ピアソラとジュリアーニをさらう


日曜も終わり明日から仕事…いや、三連休につきもう一日休みだ、ヤッホーと、大人げなく叫んで今夜はギターの練習に精出した。先日の記事に書いた通り、近々チェロやフルートと合せることになりそうで、そのおさらい。ギター弾きだけのmixi仲間の遊びと違って、今回のお相手はチェロやフルートの正統的なトレーニングを積んでいる玄人はだしのメンバーなので、笑ってごまかし和やかに…ではあまりに失礼だと思い、少しは練習しようと心に決めた。


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予定している曲はピアソラ:タンゴの歴史(原曲通りフルートと、またチェロとも)とジュリアーニのグランドソナタ作品85(フルート)。それとブルクミュラーの夜想曲(チェロ)。ジュリアーニは高校時代に級友のフルート吹きと合せたことがあり、もちろん難所はあるが、乗り越え方も何とか見込みがつく。ブルクミュラーは初見でもいけそうだ。問題はピアソラ。
曲は馴染みがあるし、ステージでも聴いている。しかし自分で弾くのはもちろん初めて。楽譜を前に弾き出したのもつい先日だ。さらっと曲を聴いているとラテン系のノリで弾いているようなところも、楽譜をみると十分緻密に書いてあって、それを忠実に弾くのはアマチュアレベルでは荷が重い。実のところ楽譜を見る前に、何とかなるでしょうと見栄を張ってしまい頭を抱えているところだ。

ジュリアーニの第1楽章。ギターの活躍する経過句。
四分音符M=120くらいを予定。
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タンゴの歴史・第1曲:bordel-1900の佳境。右手がもつれる。所々にある左手の拡張箇所も難易度高。
八分音符M=180の指定。
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ジュリアーニのソナタは4楽章ある古典様式の美しい曲。ギターは伴奏音形も多いが、ソナタ形式の第1楽章では第2主題をギターが提示、そのあと十数小節に渡ってジュリアーニらしいテクニカルなパッセージがあったりと、十分弾き応えがある。ピアソラはスピード感をもって記譜された通りに弾くには、合理的な指使いも必須。苦あれば楽ありというが、折角の機会なので大いに楽しみたい。さて、どうなるか。


タンゴの歴史:第1曲bordel-1900のVn版。ギターはヘッドの形からサイモン・マーティー作とわかる。



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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