平賀マリカ<BATUCADA>
リオ五輪スタート。前評判はアレコレあったが、蓋を開ければ、タイムスケジュールもお構いなしに進行するラテン・テイストMAXのド派手な開会式からして、いかにもリオ!と賛辞の声。地球の裏側の熱気を受けて、きょうの関東地方は一段とヒートアップの猛暑日。 昼の暑さも冷めやらぬ夜、暑さとブラジルに引っ掛けてボサノヴァでも思い、この盤を取りだした。


平賀マリカの3枚目のアルバム。音盤買い出しの際に思わずジャケ買いの1枚(^^;。以前一度記事にした盤。2008年録音。一部を除きNYで録られている。豪華ミュージシャンが参加し、ジャズ・ボッサの定番曲が並ぶ。
ボサノバというとジャジーな都内的なイメージがある一方、そのオリジンであるブラジルの土の匂いも感じる側面もある。演奏やアルバムコンセプトもその両軸のいずれに軸足を置くかで印象が異なってくる。この盤は完全に前者。ジャズテイストをベースに、ときにはスローロック風の味付けもあって垢抜けたモダンな都会の響きに仕上がっている。平賀マリカのヴォーカル云々の以前に、一流どころのバック陣とそのアレンジが秀逸。これだけセンスのいいバックで固めれば、大概の歌は上手く聴こえそうだ。バック陣が聴かせる間奏の軽いアドリブプレイも楽しみの一つ。これからしばらくは蒸し暑い夜の音盤タイムには、こんな涼やかにリラックスできる盤がベストだ。
アップテンポのタイトルチューン<BATUCADA>。BATUCADA=ブラジル・サンバのサブスタイルとのころ。男性ヴォーカル:マルコス・ヴァリとのデュオで軽快に歌う。重低音ブリブリの録音も痛快。
◆イパネマの娘◆
ナットキングコールのトリビュートアルバムのPV
★★追伸★★
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