アキュフェーズ導入から一年 -続-



先日の記事の続きで、導入から一年経ったアキュフェーズの近況。


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システムを入れ替える前にもっとも悩んだのは、プリメインかセパレートかということだった。それまで使っていたラックマンのプリメインL-570に大きな不満はなかった。スピーカをアヴァロンにしてからトータルの音も満足できるものになったし、次のアンプもプリメインでと、当初は考えていた。順当にラックスマンの新しいプリメインに移行のつもりだったが、ここでつまづいた。最新型のL-590A2のSNが意外にも悪かった。いろいろ理由はあるのだろうが、特にフォノ系統については、80年代から90年代初頭までのレベルに比べ、昨今のプリメインアンプはフォノ段へのコスト配分は低く、往時のレベルと比べると見劣りするというのが大方の意見だった。それを実際に確認してしまったわけだ。ならば、低ノイズで知られているアキュフェーズならその心配はないだろうと思い、折よく新機種として出たアキュフェーズのプリメインE-650に照準を定めたのだが、いや待てよ、10代の頃からかれこれ40年以上に渡ってオーディオで音楽を聴く楽しみに寄り添ってきたことを考えると、一度くらいセパレートを使っても、分不相応とまでは言われないだろう、そう思うに至った。

アキュフェーズのセパレートと決めてからの機種選定は、ただただ予算との兼ね合い。当初はエントリークラスで十分かと思ったが、フォノモジュールが少々手薄とわかって、プリアンプは中堅クラスの新製品C-2850となった。パワーアンプはA級の選択肢でA-47で十分と考えていたが、その上のA-70のマッチョなガタイにやられてしまった(^^; 結果的に当初予算をだいぶオーバーして決着。あれこれ行きつ戻りつした入替えだったが、一年経った今も当時の選択で間違いなかったと満足している。


さて、そんなマイシステムによるアナログ盤実音確認のお遊び。安直なレコーダーによる録音(スマホよりマシだが)。バックには生活雑音有り。まあ、余興なのでお許しを(^^; きょうはベートーヴェンの三重協奏曲を貼っておく。オイストラフ・ロストロポーヴィッチ・リヒテルの三巨頭を帝王カラヤンが取りまとめた名盤。第3楽章のアラポラッカの中盤。



先回同様、45回転の確認もしておこう。 金妻から三十年…年取るはずだ。


高音よくのびるテノール・ガイ



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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