森口博子
インフルエンザやノロウィルスとも幸い縁なく二月も半ば。きょうは寒さ緩んで日中は暖かな日和になった。ぼちぼち春一番の時期だ。業務程々に推移。きょうもいつも通り7時ちょうどに帰宅した。ひと息ついて、YOUTUBEを見るでもなく見ていて思い出し、こんな盤を取り出した。

森口博子のヒット曲を集めたベスト盤。2013年リリースの<パーフェクト・ベスト>。収録曲は以下の通り。
1. ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~
2. もっとうまく好きと言えたなら
3. Let’s Go
4. ホイッスル
5. あなたといた時間
6. スピード
7. 水の星へ愛をこめて
8. あなたのそばにいるだけで
9. 視線
10. LUCKY GIRL ~信じる者は救われる~
11. 夢が MORI MORI
12. 愛は夢のとなりに ~Dear Formula 1 Pilot~
13. 恋はタヒチでアレアレア!
14. もうひとつの未来 ~starry spirits~
15. 誘惑してよね夏だから
16. その胸の中でずっとずっと
17. やさしい星で
80年代半ば、ぼくはせっせと地味に仕事をし、オッサン予備軍の年齢になっていたので、アイドル歌手全盛期の当時について何も語ることは出来ないのだが、今頃になって気になる歌手がいる。その中の一人が森口博子だ。コンスタントなビッグヒットには恵まれず、アイドル歌手としてはイマイチであったが、その後は元祖バラドルとして、TVのバラエティーやトーク番組ではすっかりお馴染みなった。しかし、もとより歌の上手さでは折り紙つきの彼女。軸足はやはり歌手で、新曲のリリースこそ少ないが、現在もコンスタントにライヴをこなしている。
ざっと通して聴いてみると、やはり80年代アイドル時代の曲作りと音作り。アップテンポのポップな曲が続く。中では映画「機動戦士ガンダムF91」のテーマとして一番のヒット曲となった<ETERNAL WIND>、同じくガンダムのテレビ版主題歌<水の星へ愛をこめて>、PS2版の<もうひとつの未来>、それとCMに使われた<その胸の中でずっとずっと>などが、曲・編曲とも秀逸。単なるアイドルポップスに留まらずフュージョンテイストの凝ったコードワークも使われている。昨今はアニソンなるジャンルが成立しているらしく、ガンダム系統の曲から、彼女の名前もその方面で知られているようだ。
1968年生まれの彼女も今年は五十歳。あまりに素直な声でうまく歌うことで、かえって没個性になってしまい、強烈な個性を押し出す存在ではないだろうが、しかし、この声と歌唱でもう少しいろいろな曲を聴かせてほしいと、ひと回り以上年上のオジサンは思うのだ。
最大のヒット曲<ETERNAL WIND> 2015年ver.
デヴュー曲<水の星へ愛をこめて>と<ETERNAL WIND>(3分45秒から)
ライヴらしいパフォーマンスと分厚いバックサウンドで聴き映えがする。
<ETERNAL WIND>原作者の西脇唯
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