ザ・ポール・ウィナーズ


師走第二週。押し迫った年末感は乏しいが、日ごと寒さつのり、冬到来を感じる。帰宅後ひと息ついて部屋を暖め一服。しばらくジャズを聴いていなかったと思い付き、こんな盤を取り出した。


201912_The_Poll_Winners.jpg


ギターのバーニー・ケッセル率いるザ・ポール・ウィナーズの盤。1957年録音。バーニー・ケッセルの他にレイ・ブラウンのベース、シャリー・マンのドラムスによるトリオ。収録曲は以下の通り。お馴染みのスタンダードが並ぶ中、マイナー・ムードはバーニー・ケッセルのオリジナル。ナガサキはプッチーニのオペラ「マダム・バタフライ」にヒントを得て作られたと言われるハリー・ウォーレンの作品。

Side_1
1.ジョードゥ
2.サテン・ドール
3.イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー
4.ミーン・トゥ・ミー
Side_2
1.ドント・ウォーリー・アバウト・ミー
2.グリーン・ドルフィン・ストリート
3.ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド
4.マイナー・ムード
5.ナガサキ

ジャズのアルバムらしからぬ妙に明るいジャケットが印象的だ。左からレイ・ブラウン、バーニー・ケッセル、シェリー・マンと並ぶ。その印象そのままに、中身もまったく屈託の無いスタンダードによる気軽なセッション。レイ・ブラウン以外は白人プレーヤーということになるが、三人ともゴリゴリ押し出すようなプレイはなく、どこまでも軽い、大人のたしなみという感じのセッションが続く。典型的なウェストコーストテイストのアルバムとしてヒットしたようだ。気軽なセッションと書いたが、ノリだけで弾き流す雑なところはない。おそらく一曲一曲きちんと構成を考え、打合せをした上での録音だったと思われる。
加えてこの盤、1957年というジャズのステレオ録音としては比較的初期のものにも関わらず録音も優秀だ。左右泣き別れに近い定位は時代を感じさせるものの、各楽器のリアリティやバランスなど、とても自然だ。レイ・ブラウンのベースも深く鳴り響き、申し分ない。


グリーン・ドルフィン・ストリート


サテン・ドール.



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音楽とクラシックギターに目覚めて幾年月。道楽人生成れの果てのお粗末。

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