日曜好日
秋も盛り。文化の日に続く日曜も好天に恵まれた。毎年この時期東京北の丸公園内の科学技術館で<弦楽器フェア>が開かれる。昨年は久しぶりに出向いたが、今年はパス。もう少し近ければ気軽に行けるのだが、当地からでは往復の電車賃ほか相当の覚悟と目的が必要だ。そんなわけできょう日曜はもっぱらご当地徘徊で地産士地消の一日を過ごした。
あさ犬を連れ立って散歩へ。近所のショッピングセンターを1周する。数年前までは某自動車メーカーの工場だったが生産拠点再編で九州へ移転。その跡地に大型のショッピングモールが出来た。JR前橋駅から歩いて10分かからないという市街地立地はこの手の店には珍しいだろうか。幸い来客に恵まれ町内も明るい雰囲気になった。けやき並木はそろそろ色付き始め、ハナミズキは赤い実を付けていた。




昼少し前に市内中心部で開かれている福島県とのコラボ・イベントを覗く。当地群馬県産と福島県産の農畜産物のコラボとかで、タイミングよくパエリアが出来上がり、熱々を食す。福島県産きのこと群馬県産福豚に西国スパイスが合体。美味しくいただきました。

腹ごしらえも終わり、昼をまわったところで当地から西へ1時間、世界遺産登録を目指す官営富岡製糸場がある富岡市へ向かう。目指すは富岡製糸にあらず、周辺の古い倉庫を会場にしたナチュラル志向のイベント。富岡市には先日ユニセフの大使が見学に来たとか。最寄駅;上信電鉄・上州富岡駅周辺は整備の真っ最中。数年するとすっかし様変わりするのか、レトロな雰囲気は今のうちが見納めかもしれない。イベント会場は当地群馬県内のこの手のイベントではお馴染みのクラフトショップや移動販売ワゴンで賑わう。










つるべ落としの日暮れに追われて帰途へ。途中、隣り町高崎市内の人気の変り種蕎麦屋で夕食。伝統の蕎麦もいいが、昨今蕎麦は少々スノッブになり過ぎた。若い店主の自由な発想のカジュアルな蕎麦も好感が持てる。

…というわけで一日お疲れ様でした。まもなく日付けが変る頃。イザイの無伴奏ヴァイオリンを聴きながら昼間買った本を開く。西川和子著『ビウエラ七人衆』はギター・古楽器愛好家の間でちょっと話題になっている新刊。さてどんなもんでしょう。緒方英子著『楽器のしくみ』は、この手の本を1冊は欲しかったので。カラー図鑑のような安直な本だが2006年に出てからこれまでに11刷と増刷を重ねていて好評の様子。千蔵八郎著『音楽史』は1968年初版。2010年前に47刷と定番中の定番。特に不案内のバロック以前、初期キリスト音楽からグレゴリア聖歌、中世世俗音楽やフランドル楽派、そしてルネサンス…今更ながらの音楽史の整理整頓のため。


さて久々にフル回転の日曜日も終わり、あすからまた一週間。風邪も何とか癒えたし、ぼちぼちやりましょか。
イザイ;無伴奏ヴァイオリンソナタ第4番
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