たまには掃除をせんと…
寒冷前線通過後に天候回復の予報だったが、朝の濃霧が長引き、昼過ぎ遅い時間になってようやく太陽が顔をのぞかせた。終日在宅。しばらく前から気になっていたことがあって、きょう昼前からようやく手を付けた。年末には少々早いが、オーディオセット周辺の大掃除。機器の後ろ側にたまったホコリやら、ケーブル類の整理やら、ほぼ一年ぶりにセット裏側に手を入れた。



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音楽愛好家なら規模の大小問わず、何がしかのセットが手元にあって、ときには掃除が必要だろう。そうでなくても一般的なテレビやビデオレコーダーの類を置くラック内もクリーンにした方がいい。少々のホコリで電気的な不具合やそれが原因の火災が起こる可能性は高くはないが、きれいにしておくにこしたことない。ちなみに拙宅の現状セットアップは以下の通り。
アンプ:ラックスマン L-570
CDプレイヤー:ラックスマン D-500
SACD/CDプレイヤー:デノン DCD-1500SE
アナログプレイヤー:CEC ST930
カートリッジ:オルトフォン SPU-G
スピーカ:アヴァロン ECLIPSE
ヘッドフォンアンプ:フォステクス HP-A7
すべての接続を外し、機器を棚から下ろす。ホコリを掃除機で吸い取り、ウェットティッシュの類で拭き掃除も実施。さっぱりとしたところで機器を戻し、接続する。接点のクリーニングもやった方がいいのだろうが、煙草も吸わないし、それほど劣悪な環境でもないのでパス。すべての接続を終えて、いつものように電源投入。聴きなれた音盤で音出し確認。心なしか音もスッキリ見通しがよくなったような気になって自己満足にて業務完了となった。
ついでに、手持ちの安直レコーダーZOOM社Q2HDをリスニングポジションにセットして、スピーカからの出音を録音してみた。部屋の響きをなるべく拾わないようマイクの指向性設定をやや絞り込んだので、左右の広がりは実際よりもかなり狭くモノラル的になってしまい、大失敗。こんな録音で音質の良し悪しをうんぬんできるものではないので、まあお遊びということで。屋内外の生活雑音混入も悪しからず。
中森明菜のLP盤アルバム<クリムゾン>から<駅>。部屋の響きがのっていて明菜嬢の歌声が引っ込んで聴こえるが、実際には彼女のウィスパーボイスがヒタヒタと迫ってくる。
同じく中森明菜の<思秋期>。こちらはCDアルバム<歌姫>に収録されているもの。千住明の秀逸なオケアレンジ。
群馬交響楽団が80年代初頭に行った一連の録音から、メンデルスゾーン交響曲第4番<イタリア>とブラームスの交響曲第4番(4分20秒過ぎから)の抜粋。メンデルスゾーンは豊田耕児、ブラームスはモーリス・ジャンドロンの指揮。ともに発売当時のLP盤。カメラータトウキョウによるデジタル録音でSN良好。ほとんどサーフェイスノイズを感じずに<イタリア>の溌剌とした音が立ち上がる。群響も現在のレベルからみるとさすがに30年前ではあるが、欧州仕込みの豊田耕児が徹底的にトレーニングした成果は著しく、この演奏以前とは隔世の感があった。
★★追伸★★
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