閑話休題 2016年晩秋
美しき日本の四季…というけれど、日頃自然豊かな田舎暮らしのぼくなどは、「季節は都会で感じたい」などど思ってしまう。自然の絶対量で都会はローカルにかなわないだろうが、その分様々な演出で季節感を表現する。その多くは商業主義のベースにのっているのだろうが、それをとやかくいうことも昨今はなくなった。このところ仕事以外でチョイと東京おのぼりさんが続き、都会の季節感に触れ、そんなことを考えた。

11月末神宮外苑。東京都内のイチョウ並木といえばまずはここだろう。この時期恒例のイチョウ祭りが今年は中止になったとのことだが、休日のイチョウ並木は小雨混じりの天気にもかかわらず大勢の人出で賑わっていた。隣りの神宮球場やラグビー場からは大学リーグ戦のものだろうか、時折り歓声が響く。そういえば…二十歳になった頃の夢は、都心の大学に通い、秩父宮ラグビー場で母校の試合を観戦、そのあと夕陽に輝く神宮外苑のイチョウ並木をガールフレンドと歩く…と、まあそんなピュアのものだった。結局、どれもかなわず今に至るわけだが、この時期になると気分だけはその頃に戻る。




三菱村の丸の内界隈もかつてはダークスーツのビジネスマンの世界だったが、ここ十年ほどで大きく変貌した。かつての丸ビル群の多くは新しく高層に建替えられ、ブランドショップやレストランが並ぶ。ぼくのようなおのぼりさんも多いのだろう、都会の夜景をバックにスマホのシャッターを押す光景があちこちにみられる。丸の内界隈はクリスマスまで丸の内ルミナリエと称してライトアップされる。






東京駅南口横の日本郵政本社ビルKETTEもこのエリアでは外せないスポット。旧東京中央郵便局の局舎を一部残した建屋内部には大きな吹き抜けがあって、この時期は巨大なクリスマスツリーが設置され、様々なイヴェントも開かれる。多くのテナントに加え、2・3階には東京大学博物館のコレクション展示があって無料で楽しめる。膨大な所蔵品をもつ東大博物館。その一部とはいえ一見の価値有り。ときどき関連イヴェントもあって、近くでは蓄音機でジャズを聴かせてくれるとか。


おのぼりさんの一日は忙しく歩くのでお腹もすく。帰りがけの食事は八重洲の地下街で<いきなり>ではなく、予定通りにガツンとステーキ。一昨年あたりから話題の店<いきなりステーキ>八重洲地下街店にて300グラムのサーロインを平らげてご満悦。翌日のウェストは気になるが、毎日食べるわけでもないし、まあオッケー。かくして、おのびりさんの一日は暮れるのでありました。
★★追伸★★
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