ブロッサム・デイリーのカマトト・ボイス


う~ん、不覚にも風邪をひいてしまった。まだ11月だというのに…。先日、日曜の晩にのどがおかしいなと思っていたら、きのうは更に咽頭全体に痛みが広がり、身体もだるくなった。買い置きの薬やらのどスプレーやらを総動員したものの防戦一方。きょうは頭痛も加わり完全降伏。これ以上悪化しないよう用心しないといけない。…と思いつつ、あすの休みをいいことに今夜も夜更かし。ジャズでも聴きましょうかと、こんな盤を取り出した。


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ブロッサム・ディアリーBlossom Dearie。1926年生まれで2009年に世を去ったとWikipediaに出ている。ベースにレイ・ブラウン、ドラムスにジョー・ジョーンズという名手を従え、ピアノ弾き語りでジャズスタンダードを歌っている。このジャケット写真(1956年録音のアルバムなので彼女は30歳)を見ると、一時代前のアメリカの高校教師風情に見えるがどうだろう。数年前の夏に買ったアルバムだが、高校教師風情の印象からまったく予見できない、チャーミングなボーカルを飛び出してきて驚いた。SJ誌いわく、カマトト・ボイス。そうかもしれないが、これほど個性が明快なシンガーもそうはいないだろう。

還暦の頃と思われる映像。歌いっぷりも、このアルバムが録音された30歳の頃の印象そのままだった。ハイトーンの可愛い声で、一瞬矢野顕子かと思ったほどだ。他のアメリカの大姐御的なドスの効いた女性ボーカルとは対極の味わいである。たまには、こんなカマトト・ボイスもいだろう。さて、この歌声で頭痛も治るとよいのだが。


若い頃の映像



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