閑話休題 2014年6月下旬

■ 楽譜届く
注文していた楽譜がGG社から届いた。チェロとのデュオ用の楽譜2点。シューベルトのアルペジョーネソナタをやろうということになり、これまでアタリを付けるために使っていた西垣正信編の楽譜に加え、昔から使われているラゴスニッヒ編を注文していた。相変わらず美しい装丁のSCHOT版。ついで同じラゴスニッヒ編のファリャ:スペイン舞曲(MAXESCHIG版)も手に入れた。アルペジョーネの楽譜を少し覗いてみたが、数ページに渡って校訂ノートがあるし、ピアノ原譜を基本にしながらもギターの特性を考慮した音使いになっているようで、西垣編で少々難を感じていたところがクリアになるかもしない。

DSCN2563 (480x480)

写真に一緒に写っているのは米マリ社の弦。2年ほど前から使っていて、好印象を持っているもの。高音は完全なクリアナイロン。低音弦の銀メッキもよい品質だ。音はやや軽めで反応がよく、ギターの類型でいけば、軽い楽器によく合う。ぼくは弦の交換インターバルととても長いのだが、手持ちがなくなったので、楽譜を注文するついでに2組だけストックしておくことにした。

■ もう音盤は増やさない方針だが
待ちに待ったというか、まさか実現するとは思わなかったというか…
DG創成期を担ったフリッチャイのボックスセット(HMV TWR)がリリースされた。今回は管弦楽編の45枚。2015年には合唱曲・オペラの録音を集めた続編が予定されているらしい。

fricsay.jpg

これは迷うところだ。福沢諭吉1枚という価格が微妙だ。6桁プライスにでもしてくれたら即あきらめるのだが、45枚組で1万円でっせ、オクサン…といわれると、オクサンじゃないけどいいかね?と乗り出しそうになる。懐具合よりもまず、またボックスセットが増えるということ自体、そろそろ終焉を前に人生の片付けに入ろうというときに、また物を買い込むということが引っ掛かる。フリチャイは大好きな指揮者だが、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスのP協にドッペル、コダーイ、バルトーク、ウィンナワルツ集、チャイコ悲愴等、主要なステレオ録音は大体入手済み。50年代初頭のモノラル期まで手を出すかどうかが、多いに悩む。

toscanini.jpg

ボックスセットといえば、これもずっと引っ掛かっている。トスカニーニRCA録音のコンプリートボックス。こちらにいたっては85枚組でやはり諭吉1枚だ。HMVやTWRでの在庫が無くなったが、アマゾンではまだ入手可能
四の五の言わず、さっさとオーダーしてスッキリするか、妙な美意識でストイックに腕組するか…。さて、どうしたものか。


ファリャ:スペイン舞曲。


ファリャ:ナナ



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チェロと合わせる 2014年5月編


昨年秋に勤務先知人から「ギターの相方を探しているチェロ弾きがいるのだが、与太さん、相手できる?」との打診があって始まったチェロとのデュオ。ひと月以上前になるが、5月連休中に合わせ練習をもった。去年12月、今年3月に続き今回で三回日。先回は選曲も兼ねた初見大会という感じで、楽しむ余裕もないまま、あっという問に時問が過ぎてしまった。今回は曲を絞って、少しのんびりやってきた。今回は前回までメインに取り上げていたピアソラを外し、エルガーの小品と、なんちやつてジャズボツサのお遊びとして選んだブルー・ボッサを中心に合わせてきた。前回時間がなくて録音をすっかり忘れてしまったのだが、今回はひと通り録音もできた。全曲をお披露目するほどの段階でないので、以下抜粋版をアップする。こんな感じでやってまっせということで。

エルガー『夜の歌』前半抜粋。
初回合わせの録音。音の加工はリヴァーブ付加とノーマライズのみ。低音がしっかり出るオーディオセットかヘッドフォンで聴くと、このとき使ったギター(デイヴイッド・ホワイトマン作ハウザー1941年モデル)から出る豊かな低音がよく分かる。アマチュア上級レベルのチェロ相方は、初回の合わせにも関わらずさずがの歌いっぶり!。本人は細かなところが気になるので公開をはばかっていたが…




『ブルー・ボッサ』短縮ヴァージョン
冒頭のチェロ・ギターユニゾンのピチカートで開始(このアイデアはYouTubeにあった音源から拝借)。シンプルで短いA+B形式のテーマを2コーラス弾いたあとはチェロのアドリブ。チェロ相方はほぼ純粋にクラシック畑の人だが、今回このなんちやつてジャズボッサにトライアルのため、せっせとアドリブフレーズを考えたもの。実際は5分ほどの演奏となり、途中ギターソロも2コーラスあるのだが、今回は割愛して3分問の短縮版でアップした。キーCmのコードパッキングはセーハ連続で疲れる疲れる(涙)。なおこの曲は少々音にメリハリを付ける加工を施している。




次回練習もすでに7月に予定済み。お馴染み小品に加え、アルペジョーネ・ソナタへのチャレンジも検討中。アルぺジョーネソナタはチェロパートのみならず、ピアノ伴奏をはぼ忠実に再現したギターパートも中々ハードだ。ボチボチ練習せんと…

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私家版 作曲家年表2014年版


2年ほど前に作って一度公開した作曲家年表(のようなもの)を少しアップデートした。FC2ブログではPDF形式をアップできないので、仕方なくJPEGでのせることにした。A3版でプリントアウトすれば日常的に使えるだろうか。一般家庭ではA3版プリントは難しいだろうから、コンビニ受け取りのネットプリントの利用が便利かと思う。

  こちらからどうぞ ⇒⇒⇒ ◆私家版 作曲家年表◆

日頃接しているクラシックギターやマンドリン音楽の愛好家が、そのベースとなっているクラシック音楽全般の潮流に無頓着であるのを見るに見かねて作った…というと生意気なようだが、実のところはぼく自身も一度確認しておきたかったというのが本音だ。
ごく私的な確認目的に作ったもので、それ以上の価値もない。思いつくまま作曲家の名前を思い浮かべてリストアップし、wikipediaで生没年を調べて書き加えただけの安直なもの。思わぬ大家の抜けがあるかもしれない。表中の矢印は、特にクラシックギターやマンドリン(ここでは19世紀末からのものに限定)音楽への影響を示したもの。異論があることは承知だが、一つの目安にはなるだろう。


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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
音楽とクラシックギターに目覚めて幾年月。道楽人生成れの果てのお粗末。

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