2016年回顧 <覗機関編>


年末恒例本年回顧。ブログタイトルをなぞって<音曲編><六弦編>に続き、きょうは<覗機関=のぞきからくり編>。覗くためのからくり…まあ、オーディオって感じですかね。


201612_Avalon.jpg

201612_Audio_Setup.jpg


…と記事タイトルを立てたものの、今年はオーディオ関連の出入りは一切なし。2015年にスピーカーをアヴァロンに入れ替えてからは不動のセットアップが継続中だ。

 アンプ:ラックスマン L-570
 CDプレイヤー:ラックスマン D-500
 SACD/CDプレイヤー:デノン DCD-1500SE
 アナログプレイヤー:CEC ST930
 カートリッジ:オルトフォン SPU-G
 スピーカ:アヴァロン ECLIPSE
 ヘッドフォン:ゼンハイザーHD800ソニーCD-900ST
 イヤフォン:シュアSE535
 ヘッドフォンアンプ:フォステクス HP-A7

そもそも最近はまともにスピーカーを鳴らす機会が減った。与太ブログを書いたりネットを覗いたりしながら、PC付属のドライブにCDを入れてそのままヘッドフォンリスニングということが多い。オーディオ的には及第点に届かない構成だが、うるさいことを言わなければ深夜のチョイ聴きにはオッケーのレベルだ。アヴァロンと対峙して聴くときには、もちろん音楽を楽しむことに違いはないが、アヴァロンが提示する音場感に浸るのが主目的になってきた。オーケストラはもちろんミニチュアサイズだが、左右の広がり、前後方向の奥行きなど、実際のステージをイメージして聴く。ピアノやチェロ、ギターなどの器楽曲は、少し音量を上げれば、実際の楽器を目前にする感じにかなり近く、リアリティ満点だ。

スピーカーの解像度や音場感が向上すると、音盤に刻まれた情報にはまだ奥があるのではないかと<欲>が出てくる。そんな欲がゆえに、オーディオの泥沼にずぶずぶと沈みこむ輩も多いわけだが、その気持ちも理解できる。理解は出来るが、それを具体化するためには相当は財政出動が必要。そこで逡巡、停滞、撤退、突進…と分かれることになる。この1年、アヴァロンを生かすためには、やはりアンプとプレイヤーの入れ替えが必要かと思いつつも、アンプで音なんて変わらんよ…という気持ちもあって迷っている。具体的にはアキュフェーズのプリメインかセパレートが候補なのだが、どうしたものかと思案しながら1年が過ぎた。いじいじ迷っているのも精神衛生上よくないのは明らかで、来年は一気に突進しようかと考えているが、どうなるか。


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さて、今年もいよいよ押し詰まり、残すところわずか。代わり映えのしない本ブログの与太記事にお付き合いいただき、まことにありがとうございました。年内更新はこれにて終了。年明けには装いも新た…にはならず、またマンネリMAXでスタートの予定です。引き続き、アクセス、コメント、バナークリック、拍手等、よろしくお願いいたします。最後にこれも年の瀬恒例の長講一席。冬の噺<二番煎じ>を貼って本年最後の記事といたします。 それではみなさま、よいお年を!


2001年に急逝した志ん朝は若い頃ドイツ語を学び、大のクラシック音楽ファンでもあった。



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プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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