プロコフィエフ ピアノソナタ第9番他
先回の楽器ネタで思い出したのだが…
少し前に記事にしたヤマハの量産ギターCG192について、「その後どんな具合?」との非公開コメントをいただいた。しばらく知人宅へ<評価研修>に出向いていたが先日帰還。近々また記事にしようと思っているので、しばしお待ちを。 ついでながらギターネタといえば、実はあさって日曜日、ギター仲間四人によるカルテット編成で、ちょっとしたイヴェントに出て30分ほど弾く予定。あすの午後はその練習。さてどうなるか。首尾よく録音できたら公開しましょうかね。…というわけで、さて週末金曜日。本日も業務に精励。ひと息ついて、少し穏やかなピアノ音楽でもと思い、こんな盤を取り出した。

プロコフィエフのピアノソナタ第9番と<子供のための音楽>(ピアノための12のやさしい小品)が入ったLP盤。ブログ開設初期に一度記事にしていたので再掲しておこう。 もとよりプロコフィエフの熱心なファンでもなく、彼の作品の中核を占めるピアノ曲もほとんど聴いていないに等しい。例によって、ネットで箱買いした数百枚のレコードの中にあったもの。イーゴリ・ジューコフというピアニスト。昔名前を聞いたことがある程度のピアニストだが、1936年生まれで、70年代に活躍。スクリャービンの全集を録音したことで知られているようだ。
ピアノソナタの第9番は4楽章形式の大きなソナタだ。が、その曲想は規模の大きさとは裏腹に、牧歌的で美しく、安息に満ちていて、明るい曲想ながら、夜のとばりに聴くに相応しい。12曲の小品からなる『子供のための音楽』は、平易な旋律と標題を通して語られる、子供たちへの深い愛情に満ちた珠玉の小品集だ。12曲には以下のような副題が付けられている。
1.朝、2.散歩、3.おとぎ話、4.タランテラ、5.後悔、6.ワルツ
7.きりぎりすの行進、8.雨と虹、9.鬼ごっこ、10.行進曲
11.夕べ、12.月は草原の上にのぼる
子供の教育用に作られたため、手の拡張が必要なオクターブ音型がなく、ツェルニー30番程度の技量で演奏できると、ネットに記されている。副題をイメージしながらそれぞれの曲を聴くと、きっと小さな子供たちも情景を思い浮かべながら曲を楽しめるだろう。もちろん大人が聴いても、楽しく、そして心やすらぐ。いくつかの曲はギターにアレンジしても楽しめそうだ。
ピアノソナタ第9番。リヒテルの日本でのライヴ音源とのこと。上段をギターで追いかけてみるのも一興か。第1楽章出だしのモチーフが、ギター弾きにはお馴染みのバッハBWV998のフーガを思わせる。
<子供のための音楽> 12曲が順次再生される。
<子供のための音楽> 第6曲:ワルツ
★★追伸★★
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