ホリー・コール ガール・トーク


今月は業務中々多忙にして、夜のんびりと音楽を楽しむ余裕もないまま月末。そして早いもので、あすは仕事納めだ。この年末年始はカレンダーの巡り合わせよく、官公庁も民間も原則九連休。年の瀬の雰囲気はもひとつないが、ひとまず今年もお仕舞いだ。

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おとといクリスマスイヴの夕、都内での仕事を終えて東京駅に向かい、新名所日本郵政ビル:KITTEをちょっと覗いてきた。ちょうどクリスマスイルミネーションもあすで終わるという日で、折からコーラスグループJIVEがミニライヴをやっていた。吹き抜けにそびえる大きなもみの木は当地群馬県産だそうだ。

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今夜も日付が変る時刻。STAXのヘッドフォンを頭にのせ、ナイトキャップ代りにホリー・コールの初期のアルバムを聴いている。1990年の録音、1993年のリリース。確か彼女のトリオの第2作目ではなかったか。シンプルなバックにのせて浸透力のある歌声が耳元でささやく。今年も単調で呆気なかったけれど、まあいろいろありました。そんなつぶやきをしつつ、年の瀬を迎える。

この盤の全曲。


彼女のHPにあった映像。この時期に相応しい。



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パスキエトリオ モーツァルト/弦楽三重奏のためのディベルティメント変ホ長調 K.563


先週後半は関東地方にわずかながら降雪もあり、雨混じりの日が続いた。きょう日曜になってようやく天気回復。辺りの街路樹もすっかり葉を落とし、気温低く冬本番を思わせる。このところじっくり音楽を聴く時間もなかったが、きょう日曜の昼下がり、好天の陽射しも部屋に差し込み、レコードでものんびり聴こうかという気分になった。
ところで、以前から予定していた知人とのチェロとの合わせを先日楽しんできた。その様子はあらためて記事に書きたいと思うが、久々に間近で聴いたフルートやチェロの生音と彼らとの会話から、やはりクラシカルな室内楽はいいなあと感じ、きょうはこんな盤を取り出した。


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パスキエトリオによるモーツァルト「弦楽三重奏のためのディベルティメント変ホ長調 K.563」。パスキエトリオの名盤として昔から知られるものの一つ。詳細データを確認していないが、60年代初頭のステレオ録音。手持ちの盤は例によって出張の折に梅田の名曲堂阪急東通り店の60年代コーナーで見つけたもの。1965年日本コロンビアの盤で、こうしたものにコスト削減のメスが入る前に時代の分厚い盤質で、聴いていてもノンノイズの美しい再生音が楽しめる。
この曲は563という番号からもわかるようにモーツァルト最晩年の作品の一つ。39、40、41のシンフォニーを一気に書き上げた年にこの曲も書かれている。ディベルティメントの定石通り全6楽章構成。両端のアレグロ楽章の間にメヌエットを二つおき、その間にアダージョ、アンダンテの変奏曲をおく構成。
弦楽三重奏という編成は楽器を弾かずにレコードやCDで音楽を聴いて楽しむだけの愛好家にはあまり馴染みの深い編成ではない。しかし、プロアマ問わず弦楽器をたしなむ人にとっては室内楽はその楽しみの多くの部分を占めているし、弦だけの二重奏や三重奏も、練習用課題としても演奏会用ピースとしても重要なものらしい。そのあたりのことを先の知人達との話の中でこの度あらためて感じた。
この曲はさすがに楽聖モーツァルトの晩年の作品だけに、技量、音楽性とも高いレベルが要求される作品と思われる。こうして聴いていると、弦楽四重奏はまったく違う響きと楽しみを感じる。ヴァイオインが1本少ないことにより響きが薄くなる反面、その透明度は高まり、和声の移ろいやフレーズや曲想の変化はむしろ明瞭に聴く側に訴えてくる。響きのボリュームやダイナミズム以外の要素に対して、より耳を傾けるようになる。耳のダイエットという言葉が適当かどうか分からないけれど、聴く側の耳にも時には一汁三菜の味わいを教えておかないといけない。


第1楽章。


ピアノスコアを見ながら



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昭和歌謡 思い出多き<冬の巻>


関東地方では、昨晩から振り出した雨が朝までに雪に変るとの予報もあったが、シベリア生まれの寒気の押しが足らず、降雪には至らず。終日小雨混じりの一日となった。天気の回復は遅れているようで、まもなく日付が変るというこの時間になっても、むしろ雨足が強くなっている。こんな夜は、辛口のぬる燗でもやりながら昭和歌謡でも聴こうか…おっと、いけない。無粋な下戸は渋茶で一杯でありました。


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取り出したのは以下の4枚。
 北の宿から
 津軽海峡冬景色
 哀しみ本線日本海
 小樽のひとよ
小樽のひとよが少々時代をさかのぼって1967年。北の宿からと津軽海峡冬景色が70年代後半。哀しみ本線日本海は1981年の作だ。いずれの盤も10年ほど前に近所のリサイクルショップのジャンク箱から@50円で捕獲してきたもの。
小樽にひとよでは鶴岡雅義のレキントギターが懐かしい(写真のギターは黒澤澄雄作レキントギター:鶴岡雅義モデル)。この曲が流行った中学2年の頃ギターを弾き始め、このイントロも耳コピーして弾いた記憶がある。北の宿からと津軽海峡冬景色が巷に流れていた頃はちょうど大学時代の真っ只中。実らぬ恋に悶々としながら、北陸のうつうつとした暗い冬の中で過ごしていた記憶と阿久悠の名調子が重なる。両曲ともイントロにはマンドリンやテナーサックスが使われ、昭和歌謡の王道を行く。哀しみ本線日本海は80年代初頭の作。コードの扱いに少し新しい感覚が入っている。70年代中盤以降のぼくは、クラシックに没頭していた時期で、歌謡曲を好んで聴いた記憶はまったくないが、巷間流れていたメロディーはしっかり身体にしみ込んでいて、今更ながらにこうして聴くと、グッときてしまうのだ。


小樽のひとよ


津軽海峡冬景色。1989年の熱唱。



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ホセ・マリンのギター


先日の記事で、最近試奏した楽器について書いたが、その後そのうちの1台を送ってもらい現在自宅にて鋭意試奏中だ。一般の<何でもおいてある>楽器店や大手チェーン店と違い、クラシックギター専門店の敷居は低いとはいえない。これはギターばかりでなくヴァイオリン属など他の楽器でも同様だ。大体は大都市にあり、雑居ビルの階段を上がっていった一番奥やマンションの一室も珍しくない。そういう場所にあるから敷居が高いのか、敷居を高く、つまりは一般の流れ客を相手にしないからそういう場所にあるのか、まあその両方だろう。そういう店であっても、一、二度買い物をし、客が信用のおける相手で、なおかつ(ここが重要)楽器の扱い方を心得ていると判断すると、かなりの値段の楽器も自宅へ送ってくれる。個人の製作家でも試奏用の楽器を送ってくれる方もいるし、よかったらそのまま引き取って下さいと、ケースに現金書留の封筒を同梱していきたベテラン製作家もいた。楽器店との付き合い方に関しては、いつか書きたいと思う。


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さて、届いたのはスペイン・グラナダの製作家:ホセ・マリン2011年作のもの。店で弾いたときの印象そのままに、明るくカラッとした音でよく鳴っている。あまりに明るく鳴るので、少し音に重量感と太さを加えてみようと、弦をオーガスチンのリーガル(高音)と赤(低音)に替えて様子をみている。弦長650mm。ボディーサイズは標準かややコンパクト。重量を計ると約1500g。弦の張りも柔らかく感じる。極端ではないが、軽く柔らかく作られたギターだ。表板はスプルース、横裏は中南米ローズウッド。糸巻きはルブナー。塗装はセラック。工作精度もスペイン製ギターによくあるカジュアルさはなく、精緻に作られている。前オーナーは初心者であったとのことで、弦交換に伴う駒周辺のキズと表板の弾きキズが散見されるが、美品中古といってよい。
ギターの音色の印象に大きく影響する低音ウルフの設定はG#。突出して響く感じはなく、腰高でもドッシリ型でもなく中庸だが、6弦5フレット以下のボリューム感は十分ある。中高音は音の立ち上がりが速く、サステインも自然でよくのびている。自宅の部屋で弾いて自分で聴いているという状況下では、全体の音量感はぼくの手元にある楽器の中でも一、二を争う。総じて欠点らしい欠点が見当たらない。あえて言うなら、選ばれた名器が持つ音色の奥行きの深さ、楽器全体から放たれる風格といったものに欠けるだろうか。すぐに下種な例えをしてしまうが、おきゃんな少女時代を終えて、少し色香を漂わせ始めた若やいだ娘という印象だ。

昔よく日本のギターの音は暗く、スペインのそれは明るいと単純な言われ方をされた。ぼく自身も音色についての感度が今ほどなかった昔は、そんなものかなあ位に思っていたが、このマリンのギターを弾くと、かつてのそうした言われ方が現在も依然としてあると感じる。もっともマリン一族やアントニオ・ラジャ一族などに代表されるグラナダの楽器は、同じスペイン製のギターの中でも取り分けその傾向が強く、ラミレス系譜のマドリッド系のギターとはかなり性格が異なる。かつてサントス・エルナンデスやマヌエル・ラミレスらによって隆盛を誇ったマドリッド派も、60年代中庸以降のラミレス3世の影響もあってか、世代交代ごとに作風が変ったというのがぼくの認識だ。アルカンヘルやバルベロ・イーホなどの近作も弾いたことがあるが、かつてのスパニッシュな味わいが感じられず、すっかりモダンな音作りになっている。むしろグラナダ系の方に古きスパニッシュの雰囲気を感じる。マリンの楽器はモダンでよく鳴る楽器でありながら、そうした古いスペインの楽器をほうふつとさせる気配を持っていて、中々好ましい。さて、この初々しい色香にオジサンが参ってしまうのかどうか。いずれ後日談を。


スペイン、英国、フランスの楽器から代表格をそれぞれ数本を取り上げ比較し、その特徴についてコメントしている。マリン(叔父のアントニオ・マリン)も選ばれ、グラナダ系楽器としての特徴を説明している(2分10秒過ぎから)。
西:アントニオマリン・モンテロ、パコ・サンチャゴ・マリン他
英国:ゲリー・サウスエル、サイモン・アンブリッジ他
仏:フレドリッシュ、ドミニク・フィールド他



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ヤニグロ他 シューベルト ピアノ三重奏曲変ロ長調作品99


この秋、コーヒーのネスカフェが製品を一新。これまでのインスタントコーヒーあらため、レギュラーソリュブルコーヒーと呼び名を変えた。このブログのプロフィルには、深煎りの珈琲で仕事の疲れを癒すとか何とか、気取ったせりふが書いてあるが、インスタントコーヒーももちろんよく飲む。


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この度の新ネスカフェも気になっていたので、定番のゴールドブレンドを買ってきて飲んでみた。
う~ん、まあ悪くはないかな。これより不味い珈琲を出す店はいくらでもあるから、及第点としよう。そういえば、違いの分かる男の…ダバダ~というCMは健在なのだろうか。テレビをほとんど観ないのでとんと分からない。(あっ、今はドリカムなのね


さて少し時間があるの1枚聴くことにした。
前回の記事でチェロはやはりいいなあと思い、今夜はマイベストチェリストのヤニグロが参加しているシューベルトのトリオの盤と取り出した。ピアノはバドゥラ・スコダ、ヴァイオリンはジャン・フルニエ。ヤニグロとトリオを組んでいくつかの録音を残したメンバーだ。手元に資料がないのではっきりしないが、おそらく50年代初頭の録音。手持ちの盤は60年代の日本ウェストミンスター社による盤。これも大阪梅田の名曲堂阪急東通り店で買い求めた記憶がある。


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この曲を耳にするのは本当に久しぶりだったが、第1楽章が流れてきて一気に学生時代にフラッシュバックした。かつてこの曲をよく聴いたことを思い出す。堂々とした第1主題が朗々と歌われる。しかしそこはもちろんシューベルト。朗々といってもベートーヴェンのように強さが前に出ることはない。整ったソナタ形式のこの楽章は聴いていて本当に落ち着く。意表をつく展開はないが、すべてが音楽的に程よく収まる。展開部ではヤニグロのチェロも大活躍する。第2楽章もヴァイオリンとチェロの掛け合いが美しい抒情的なアンダンテ。スケルツォを挟んで、終楽章のロンドはかなり長く、やや冗長になる感も否めないが、まあこれがウィーン古典派の流れを汲むロマン派の特徴でもあり、ゆったり付き合うべしというところだろう。


この盤のLP音源。録音は1951年とある。



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M・ジャンドロン チェロ名曲集


朝の最低気温も零度に近くなり、いよいよ晩秋も終わり冬到来。折りしも明日の天気図をみると二つ玉低気圧の通過で冬の嵐の予報だ。

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週末は野暮用続きであわただしく終了。週が明けて本日三日ぶりの更新。仕事を月曜からチョイと飛ばして9時を少し回って帰宅した。ひと息付くともう夜半の時刻という、いつものパターンだ。さて何か聴こうかと思い、夜のしじまに相応しいチェロの盤を取り出した。


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モーリス・ジャンドロンの弾くチェロ名曲集。数年前に廉価盤で出た際に買い求めたのだが、すでに廃盤。アマゾンを覗いたら、とんでもない値段が付いていて驚いた。 収録曲は以下の通り。お馴染みの小品が並ぶ。1960年ジャンドロン40歳のときの録音。ピアノ伴奏はジャン・フランセ。

 1. セレナード 作品54の2 (ホッパー)
 2. オンブラ・マイ・フ (歌劇≪セルセ≫からラルゴ) (ヘンデル)
 3. 白鳥 (≪動物の謝肉祭≫から) (サン=サーンス)
 4. トロイメライ (≪子供の情景≫から) (シューマン)
 5. くまんばちの飛行 (リムスキー=コルサコフ)
 6. ロッシーニの主題による変奏曲 (パガニーニ)
 7. ギターレ 作品45の2 (モシュコフスキ)
 8. 愛の悲しみ (クライスラー)
 9. スペイン舞曲 第1番 (歌劇≪はかなき人生≫から) (ファリャ)
 10. コラール≪主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる≫ (J.S.バッハ)
 11. 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 作品3 (ショパン)
 12. 常動曲 (フィッツェンハーゲン)
 13. アンダルーサ (スペイン舞曲 第5番) (グラナドス)
 14. ユモレスク 作品101の7 (ドヴォルザーク)

チェロの小品集というのは、こうして夜更けに聴く音楽として最も相応しいものの一つだろう。手持ちの盤にも、カザルスに始まり、フルニエ、ヤニグロ、トルトゥリエ、シュタルケル、藤原真理、徳永兼一郎といったそれぞれに個性的な演奏があって、折にふれ楽しんでいる。中ではヤニグロの盤がもっとも聴く機会多く、このブログでもすでに何度か記事にした。ヤニグロの安定感と切れのある技巧、そして深い呼吸とフレージングの演奏を聴くと、どうしても他の演奏が性急かつ不安定に聴こえてしまう。ジャンドロンの演奏もそんな感じがあって、実のところあまり聴くことがなかった。今夜こうしてあらためて聴いてみると、いかにもフランス系の感覚的な即興性やいきの良さ、ときにさりげない弾きっぷりに感心した。選曲もこうした特質を生かす明るく、よく流れる曲が選ばれている。モシュコフスキではヴァイオリンかと思わせるハイトーンのフレーズを鮮やかに奏で、クライスラーの愛の悲しみやバッハのもっとも美しいコラールの一つBWV639も控え目にさりげなく歌う。


この盤の主要な曲がまとめてアップされている。


Handel - Serse (Ombra mai fu)(arr.Gendron)
Popper - Sérénade 5:04
Dvorak - Humoresque 8:35
Chopin - Introduction et polonaise brillante 12:14
Schumann - Traumere 20:05
Rimsky-Korsakov - Flight of the Bumble-Bee 23:22
Saint Saens - Le Cygne 24:32
Moszkowski - Guitare (arr.Gendron) 27:42
Fitzenhagen - Moto Perpetuo (arr.Gendron) 30:50
Granados - Andaluza 33:48
Kreisler - Liebeslied 38:03
Messiaen - Quatour pour la fin du temps - Louange à l'étérnité de Jesu 41:12


ショパンの<序奏とポロネーズ>。



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ダイナ・ワシントン Dinah Jams


比較的暖かい週末金曜の夜。今週も一週間が終了。きょうは都内での仕事を5時で切り上げたあと、上野のクラシックギター専門店にちょっと立ち寄り、8時半過ぎに帰宅した。夕飯を済ませ、バスソルトの定番クナイプ入りの風呂にゆっくりつかって週末弛緩モードへ。アンプの灯を入れ、渋茶も用意。今夜はジャズの盤を。


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1963年に39歳で急逝したダイナ・ワシントンのヴォーカルと、彼女を取り囲むように名手達によるソロ回しのジャムセッションが聴けるアルバム。1954年の録音。収録曲は以下の通り、お馴染みのスタンダードチューンが続く。

 1. Lover Come Back To Me
 2. Alone Together
 3. Summertime
 4. Come Rain Or Come Shine
 5. No More
 6. I've Got You Under My Skin
 7. There Is No Greater Love
 8. You Go To My Head

観客の拍手や反応もあって、ちょっと聴くとどこかのクラブでのライブかと思うが、カリフォルニアのスタジオに聴衆を入れて録られたスタジオセッションとのこと。幼少期にシカゴへ移り住み、そこでシカゴブルースやゴスペルに触れ、ブルースやゴスペルを歌うようになった経緯もあって、その後彼女はブルースの女王という看板を背負うことになった。とはいえ、その後のキャリアはジャズシンガーとして築かれた。この盤でもよく通る声質と強めのヴィブラート、そして明瞭な発音とアーティキュレーションにゴスペルの背景を感じることは確かだが、コテコテのブルース臭さはない。
アルバムタイトル通り、彼女の歌をメインにしながらも、クリフォード・ブラウン、メイナード・ファーガソン、クラーク・テリー他が曲によって出入りしながらご機嫌なセッションが続く。
週末の晩に、表通りから少し入ったところにある馴染みのバーで、強めの酒をワンショットやりながら、こんな盤を古いアルテックのスピーカで聴くなんてのは、中々いい絵になりそうだ。まあ、下戸のぼくには縁のない話ですけどね。

You Go To My Head。
ダイナがひとしきり歌ったあと、3分20秒過ぎからのソロ回しがいい雰囲気だ。



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プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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