祝・梅雨明け ラテンでGo!



関東地方、ドーンと梅雨明け。
ひと月半ほどの今年の梅雨はよく降った。お陰で首都圏の水がめ、当地群馬県利根川水系のダムは満水御礼。水不足の心配はゼロ。水浴び、水撒き、存分にどうぞの状態だ。…というわけで今夜は音盤も派手にドーンとイコか。…となれば選ぶ音盤はラテン物。そしてラテンと来ればこれで決まりだ。


202007_Tropical_Jazz_Band.jpg


本ブログでも時折登場の熱帯JAZZ楽団。取り出したのは真っ白なジャケットに堂々とバンド名を記した同楽団のデビュー盤「ライヴ・イン・ヨコハマ」。1997年録音。収録曲は以下の通り。

1)マンボ・イン
2)フィエスタ・ア・ラ・キング
3)スクイブ・ケーキ
4)スカイ・ダイブ
5)メルティング・ポット・ハーモニー
6)カンガルー'98
8)チューン・アップ
9)マンボ・メドレー
*マンボ・ナンバー5/*テキーラ/*エル・マンボ/*エル・クンバンチェロ

正直なところ、この楽団の演奏に関していえば曲目は二の次。もっと言えば、どうでもいいのだ。モチーフが何であれ、圧倒的なグルーヴ感とダンサブルなノリの前に、すべては熱帯JAZZ楽団風になってしまう。元々メンバーのレベルが超高い。神保彰のドラム、森村献のピアノ、中路英明・青木タンセイのトロンボーン等々。そしてもちろんカルロス菅野。ジャズ、フュージョン、ラテン界のオールスターズといってよいメンバーが揃っている。このバンドのライヴは何度か経験しているが、きっちり書かれたスコアをベースにしたバシッと決まるアンサンブルと、個人芸のインプロヴィゼーションが高い次元で融合していて圧倒される。このデビューアルバムには定番、オリジナル、様々な曲が収録されていて、ライヴならではの熱気と迫力で聴かせてくれる。夏本番前の景気付けには最高だ。


この盤の音源。「マンボ・イン」「スカイ・ダイブ」「マンボ・メドレー」


彼らの名刺代わりの曲「セプテンバー」


昨年末@ブルーノート東京。



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プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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