チョイと宅録 やさしめの練習曲その2



#STAYHOMEにジョインしよう…というわけではないが、先回の続きで、やさしめの練習曲のおさらい。広げたのはこの本。


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いつものギター練習ルーチンで時々開くディオニシオ・アグアド(1784-1849)の教則本。盟友だったフェルナンド・ソル同様、ギターの特性を生かしながら古典的な味わいに富む曲が多く、今も時々コンサートプログラムに載るアグアド作品。この教則本にも初歩的な約束事の記述やメカニックな練習フレーズ、さらにやさしめの練習曲から始まり、終盤には難易度の高い曲も載っている。いつもの練習ルーチンではその中からさほどややこしくない数曲を選んで弾いている。

先回同様、譜面台に楽譜と一緒に並べたスマートフォンで撮った音源を貼っておく。自分の意図が実際の音にどれ程反映されているかのチェックには、やはり録音して聴いてみるのが一番だ。 ギターの録音ではスマートフォンを楽器の前、数十センチ位まで近づけて置くと、比較的よい状態でピックアップできるようだ。音質はモノラルながら確認用には十分かなと感じる。音質を向上させても演奏自体が向上するわけではない。今回も譜面台にポンとおいて逆光MAX。「あってはならない」弾き損じも有り。自分で思っている以上に下手くそだとよく分かる…嗚呼

楽器:ハウザー・ウィーンモデル 1921年作
弦:アクイーラ社 アンブラ800 ピッチ:A≒415Hz

アグアド教則本のレッスン番号No.109(下記25曲選のNo.1) 可愛らしいワルツ。久しぶりに取り出した使用楽器が身体に馴染んでおらず、ハイポジションの押弦ミス多発…ゴメンナサイ。


アグアド教則本のレッスン番号No.132(下記25曲選のNo.9) 弱起の曲でフレーズをどう取るかがポイントかな…


アグアド作品のリンク以下。教則本(Méthodes pour guitare)も含まれている。
https://www.guitareclassiquedelcamp.com/partitions/dionisioaguado.html
教則本の中から25曲を選んだ楽譜が以下。
http://wayback-01.kb.dk/wayback/20101028103544/http://www2.kb.dk/elib/noder/rischel/RIBS0010.pdf


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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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