PCセットアップ
先々週注文した、IBM(現レノボ社)のノートPCが届き、セットアップを始めた。始めた…というか、実はその前の準備作業に手を焼いている。これまで使ってきたPCはWindows-XPのデスクトップだが、新しいOS;Windows7のPCにデータを移すには少々手順が必要なことがわかり、その段取りで時間を費やしているというのが現状だ。XPまではWindows95時代からのイメージで処理すればよかったのだが、昨年リリースされたWindows7はこれまでとは随分と勝手が違う。
その昔、MS-DOS時代からユーザーとしてPCを使い出し、出来の悪いWIndows2.1や3.1で随分酷い思いをした経験がある。その後、部品を集めた作ったPCにNetWareを入れて会社のネットワークサーバーを構築したこともあった。そこそこのヘビーユーザーであったが、Windows95あたりからは自分で中身を見ることもなく、エンドユーザーに徹してきた。そして今回はWindows7を前にして、完全に初心者オジサンと化している自分に気付いた。
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途中までセットアップが進行した新しいThinkPadは、当初の買替え目的「音の静かなPC」は見事に達成している。まだヘビーな使い方をしているわけではないが、冷却ファンの音は極少でほとんど気にならない。元々IBMのThinkPadはビジネスユースで、機械としての作りがしっかししていて、キーボードの感触もノートPCの中では最高の部類だ。ぼくも10年ほど前まで、ThinkPadの530や535と使った経験があって、今回も機種選択にあたって最初からThinkPadにしようと思っていた。値段もIBMのブランドにしては、安いことも理由の一つだった。
しかしビジネスユースであることの裏返しで、一般コンシューマ機にあるような丁寧な取り扱い説明書や親切なガイドやソフトはまったく入っていない。同梱されていたのは写真に写っている紙ペラ1枚だ。オンラインヘルプには相応の情報はあるのだが、初心者がこのマシンを買っても多分手に負えないだろう。ぼくもさきほど書いたように初心者オジサンに戻った今は、セットアップに苦戦しているというわけだ。それでもネットへの接続は有線、無線とも完了、リカバリディスクの作成も終わって、残るは現在使っているマシンからのデータの移行を残すのみとなった。データ転送ツールなるものがマイクロソフトのサイトにあって、これを使うこになる。しかしこれが中々の難物になりそうだ。データの引っ越しただけでなく、メールソフトの変更に必須になるからだ。幸い火曜日まで休みなので、その間に何とかせねばと考えている。
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