ジャック・ルーシェ プレイ・バッハ



きょうも曇天梅雨空の一日。少し早めに退勤して散髪へ。マスターの鮮やかなハサミさばきに、ハラハラと床に落ちる我が髪もすっかり白いものが多くなった。今年もあすで半分終わり。我が人生は半分どころか四分の三は終わった。なんだかなあ、こんなはずじゃなかったのだが…。 おっ~と、いけない。人生と天下国家は語らない本道楽与太ブログ。今夜もいつも通りマンネリ音盤タイムとしよう。さて、今夜は久しぶりにこんな盤を取り出した。


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初代ジャック・ルーシェ・トリオの演奏するバッハ。60年代から70年代に一世を風びしたといっていい音楽だ。彼の出現以降、バッハや広くクラシックをジャズやポップスアレンジで演奏することが珍しいことではなくなった。ジャック・ルーシェ(1934-)はクラシックの名門;パリ音楽院の学生時代からナイト・クラブやキャバレーでアルバイトとしてピアノ弾き、それがきっかけでジャズピアニストとしてのキャリアが始まった。たまたまジャズアルバムの録音セッションの合間にバッハをジャズ風にアレンジして弾いていたところ、それがディレクターの目に止まり、一連のプレイ・バッハシリーズがスタートすることになったという。

この盤は60年代半ばの録音だが、いま聴いてもまったく古さを感じさせない。中でもイタリア協奏曲は抜群の出来だ。原曲の素晴らしさもさることながら、ルーシェのセンスの良さとテクニックが光る。主題や各主題は原曲に近い簡素な扱いで始め、徐々にスィング感を高めながらドライブしていく。ドラムやベースの後押しも加わって、バッハが今の時代に生きていたら、きっとこんな即興演奏をしたに違いないと思わせるセッションだ。


このレコード聴く60年代の演奏とは少々違うが、80年代後半の動画があったので貼っておく。ドラムとベースのメンバーが入れ替わった第二期のトリオ。


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無印良品BGM集



喫茶店がカフェと呼ばれるようになったのはいつ頃からだろうか。スターバックスコーヒーが日本で人気になり始めた2000年頃からか。もともとはカフェの日本語訳が喫茶店だったのだろうから特に不思議はないのだが、喫茶店とカフェでは言葉から受けるイメージがかなり違う。喫茶店が昭和テイストなら、カフェは21世紀、平成のイメージだ。喫茶店からは薄暗い空間とタバコの煙り、素っ気無い白の器を連想するが、カフェは明るく清潔な空間と洗練されたカップ&ソーサーが浮かんでくる。今どき「サテン行く?」と言っても通じないかもしれない。 今夜はそんなことを思いながら、こんな盤を取り出した。


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無印良品のBGM集。このアルバムは無印の店舗用BGM用に収録され、実際に店で流していたところ評判がよくてCDとして一般発売にいたったようだ。写真のセットは、そのNo.2からNo.11までをコンパクトにパッケージングしたもので、近所のショッピングモール内に入っている無印の店で買い求めた。

パリ、シチリア、スコットランド、プエルトリコ、アンダルシア、スウェーデン、アルゼンチン、ハワイといった世界各地の現地ミュージシャン、それもほとんど無名といってよいメンバーの演奏が収められている。どちらかといえば、やや辺境の地のマイナーな演奏と言える。しかし現地のカフェやバーで日常的に奏でられているのはこんな演奏に違いない。中ではアルゼンチンのブエノスアイレスで収録されたタンゴ集No.10や、パリのメトロミュージシャンによるNo.2、明るいイタリアの空を連想するマンドリンの響きも軽やかなNo.9などがお薦めだ。ぼくはNo.10のタンゴ集をよく聴く。哀愁に満ちたバンドネオンやピアノの音を聴くと、かつて南米のパリと称されて繁栄を極めたブエノスアイレスの下町の様子が目に浮かんでくる。
ぼくはボックスセットを買ったが、ばら売りの中から好みのものを一つ二つと選んでコレクションしていく方が楽しいだろう。ばら売りのCDには収録地の様子を写したブックレットが入っていたはずだ。休日の午前中、とりあえずの用事を済ませ、こんなアルバムを聴きながら珈琲を淹れれば、自宅カフェの出来上がりだ。

…と書きながら言うのもナンだか、実のこころぼくは「おしゃれな」カフェより、昭和のにおいがしてくるような路地裏の喫茶店を好む。カフェだけでなく音楽も「おしゃれ~!」がつくと何だか「幸せ100%」という感じがして、少々居心地が悪い。おしゃれなカフェで素敵な彼女とデートするより、路地裏の名もない喫茶店でちょっと訳ありの女と幸せばかりでない話をする方がイマジネーションがわく。まあ、どちらもかなわない現実なので、どうでもいい話ではありますが…


17曲からなるプレイリスト。



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マズア&LGOの<イタリア>



きょう車中で聴いたNHKFMきらクラ。先週のイントロ当てクイズの正解はメンデルスゾーンの交響曲第4番<イタリア>の第1楽章冒頭。昨今マニアック度をさらに深めつつある同番組としては難易度<低>の出題だったかもしれない…なんてことを思い出しつつ、梅雨空のこの時期に聴きたくなる曲の一つでもあるなあと、こんな盤を取り出した。


マズア@19歳!
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クルト・マズア指揮ライプツィヒゲヴァントハウス管弦楽団(LGO)によるメンデルスゾーンの交響曲第4番イ長調<イタリア>。1971年の録音。手持ちの盤は70年代終盤に廉価盤LPで発売されたときのもの。第5番ニ短調<宗教改革>とのカップリング。このコンビは80年代後半にこの曲を含む全交響曲を再録し、さらに90年代になってからライヴでの映像作品も残している。

久々に針を降ろしたのだが、当時この盤を買って最初に聴いたときの印象がよみがえってきた。第1楽章の音が出てきたとき、そのテンポの遅さに驚いた記憶がある。おそらくその頃、FMエアチェックしたアバドあたりの演奏で聴き馴染んでいたからだろう。こうしてあらためて聴くと、そう驚くほどの遅さではないが、少なくても陽光降り注ぐ明るいイタリアのイメージからはやや遠い。そして19世紀半ばにはメンデルスゾーン自身が指揮者を務めたゆかりあるライプツィヒゲヴァントハウス管弦楽団の落ち着いた音色と、ドイツ風の曲の運びとが印象的な演奏だ。そうした特質は第2楽章や第3楽章でよく出ていて、第2楽章の歌謡風メロディーも過度にならずに歌い上げ、第3楽章も流麗なリズムにのる渋い音色が美しいし、トリオでのホルンのアンサンブルも落ち着いた音色だ。オイロディスク原盤の録音も聴き応え十分で、コントラバスの基音もしっかり入っているしノイズも少ない。70年前後のアナログ完成期の音だ。

マズアは1927年に生まれ2015年に亡くなった。この間、1970年から30年近くに渡ってゲヴァントハウスのシェフを務めた。公私共にいろいろスキャンダラスな話も伝え聞こえて来て、あまり積極的に注目する指揮者ではなかったが、この盤は落ち着いたドイツ風の伝統的なメンデルスゾーン演奏の一つの範としたい。


マズアとゲヴァントハウス管によるライヴ映像。1993年のものを思われる。マズア66歳。71年録音とテンポ感、全体の印象など大きく変わらない。会場は1981年に落成した現ゲヴァントハウス。


東京大学にいくつかあるオケの一つ、東京大学フォイヤーヴェルク管弦楽団による第4楽章。5分半を切る演奏時間はピリオドスタイルの演奏を含めても最速の部類だ。



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ゴットシャルク:ピアノと管弦楽のためのグラン・タランテラ



きょうも蒸し暑い一日。昼過ぎから霞ヶ関某庁にて小一時間の面談。アクセスの地下鉄は一段と暑く、汗だくだ。打ち合わせは予定通り終了。 帰宅後ひと息ついてクールダウン。きのうのタランテラ続きで、こんな盤を取り出してみた。


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19世紀アメリカの作曲家:ルイス・モロー・ゴットシャルク(1829-1869年)他の管弦楽作品を集めた一枚。アブラヴァネル指揮ユタ交響楽団の演奏。米ヴァンガード盤。録音データが記されていないが、このコンビの録音が集中した60年代中庸と思われる。収録曲は以下の通り。

 ゴットシャルク/交響曲<熱帯の夜>
 ゴットシャルク/<ピアノと管弦楽のためのグラン・タランテラ>
 モートン・グールド/<ラテン・アメリカ・シンフォニエッタ>

ゴットシャルクは幼少期からピアノの神童と言われ欧州にも名を馳せたようだが、作曲したいくつかの曲は、楽譜の多くが失われたこともあって、あまり演奏されることはない様子。そもそもこの時代ロマン派のアメリカの作曲家といってもまったく思いつかない。ゴットシャルクの名前こそ知ってはいたが、その音楽に触れたのはこの盤が初めてだ。

交響曲<熱帯の夜>は6/8拍子アンダンテと2/4拍子アレグロモデラートの二つの楽章からなる。キューバや南米での生活も長かったようで、19世紀中庸の様式にラテンアメリカの民族的要素が加わった、ロマンティックで分かりやすい作風だ。第1楽章アンダンテは冒頭から美しいメロディーが続き、それを受けてトランペットのソロが印象的に歌い…と中々聴かせるのだが、そのあとはやや持て余して展開の妙を欠く。第2楽章はラテン風のリズムにのってシンフォニックな展開を示し、中々楽しい。一方、併録されている<ピアノと管弦楽のためのグラン・タランテラ>は、ピアノのヴィルティオーゾだったゴットシャルクらしい闊達な曲。短いながらも目まぐるしく変わる曲想が面白い。熱帯物といういかラテン物というか、この手の曲は暑いときの処方箋としてまことに相応しい。


この盤の音源で<ピアノと管弦楽のためのグラン・タランテラ>


ゴットシャルク/交響曲<熱帯の夜>第1楽章


ゴットシャルク/交響曲<熱帯の夜>第2楽章



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きょうの日経文化面



きょう6月21日の日経新聞文化面をみて驚いた。 九州久留米で竹製ギターを製作している中山修氏の記事があったからだ。


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日経文化面に音楽ネタが登場することは珍しくないのだが、ギターの、それもクラシックギターの製作家の登場は過去にあっただろうか。紙面の三分の一ほどを割いて中山氏の現況と今に至る経緯がうまくまとめられている。購読されている方はもちろん、勤務先の書架に配られる方は廃紙コーナーへ回らないうちにチェックしてみてほしい。ぼくと中山氏との出会い、工房を訪問したときのことなど、以前書いた記事<ギター工房訪問記 九州・久留米 中山修>をご覧いただければと思う。その後中山氏とは2014年の弦楽器フェアでもお会いした。きょうの記事によるとますます活躍されている様子。嬉しい限りだ。


◇これまでのギター工房訪問記◇
庄司清英(大阪)
野辺正二(浦和)
中山修(久留米)
堤謙光(浦和)
廣瀬達彦/一柳一雄・邦彦(名古屋)
松村雅亘(大阪)
西野春平(所沢)
田邊雅啓(足利)
田邊工房2014年


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大萩康司Gt&小池郁江FL@横浜美術館



きのう水曜日は都内での仕事を昼で終え、予定していたコンサートへ。
大萩康司のギターと小池郁江のフルートによる…横浜美術館「ファッションとアート 麗しき東西交流」展に寄せて…と題された平日のマチネ・コンサート。


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開催中の展覧会は…江戸末期の開港以来、横浜を一つの拠点とする東西の文化交流が、人々の生活や美意識にどのような影響を及ぼしたのかというテーマを、19世紀後半から20世紀前半のファッションと美術に焦点を当てて紹介する…ものとのこと。その展覧会に似つかわしいプログラムということで、大萩・小池両氏が選んだ曲は以下の通り。20世紀初頭から現代までの時系列を追いながら、理詰めではなく、時代の感性に響くような選曲が並んだ。

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イベール:間奏曲(1935年)
ドビュッシー:シランクス~パンの笛(1912年)※フルートソロ
武満 徹:海へⅠ~toward the SEA~(1981年)
ラヴェル(ロンラン・ディアンス編):亡き王女のためのパヴァ―ヌ(1910年)※ギターソロ
吉松 隆:デジタルバード組曲 作品15(1982年)
~アンコール~ラヴェル:ハバネラ形式の小品
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小池 郁江(フルート) 大萩 康司(ギター)
2017年6月14日(水)15:00~ 横浜美術館レクチャーホール
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ファッションがテーマの展覧会に寄せたコンサートということもあってから、小池郁江は黒のドレスの上から鮮やかな前結びのだらりの帯を下げ、大萩康司は古代日本をイメージする黒のセットアップ(イッセイミヤケ作品とのこと)で登場。曲が始まる前から聴衆のため息がもれる。
幕開き冒頭から疾走するイベールでスタート。この曲のエキゾティズムを殊更強調することなく、軽やかで流麗なフレーズが続く。小池郁江は循環呼吸を駆使しての演奏だろうが、無窮動風に際限なく続くメロディーをいとも軽々と吹き抜けていく。大萩氏のギターも曲の起伏に合わせて絶妙の音色配分を施し、音量乏しいギターのハンディを感じさせない。会場の横浜美術館レクチャーホールは完全にデッドなアコースティックであったが、ほどなく耳が慣れ、フルートとギターというコンパクトでフレンドリーなアンサンブルの良さをあらためて感じた。続くドビュッシーの「パンの笛」は弱音のコントロールが見事。ぼくはフルートにはまったく不案内だが、あれほど安定したピアニシモのロングトーンは並みのテクニックでは出来ないだろうと感じた。続く武満徹のアルトフルートとギターのために書かれた「海へI」。アルトフルートの深く渋い音色と、武満徹の透徹したハーモニーを聴いていると、当日の美術館ホールそのものが海になり、ぼくら聴衆がその深く青い世界に沈み込んでいくようにさえ感じる。大萩氏の愛器1962年作ロベール・ブーシェからは透明感ある高音と深い低音が響き、申し分がない。

昨年秋に亡くなったローラン・ディアンス編の「亡き王女のためのパヴァ―ヌ」は、ディアンスらしい和声の付加と大萩康司の音色コントロールが光る。今回のコンサートに誘ってくれたフルート&チェロ両刀使いの知人がコンサートのあと、「こんなパヴァーヌは初めて。ギターの多彩な音色は素晴らしい。」と絶賛。もちろんその通りだが、ギター弾きの視線で見ていると、いかにも難易度の高そうなディアンスのアレンジに内心落ち着かない。見知った楽器の演奏というのは純粋に音楽に浸るとのはちょっと違った要素が入ってきて良し悪しだ。

コンサート後半。小池氏は大萩康司のソロの間に緑の帯に替えて<お色直し>。会場からは二度目のため息。フルート吹きには人気のある吉松隆デジタルバード組曲は、オリジナルのピアノパートをギター用にアレンジしたもの。楽譜も出ていて、大萩康司は過去にもこの曲を何度か弾いている様子。今回小池氏との合わせは二度目とのことだったが、そんなことを感じさせない息の合った演奏だ。冒頭のフルートとギターのユニゾンによる高速スケールからしてアマチュア中級ギター弾きには手が出そうにない。現代曲ではあるが、吉松隆らしい歌、意表をつくアクセントや、リズムの決めどころなど、聴きどころ満載。それを名手ふたりが鮮やかに決めていく様は圧巻だった。

日本でもっとも都会的風景の一つ横浜みなとみらい地区で聴く、梅雨の晴れ間のマチネコンサート。耳にも目にも洒脱でファッショナブルな午後のひとときを堪能。終演後は、同行したフルート&チェロ両刀使いの職場の同僚にして小池郁江の高弟でもあるK氏、そしてその知人の某老舗楽器店幹部Y女史と共に隣接のカフェでひとしきり音楽談義のオマケもついて楽しい一日を終え、帰途についた。


武満徹 海へI


吉松隆 デジタルバード組曲抜粋。これはオリジナルのピアノ伴奏。当日のギター伴奏版もよく出来ていて聴き劣りしない。



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梅雨の晴れ間の軽井沢



梅雨の晴れ間をぬって軽井沢へ。当地からは車で一時間半程の距離。別荘をもてる身分ではないので、ちょっとしたドライブ&逍遥で気分転換。いまの時期は夏のハイシーズン前で人混み、渋滞とも少なく、天気に恵まれれば静かな散策が楽しめる。一年程前には旧軽井沢から少し離れた旧三笠ホテル跡を訪れている

昼前にのんびり出発して正午過ぎに到着。まずは腹ごしらえ。旧軽井沢銀座と称する通りを一本入ったところにある評判のいいカレー屋。都内の吉祥寺や荻窪にも店がある由。<本場>を標榜するが、香辛料等日本人向けに手心を加えていると思われ、誰にでも食べやすくマイルドな味だ。巨大なナンに驚くが、甘みもあってそれだけでも美味。五郎なら三枚はおかわりしそうだ。


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胃の腑も満たされたところで、ちょいとぶらぶら。天気晴朗なれど陽射し程々。心地よい風もあって快適。今まで歩いたことのない方向へ進むと、<室生犀星旧居>の看板を見つける。こんなところのこんなものが…という佇まい。古色蒼然とした昭和初期の別荘。室生犀星(1889-1962)晩年の昭和三十六年まで毎年夏をここで過ごし、かつては堀辰雄、萩原朔太郎、立原道造、川端康成らとの交友の場所でもあった由。入場無料にも関わらず、隅々まで手入れが行き届き、往時をしのばせる。


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室生犀星と深い交友をもった当地出身の詩人萩原朔太郎(1886-1942)は音楽も愛し、みずからマンドリンやギターも奏でて楽団を作るほどだった。曲もいくつか作り、マンドリン独奏曲<機織る乙女 A WEAVING GIRL>はよく知られる。



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
音楽とクラシックギターに目覚めて幾年月。道楽人生成れの果てのお粗末。

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