八ッ場ダム


当地群馬県北部で建設中の八ッ場ダムの工事が佳境を迎えている。

2019年2月初旬。八ッ場大橋よりダム本体をのぞむ。
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十年前の民主党政権時代に建設中止の決定がなされたことで全国区の話題となった当地群馬県の八ッ場(やんば)ダム。その後2011年に工事再開が決まり、ここ数年は後れを取り戻すべく突貫工事が続いている。これまでに湖底に沈む住宅や川原湯温泉の宿などは高台に造成されたエリアに移り、JR吾妻線も大規模な移設工事を終え、周辺道路や新設の橋の整備もほぼ完了している。2016年夏から始まった工事のメインイベントともいうべきダム本体のコンクリート打設工事は24時間体制を行われ、現在ほぼ完成時高さにまで達している。すでに一部の機械は解体も進めているようで、早晩ダム本体の工事は完了し、周辺整備や試験的な湛水(たんすい)に移るようだ。

首都圏で見られる大型工事。ネット時代を反映して工事事務所HPには様々なコンテンツが並んでいる。YOUTUBEには専用チャンネルが開設され、現地では見学ツアーがいくつも企画されていて、草津温泉帰りのぷらっとツアーから、八ッ場コンシェルジュによる団体ツアー、更にファン倶楽部。インフラツーリズム・ヤンバブランド…とちょっと驚きの様相だ。

二ヶ月ほど前に現地を訪れた(写真)。時折小雪の舞う中、重機の音が谷合にこだましていた。写真に写っているほとんどの部分が今年度中には湖水で満たされる。


国土交通省八ッ場ダム工事事務所チャンネルの「早わかり やんば」


同チャンネルのドローン映像2018年


ぷらっと見学会


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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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