ギターで<イタリア>



降ったりやんだりの一週間。気温も少しずつ上がっているのか、曇り空の日も湿度高く、蒸し暑い。少し動くと汗がふき出す感じだ。きょうは朝から本降り。夕方にはあがったが、予報では週末も雨マークが続いている。
さて、ひとまず今週も終わり週末金曜の晩。そういえばと、先日来たびたび取り上げているメンデルスゾーンの交響曲<イタリア>で思い出したものがあった。


Boije_0551_Costa_Mendelssohn_Italia_Andante_01.jpg  Boije_0551_Costa_Mendelssohn_Italia_Andante_02.jpg


旧友Y氏から以前紹介されたもの。イタリア交響曲の第2楽章のギターソロ編曲を思い出した。19世紀イタリアのギタリスト兼作曲家:ジョゼッペ・コスタ(Giuseppe Costa 1833-1897)の作品。ギター弾きにはお馴染みのナポレオン・コスト(仏1805– 1883)ではなく、コスタ。ぼくも紹介されて初めて名を聞いた。楽譜はBoijeコレクション(このページ下部に並ぶアルファベットから作曲者の頭文字を選ぶ)にあって、5つの小品と題された曲集の最初に収められている。
PCの画面に出して拾い弾きしてみたが、中々楽しい。当たり前だが、まんま<イタリア>。出だしは初見でつまずくこともないが、曲の進行に従って次第に和音が厚く、かつハイポジションで扱われるようになるので、あちこちつまづきながら進む。ギター2本で演奏するば苦も無く弾き通せるだろうか。ちょっとした箸休めには楽しい編曲物だ。


Boijeコレクションにあるこの曲の楽譜。
http://carkiv.musikverk.se/www/boije/Boije_0551.pdf



この版による音源は見当たらず。代わりに(というほど代わりにならないが)、ピアノ連弾によるイタリア交響曲全曲を貼っておこう。第2楽章は11分過ぎから。



★★追伸★★
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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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