田邊ギター工房へ


きょうから少し遅い夏休みを取得中。あいにくというか幸いにというか、きのうあたりからシベリア生まれの寒気流入で気温低く、きょうも最高気温は23℃ほど。どんよりした雲とひんやりした空気に覆われている。今週いっぱいはこんな天気が続くようだ。まあ、あてもない夏休み。たまった身辺雑事の処理でうだうだ過ごしましょう。さて、そんな休み初日のきょう、拙宅から車で1時間ほどの田邊ギター工房へ行ってきた。実はしばらく前にお願いしていたマイギター田邊号(こちらこちらも)のメンテナンスが完了したというので受け取りに出向いたという次第。

田邊さんとは彼が足利に工房を開いた直後の2001年に知り合い、その後も年に何度かお会いしている。マイギターの2004年作ロマニリョスモデルの田邊ギターもちょうど10歳になったところだ。仕事の邪魔をしては悪いので、あえて昼飯時に合せて訪問し、近所の店で食事をしながら、お互いの近況報告やらギター談義やら、しばしの歓談を楽しんできた。


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折から11月の弦楽器フェアに出展予定の楽器が仕掛り中で、製作の方針を聞きながら拝見。最近注力しているトーレスモデルで、横裏には真性ハカランダ、表板はアルカンヘルから譲り受けたという松、弦長は645mmで予定しているとのことだった。特に表板は恐ろしく柔らかく弾力のある材で、7本のブレイシングを施した状態でも木目にそって力を入れると大きくたわむほど。さらにそれに大きめのドーミングを加えている。田邊さんいわく「ハカランダのかっちりしたボディと、この柔らかい表板の組み合せがどうなるか、楽しみにしていて下さい」とのこと。ひと月後には形が出来上がり、ふた月後には塗装も終わって完成しているだろう。11月の弦楽器フェア三年ぶりに出向いてみようかと思っている。

与太plays田邊ギター (^^;



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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