冨田勲の<惑星>



何気なくネットを見ていて思い出した。きのう5月5日は冨田勲の命日だった。ちょうど一年前2016年5月5日に84歳で亡くなった。そうか、もう一年か…と思い起こしつつ、彼の代表作の一つであるこの盤を取り出した。
…おっと、その前に業務連絡(^^。 只今動画サイトGYAO!で例のアレを無料配信中とのこと。5月19日までの限定。アレって、アレ…孤独のグルメ。今回はSeason2全12話。以前見逃した方はこの機にどうぞ。


201705_Tomita_Planets.jpg  201705_Tomita_Planets2.jpg


さてグスターヴ・ホルスト作曲・冨田勲編の<惑星>。
この作品が発表されベストセラーになった1977年当時ぼくはまだ学生で新譜レコードを買うこともままならず、この演奏もFM放送で聴くに留まっていた。手持ちの盤はそれから20年以上経ってから、例によってリサイクル店の百円ジャンク箱から救済してきた。ベストセラーになった盤らしく、この盤とはジャンク箱で度々遭遇。よりきれいな盤に当ればいいなあと買い求め、結局3枚同じ盤が手元にある。説明不要の演奏だが、実際久々に聴いてみても中々新鮮だ。

第1曲「火星」に入る前のイントロは、宇宙船コックピット内の会話を模した擬音から始まり、ジェットエンジンが轟音と共に点火する様子が展開する。この出だしからして70年代SFのイメージ満載でわくわくしてくる。「惑星」というともっぱら第4曲「木星」ばかりが取り上げられるが、「火星」や「金星」も劣らず素晴らしい。この曲は冨田勲が一人スタジオにこもってモーグ・シンセサイザーを操り、ダビングを重ねて作ったわけだが、シンセサイザーならではの大胆なダイナミズムや音像の定位など、オーディオ的観点からも見ても今だ素晴らしい音質を聴かせてくれる。最新のリマスタリングされたCDも聴いてみたくなる。


組曲<惑星>~イントロ・火星~


これも冨田勲の代表作<新日本紀行>のテーマ。
なお1969年まで使われた旧テーマ曲はこちら



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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