスコットランド民謡集」から6曲が選ばれ、セルシェルがギター用にアレンジしている。

おそらく、この曲集を手にした愛好家の多くはビートルズの名に惹かれたに違いない。あるいはセルシェルのアレンジしたビートルズを村治佳織が弾いたことも影響しているかもしれない。ぼく自身は十代だった60年代後半から70年代前半がそのままリアルタイムにビートルズ時代だったが、熱心なファンになることもなく過ごした。この曲集ももちろんビートルズの名で目に付いたものではあるが、ぜひ弾いてみようとも思わず、何となく…手に入れた。入手後しばらくは書棚に収まったままだったが、その後思い出したように取り出して弾いてみると、バルサンティ編の6曲が中々楽しく、そちらばかり弾いている。技術的な難易度もさほどではなく、苦よりも楽しみが勝る。

ビートルズのいくつかの曲がクラシカルな様式や雰囲気をもち、イギリス民謡に通じる曲想をもっていることはしばしば言われることだ。こうしてスコットランド由来の民謡と一緒に並べて曲集に収め、通して弾いてみると、そのことをあらためて実感する。20世紀の音楽と数百年前の音楽とが違和感なく繋がる。


セルシェルによる最近の演奏。バルサンティ編のスコットランド民謡から2曲。
「Busk Ye Busk Ye My Bonny Bride」「Clout the Cauldron」


同 「Lochaber」 楽譜ではト長調だが、ここではニ長調で弾いている。


ビートルズ「Eleanor Rigby」



IMSLPにあるバルサンティの「古いスコットランド民謡集」
https://vmirror.imslp.org/files/imglnks/usimg/2/29/IMSLP587257-PMLP194938-Completed_Version_for_Checking.pdf



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セルシェル「ギター・リサイタル第2集」



一昨日の日曜日に寒冷前線が通過。季節が一段進んで朝晩の空気が冷たく感じる。11月も半ば。相変わらず程々に忙しい。秋の好日、有休でも取って気ままにドライブと行きたいところだが、中々ままならない。きょうもいつも通りに仕事をこなし、7時をだいぶまわって帰宅した。ひと息ついて…今夜はギターでも聴こうかと、この盤を取り出した。


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イェラン・セルシェルの「ギター・リサイタル第2集」と題された一枚。バッハとソルの作品が収められている。録音は1979年。デヴュー盤である1980年録音の「ギター・リサイタル第1集より一年早い録音。

セルシェルが1978年のパリ国際コンクールで第1位になってデヴューし、人気を博した70年代の終わりから80年代入る頃はちょうどぼくも社会人になった時期で、まだまだ学生気分でギターを弾いていた。しかしその後仕事に追われギターからも距離をおくようになった。ほぼ20年ぶりでギターに復帰してみたら、新人だったセルシェルもバルエコも、そしてもちろん自分もすっかりオジサンになっていた。あたり前の話だが…

久々に針を下ろしたセルシェルのバッハ演奏の盤。この盤にはフーガト短調BWV1000とプレリュード・フーガ・アレグロ変ホ長調BWV998が収録されている。かつての印象そのままで、実に端整な演奏だ。11弦ギターの特性もあってバッハのポリフォニックな音楽を存分に楽しめる。当時まだまだメジャーだったスパニッシュでラテン的なクラシックギターの独自の音楽表現とは隔絶していて、いわゆるギター的な表現や音色感ではなく、器楽としてきわめて普遍的な演奏を繰り広げている。こうした演奏なら他の楽器を弾く人が聴いても違和感はまったくないだろう。具体的には、安定したテンポとしっかりした拍節感、不要なスラーやポジショニングの排除、均一な音色…そうした要素が奏功しているわけだ。

B面にはソルのモルソー・ド・コンセール作品54とソナタハ長調作品15が入っている。特に作品54はあまり聴く機会がない曲だ。作品15は明るく古典的なフレーズに満ちた単楽章のソナタ。これらは通常の6弦ギター(ジャケット写真からみるとホセ・ラミレス3世)による演奏で、聴き親しんだクラシックギターの世界ではあるが、セルシェルはここでも普遍的かつ安定した古典的な様式感にのった音楽を展開していて素晴らしい。


この盤の音源。バッハBWV1000


最近の様子。BWV998のプレリュード



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プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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