カーメン・マクレエ&デイヴ・ブルーベック



きょうは在宅勤務で終日ステイホーム。きっちり、しっかり仕事して(ホントか?)、宅内終業のあと少し時間があったので、先日のデイヴ・ブルーベックの夜想曲で思い出し、こんな盤を取り出した。


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カーメン・マクレエ(1922-1994)とデイヴ・ブルーベック(1920-2012)の協演盤。1961年ニューヨークのクラブ「ベイズン・ストリート」でのライヴ録音。客の談笑やグラスの触れ合う音がバックに聴こえてきて雰囲気満点の一枚。収録曲12曲中11曲がデイヴ・ブルーベックの作曲によるもの。いずれも軽いスウィング感のジャズ王道スタイルの曲ばかり。

デイヴ・ブルーベックといえば「テイク・ファイヴ」ということになるが、この盤ではカーメン・マクレエによるヴォーカルヴァージョンのテイク・ファイヴが楽しめる。テイク・ファイヴは、チャイコフスキー悲愴交響曲の第2楽章とならんで5拍子のもっとも有名な曲のひとつだろう。両曲とも聴くたびに5拍子という拍子の自然さに感心してしまう。
相変わらず大アネゴ風情たっぷりのカーメン・マクレエだが、まだドスコイ状態までには至らない時期か、ときにチャーミングな表情もみせる。ライヴということもあってフェイクやシャウトもかなり大胆なところをみせて楽しめる。


この盤の音源で「In Your Own Sweet Way」


同 「Take Five」


人気のJUJUが歌う「Take Five」



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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