ダイアン・リーヴス「Quiet after the storm」



週末土曜日。コロナ禍第4波は未だ先行き見通せず、当地も警戒レベルが上がって引き続き在宅・自粛。所属している隣り町のマンドリンアンサンブルの練習も中止ということで、終日在宅で散らかった部屋の片付けをいそいそと。夕方近くになって一段落したところでアンプの灯を入れ、こんな盤を取り出した。


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今やすっかり大御所のダイアン・リーヴスのアルバム「Quiet after the storm」。
ジャズボーカルといえばもっぱら古い女性シンガーばかり聴いていたが、90年代後半になって少しは新しい歌手も聴こうかと、ディー・ディー・ブリッジウォーター、ダイアナ・クラール、カサンドラ・ウィルソンといった歌手の盤を手に入れた。そんな中にダイアン・リーヴスもいた。手元に彼女の盤が3枚程あるが、今夜取り出したこの盤は1995年の録音。かれこれ四半世紀前ということになる。新しい歌手とはいっても1956年生まれの彼女はもうすっかりベテランだ。この盤にはお馴染みのスタンダードから最近の曲、ラテン系の曲まで多彩な選曲。そしてアレンジも斬新で、コンテンポラリーなジャズの響きを楽しむには格好のアルバムだ。エラやサラ、慣れ親しんだスタンダードとコードワークをぼくなどは最もジャズらしいと感じる音楽だが、80年代以降の新しい響きもときに新鮮でいい。


ラッセル・マローン、ホメロ・ルバンボらのギター伴奏で歌うダイアン・リーヴス。2004年


この盤のプレイリスト



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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