イリアーヌ・イリアス



一週間折り返しの水曜日。都内での仕事帰りにお江戸日本橋のデパートへ。きょうから夏物セールとのことで、ちょいと覗いてみようかと…。赤札にひかれて洋服少々お買い上げ。大きめのトートバッグをパンパンにして帰途についた。 8時少し前に帰宅。PCをオンして二日ぶりにブログ管理画面をみると、アララッ、きょうはランキングバナーのクリックが低調。きのう更新しなかったからかなぁ。マッ、仕方ないか…
さて、ひと息ついて音盤タイム。あれこれ迷ってあげくに写真のアルバムを取り出した。ジャズピアニストでありボーカリストでもあるイリアーヌ・イリアスの、これはピアニストとしての彼女をフィーチャーした盤だ。ビジュアル狙いのジャケ買いと思われそうだが、実際クラッときそうなジャケットだ。


201607_Irianne.jpg  201607_Irianne_2.jpg


彼女は90年代の終わりに出したボサノヴァのボーカルアルバムがヒットし、人気を得た。だが、元々6歳からクラシックピアノを学び、ジャズのキャリアもピアノで始まったようだ。1960年生まれというから、もう五十過ぎということになるが、2002年収録、2009年発売のこのアルバムジャケットの美貌ぶりから、年齢は想像できない。彼女がアントニオ・カルロス・ジョビンのボサノヴァチューンを歌った盤もよく聴くが、このピアノトリオの彼女も中々いい。少なくてもビジュアル系ボーカリストの片手間という印象はなく、本格的なピアノトリオとして楽しめる。ブラジル生まれで、ボサノヴァを歌うラテン系アーティストというと、何となくノリだけで押してしまうようなイメージを持ちかねないが、この盤はライブ盤にも関わらず、きっちりと感情と技術をコントロールしていて雑なところがない。まったくオーソドクスなジャズになっていて、安定感も抜群。リラックスして楽しめるアルバムだ。


ピアノトリオでの演奏と歌。


写真のアルバムのタイトルチューン<デサフィナード>。



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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