思う秋の日



秋深し…淡々と日々過ぎていく。人生、こんなに短かかったなんて、前もって言ってよ…
さて、今宵はノスタルジックに昭和歌謡でも聴きましょうかね。取り出したのはこの盤。だいぶ前にも一度記事にしていた。再掲。

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岩崎宏美のヒット曲<思秋期>。何でも岩崎宏美の高校卒業に合わせて阿久悠が作詞をし、黛ジュンの兄にして昭和歌謡きってのメロディーメーカー三木たかしが曲を付けた名作だ。VI-II-V-I(ex.Am-Dm-G-C)というバロック時代からの王道コード進行をとっていて、これは三木たかしお得意のパターン。メロディーのよさに加えて、終盤で2度にわたってキーを上げて盛り上げる編曲もいい。この曲が流行った時分はまだ20代でガチガチのクラシックオタクだったから、テレビの歌番組でこの曲を歌う岩崎宏美の記憶はほとんどない。あらためて聴きだしたのは四十を過ぎてからだ。人生長生きするものだ。

この曲に関してはオリジナルの岩崎宏美よりも、カヴァーしている歌手の歌いっぷりが印象的だ。中森明菜はカヴァーアルバム『歌姫』の中で、千住明の華麗なオーケストレーションをバックに切々とささやくように歌っていて、何度聴いてもグッときてしまう。坂本冬美もいい。透明な歌声で伸びやかに歌うが、どこか憂いを含んでいる。岩崎宏美も近年この曲を再び歌っているが、少々豪華に歌い過ぎで、…思う秋の日…という風情には少々遠い。

20年近く前の坂本冬美。のびのび歌っているが、どこか押さえた感じがいい。


中森明菜。この曲の決定版としたい。千住明の素晴らしいオーケストレーション。どやっ!


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パピー順調に育っています


三連休最終日。朝はセーターがほしくなるほどだったが、その後は陽射しに恵まれ気温上昇。気持ちのいい秋の好日となった。野暮用少々。持ち帰り仕事の資料は手付かずで連休も終了だ。まあ、いつものことだけれど。ところで先日、例のパピーはどうなったの?との非公開コメントいただいたので、現状報告を。


シット(おすわり)、ダウン(ふせ)、ウェイト(まて)といった基本動作もマスター。睡眠時間は次第に少なくなってきた。
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一人前のラブに見えるヨン。
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ぼくの家にやってきたときに生後8週目で6キロを少し切るほどの体重だったが、生後14週の現在10キロとなり順調な成長ぶり。手脚が伸びて、プロポーションも次第にパピーを脱しつつある。盲導犬育成のボランティアということで、この時期の重要課題の一つはトイレトレーニング。排泄に合せてワン・ツーと声をかけ、いずれは声をかけることで排泄行為に及ぶように訓練することになる。今のところワン(小)が10~15回、ツー(大)が3~4回だが、身体の発達に従い内臓器官も大きくなり、次第に回数は減っていく。盲導犬として仕事をするようになれば、外出中はトイレも我慢しなければならないから、出かける前にワン・ツーコールでトイレを済ませる。

また愛玩犬のように一方的な可愛がり行動は控えなければならない。一緒に遊んだり、散歩にいくのも、あくまで人間側の都合に従うようにしなければならないのだ。愛情たっぷりに接するのもちろんだが、その目的は人と一緒に過ごすのは楽しいことだと認識させること。要求すればオヤツがもらえたり、かまってもらえたりするという認識を持たせてはいけないのだそうだ。まだまだ身体も小さく、脳の発達もこれからだろうが、すでに当初見られた要求吠えはなくなり、無謀なイタズラもなくなってきた。

予防接種も終わり、散歩もOK。散歩の目的もいまのところ運動ではなく、車や人の往来、いろいろの物音などに慣れること。ワン・ツーが済んだタイミングで、ごくごく短時間の散歩に出かける。人間の感覚からすると、なかなか厳しいなあという感じだが、それでもちょっとしたことで喜び、全身で表現する様は、生きることの基本だなあと、犬に学ぶところ大だ。


穴掘りはワンコの基本にして、オネムの前の儀式です。



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MOW&CAFE



発達した低気圧の通過でどうなるものかと思っていた天気も当地では大きな影響なく、週末金曜日も無事終了。八時少し前に帰宅した。夜半近くなってホッとひと息。音楽に特化したマイブログ、六年目に突入!…な~んて生意気なことを言っていたが、きょうは音楽なしのヤワなネタで。


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半年前の今年四月にリニューアル発売となった森永乳業製アイスクリーム<MOW>。コイツが中々の傑作だとの評判を聞きつけ、遅ればせながら先日近所のスーパーにて入手。満を持して本日試食と相成った。さてさて、お味はいかに…
硬すぎないクリーミーな食感、癖のないフレーバー、しっかりとした甘さ。なるほど、これは評判になるのもうなづける美味しさだ。<高級>と称されて一般に売られている諸製品の三分の一という値段が信じられない。もちろん正真正銘<アイスクリーム>類につき、乳固形分と乳脂肪分もたっぷり。超濃厚というほどのリッチ感はないが、150mLという十分な内容量もあって、不足感はない。よく、「甘さ控え目で美味しい~!」などと言うが、菓子・スイーツのたぐいは、まずしっかりと甘いのが基本だ。アイスクリームも同じ。その点このMOWは甘さの塩梅が絶妙にして十分。加えて、乳化剤・安定剤を一切使っていないとのことで、さらにポイントアップだ。すでに生チョコ仕立て、抹茶、あずきとバリエーションも展開中。しかしまずは基本のバニラをお薦めする。


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そんなMOWをスイーツ代わりに、最近発売になったゴールドブレンドの<コク深め>をちびりちびりとやっている。二年前に、もうインスタントとは呼ばせない、とリニューアルされたソリュブルコーヒー:ネスカフェゴールドブレンドに、深煎り風味のバリエーションが加わった。所詮、まともに淹れたレギュラーコーヒーと比較するべきものではないが、それでも以前からゴールドブレンドがもう少し深煎りテイストになってくれたらなあと思っていただけに、今回の新製品は朗報。さっそく調達して飲んでいる。
なんでも、発売元のネスレ社はソリュブルコーヒーに相当な自負があるようで、従来のインスタントと大して変わらないのに妙な名前は紛らわしい、と業界内で言われ、それに反発して関係する業界団体から脱会してしまったというから、尋常ではない。

折から<孤独のグルメ_season5>も放送開始。ウエストと日々対峙するベルトの穴を気にしつつも、やはり食欲MAXの秋到来を実感するのであります。


アイスクリームといえばこの曲。



コーヒーといえばこの曲。



ウッ、マンボ!のペレス・プラードによる<Moliendo_Cafe>



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プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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