シューベルト交響曲第1番ニ長調



新年気分も抜け、本日も業務に精励し、ほぼ定時に退勤。職場を出ると外は5時を過ぎてもまだ少し明るく、日足が伸びつつあること感じる。さて、夜半近くなって音盤タイム。年頭からの第1番推し続く…。今夜はこんな盤を取り出した。


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ロイ・グッドマン(1951-)が指揮するハノーヴァーバンドによるシューベルトの交響曲全集。十数年前、激安ボックスセットの先駆者ブリリアントレーベルから出たもの。原盤は英国ニンバスレーベル。同コンビによる一連のピリオドスタイルの演奏はこの他にもベートーヴェンやシューマンなどが出ていた記憶がある。激安ボックスの宿命でライナーノーツはまったくなく詳細の情報は不明。録音時期はこのコンビが活躍した90年代初頭と思われる。

シューベルの第1番といってもさすがにパッとメロディーは浮かばなかった。実演で取り上げられることも少ないし、全集でもなければ単体で録音される機会も少ないだろう。1813年、シューベルトが16歳のとき作品だそうだ。曲はハイドンやモーツァルトの流れを汲む完全なウィーン古典派の様式。全4楽章30分弱の構成で、ところどころベートーヴェンの影響を感じさせるところや後年のシューベルト作品を思わせる和声などもある。16歳のまだ少年といっていい歳に書かれたとは思えないほどの充実ぶりだ。

第1楽章アダージョの序奏はニ長調トニカ分散音のトゥッティで始まる。華やかな響きで年明けのこの時期に聴くにはまことに相応しい。第2楽章はハイドン風のアンダンテであるが、和声感や曲想はかなりロマンティックに寄っていて、この時代を反映している。第3楽章はメヌエットの指定があるが、少しテンポを上げればそのままベートーヴェン風のスケルツォになりそうな曲想だ。ロイ・グッドマンとハノーヴァーバンドによる演奏は颯爽としていて精気にあふれる。残響豊かな録音と合せて、若々しいこの曲にはピッタリだ。


手持の盤から第1楽章をアップしてみた。


スコア付き音源。全楽章。



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