フェルメール展



週末金曜日。仕事をサボって上野へ。話題のフェルメール展を覗く。


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昨晩思い立って、夜半にネットでチケット予約。今朝道すがらコンビニ受け取り。混雑緩和のためチケットは入場時間で区分されている。ぼくは11時~12時半の枠を選んだ。指定された時間枠内に入場すればよく、退館時間は規制されない。11時に上野駅に降り立ち、その足でまずは腹ごしらえ。上野駅周辺も近年随分と様変わりしたようだ。昔のイメージをもっていると、オヤッと思うような今風の店も増えた。


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道中、スマホで検索して目星を付けていた「洋食遠山」で昼飯。フェルメール展会場の上野の森美術館に至近で好都合。フレンチ趣味を加味した洋食屋とのことで人気らしい。店内は明るくスタッフの対応も好印象。料理も丁寧に調製されていて、値段も良心的。二重丸のランチだ。

指定時間枠後半の12時に会場へ。列待ちもわずかで入場。会場内は二つに分けられていて、前半にフェルメールと同時代のオランダの画家たちによる諸作品、後半にフェルメールの作品が並ぶ。入口で無料配布されるイヤホンを耳のあてると、主要展示作品について石原さとみのナレーションが聴ける。リュートのBGMも流れ雰囲気を盛り上げてくれる。現存作品35点ともいわれるフェルメール。今回はそのうち9点が展示されている。ぼくは絵画にはまったく不案内だが、中ではやはり「牛乳を注ぐ女」が強く印象に残る。
小一時間で会場を出る。連れの家人のリクエストもあって二カ所程お目当ての場所をぶらつき、帰途につく。帰宅後、展示作品中にあった「リュートを調弦する女」を思い出しながら、こんな盤を取り出し、ひとしきり余韻に浸った。


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「イタリア・ルネッサンスの世俗音楽」と題されたナクソス盤。シャリー・ラムゼイという演奏家による歌(弾き語り)とソロ。楽器にはリュートの他、シターンやルネサンスギター、ヴィオラ・デ・マノなどが使われ、雰囲気たっぷりに聴かせてくれる。


この盤の音源。


つい先日放送されたテレビ番組の紹介。


展示作品を10分で解説。



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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