ドメニコ・スカルラッティ ソナタ L.483
暑さはほどほど湿度MAXの日曜日。いつも通りにダラダラと過ごした。
実は来週9月9日日曜の午後、当地から車で2時間ほどの埼玉県加須市でmixiのギター仲間による内輪の発表会がある。すでにエントリー済みで、いよいよ来週にせまったので、きょう曲目を決めた。今回は20分の枠があるので、かなりまとまった選曲が可能なのだが、例によって準備不足。このところ弾いている曲の繰り返しばかりでも仕方ないので、新しい曲も入れて以下の曲目を弾く予定だ。
J.S.バッハ;無伴奏チェロ組曲第1番から プレリュード・サラバンド・メヌエット1/2
D.スカルラッティ;ソナタ イ長調 L.483
J.ハイドン;アンダンテ(バリトントリオより石月一匡編)


きょうは昼をはさんでスカルラッティのソナタを練習した。イタリアンバロック後期のスカルラッティのソナタはもちろん元はチェンバロ用のものだが、歴史を通じてモダンピアノでも弾かれるし、ギターへの編曲も昔から行われてきた。ぼくはこれまであちこちの曲集に載っている楽譜をときどき拾い弾きする程度でまともに練習したことはなかったのだが、今回弾くイ長調のソナタL.483(K.322)は一連のスカルラッティー作品の中では技巧的なハードルは差ほどでもなく、暗譜をせずに楽譜を見ながら何とか弾き通せそうだったのでこの曲に決めた。
4分の2拍子のアレグロなので本来はかなり速めのテンポで軽く弾き切る曲だと思うが、(自分の下手くそを棚上げしておいてナンだが)ギターだどその軽さが出しにくい。曲想からおのずとアーティキュレーションの察しは付くが、終始同じ音形が続くのでひと工夫必要だ。しかし、ある程度の速度で弾き出すとこの曲の持つ軽快さやちょっとコミカルな面白さが感じられ中々楽しい。装飾音の扱いも大きな課題だが、今回はそこまで考える余裕がないのでほぼ譜面通り弾く予定。
ハイドンのアンダンテは2003年に他界した石月一匡氏がバリトントリオから編曲したもので、ハイドンらしい古典的な雰囲気が楽しめる。バリトンの弓をゆったり弾くイメージでメロディーラインをややテヌート気味に歌わせ、時々現れる16分音符を軽やかに弾いてアクセントを付けていく。…と、まあイメージトレーニングはいつも通り十分なのだが、本番になると存外あがって指がコントロール出来なくなる。さて来週に本番はどうだろうか。
YouTubeには様々な演奏がアップされている。
まずは大御所ミケランジェリのピアノ
エリオット・フィクスのギターにルセロ・テナのカスタネットが加わった演奏。
ギターオジサン達の新たなアイドル朴葵姫(パクキュヒ)の演奏。
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