My YouTube Channel



YouTubeが世に現れてから十数年。当初はパソコンマニア・映像マニアのお遊び場所程度と思っていたが、数年で加速度的に広まり、気付けば従来からのメディアを追い越す存在になった。近年、小学生のなりたい職業の上位にYouTuberがラインクインするというから驚きだ。 かく言うぼくも、下手くそなギター演奏をアップしようと思ってアカウントを取ったのが2007年。今でも意識して動画アップをしているわけではないので、相変わらずYouTube全体からみれば、ほとんど無に等しい状態が続いている。


202109_YT_ch.jpg


それでも近年、お手軽な小品演奏をアップしたり、ブログに載せるCD音源をアップしたりと、少しずつアップロード動画も増え、管理画面で調べると現在、158本の公開動画、128本の非公開動画がアップロードされていて、そんなにあったかなあと、少々驚いた。そしてその公開動画を人気順(視聴回数)でソートしてみた結果は以下の通りだ。

■ベスト3■
第1位 13,375回視聴 高評価103 低評価2
石川さゆりが歌う「思秋期」。演歌歌手によるカヴァーアルバムからアップしたもの。


第2位 13,133回視聴 高評価186 低評価3
かつてN響で活躍したチェリスト故徳永兼一朗のアルバム抜粋。世に徳永ファンが多いにも関わらず、ソロの録音がほとんどないため、少し貴重な音源になっているかもしれない。


第3位 9,310回視聴 高評価66 低評価0
ようやくマイギタープレイが登場(^^;。 初級必修曲の一つ、ヘンツェ「マズルカ」。ギター演奏動画の中でもはこの動画だけが突出(といっても1万に満たないが)しているが、理由はさっぱり分からない。


このあとは…
第4位 5,846回視聴 高評価28 低評価0
大川栄策の歌う「わたしの城下町」 これも演歌歌手のカヴァーアルバムからアップ。
https://youtu.be/lXb1yv_ap-4

第5位 4,547回視聴 高評価35 低評価0
第3位に続いてランクインし面目を保つ与太氏(^^; 佐藤弘和「素朴な歌」
https://youtu.be/WkzaQdajkLY


…と続き、第6位からギター演奏が三つ。フェレール「水神の踊り」ロジー「組曲ハ長調」佐藤弘和「アルバムの綴り」が入っている。現在チャンネル登録者数319名。少し前まで100名に満たなかったのだが、上記の人気動画(という程のものではないが)のうち、演歌歌手のカヴァーアルバムや徳永兼一朗の音源をアップしたあとから急に登録者数が増えた。そうした登録者(下手くそなギター聴くつもりはないぞ…という)に向けた続編をまったくアップしていないのが少々気が引けるところだ。おそらく今後も、これといった方針もなく気まぐれにアップロードすることになると思うが、どうか大目に見て下さいませ。


マイ動画リスト:人気順
https://www.youtube.com/user/singasong2010/videos?view=0&sort=p&flow=grid

マイ動画リスト:新しい順
https://www.youtube.com/user/singasong2010/videos?view=0&sort=dd&flow=grid

いくつかの動画をまとめた再生リスト
https://www.youtube.com/user/singasong2010/playlists


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マット・デニス「Matt Dennis Plays And Sings Matt Dennis」



さてさて、九月も最終週。シルバーウィークでの業務停滞を挽回すべく週明け月曜から程々にハッスル!(死後か…) 8時少し前に帰宅した。ひと息ついて今夜はジャズ。こんな盤を取り出した。


202109_Matt_Dennis.jpg


マット・デニス(1914-2002)の弾き語り。1953年ハリウッドのクラブ「タリー・ホー」でのライブ。もちろんモノラル時代の録音。作曲を始め多彩な能力を持っていたマット・デニスの代表盤ということになっている。コルトレーンをはじめ、多くのジャズプレイヤーが名演を残した名曲「コートにすみれを」は彼の作曲だ。手持ちの盤は70年代半ばにミドルプライスで出ていた国内盤LP。収録曲は以下の通り。すべてマット・デニスのオリジナル曲。バックにジーン・イングランド(ds)、マーク・バーネット(bs)を従えたトリオ編成。女性歌手ヴァージニア・マクシー(マットの娘ともいわれる)が「We Belong Together」「When You Love A Fella」の2曲に加わっている。

Side_A
1.Will You Still Be Mine
2.Junior And Julie
3.The Night We Called It A Day
4.We Belong Together
5.Angel Eyes
6.Violet For Your Furs
Side_B
1.Everything Happen To Me
2.Compare To You
3.That Tired Routine Called Love
4.It Wasn’t The Stars That Thrilled Me
5.When You Love A Fella
6.Let’s Get Away From It All

少し頼りなく感じる声の質と歌いっぷり。録音で聴く限り、格別の美声でもなければ声量もやや乏しい。それでもピアノの弾き語りと共に繰り出されるバラードや軽いスウィングに、どこか惹きつけられる。リラックスしたプレイ、クラブの客の歓談とグラスの触れ合う音。モノラルの落ち着いた音質もこうした盤には合っている。曲、演奏とも、初秋の夜半に相応しい名盤だ。


この盤の第1曲「Will you still be mine ?」


マイナーチューンの「Angel eyes」


生まれ変わったらクラシックギターなんて蹴っ飛ばしてピアノ弾き語りだね。絶対モテる!



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セゴビア・コレクション第1集「バッハ作品集」



飛び石連休の一週間が終わり、もう九月も終わり…なんだかなあと溜息を一つ。週末土曜日のきょうもチョコチョコ野暮用で日が暮れた。今月いっぱいでこのブログを閉じようかどうしようか、などと思案しつつ音盤棚をサーチ。久しぶりにこんな盤を取り出した。


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シャコンヌが収められているLP二つは、70年代ビクターMCA盤と60年代にテイチクから出ていたDECCA盤。
202109_Segovia_Chaconne.jpg


バブル期80年代終盤に当時のワーナーパイオニアから出たセゴビア・コレクション全17巻中の第1集。「バッハ作品集」と題された一枚。収録曲は以下の通り。

リュートのための三つの小品
 アルマンド BWV996より
 サラバンド BWV997より
 ジーグ BWV997より
無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番より
 サラバンド
 ブーレ
 ドゥーブル
無伴奏チェロ組曲第3番 BWV1009全曲(デュアルテ編)
リュートのためのプレリュード BWV999
シチリアーノ(無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番より)
ガヴォット・アン・ロンド(無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番より)
シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番より)

没後三十年を過ぎた今なお話題にのぼること多いアンドレス・セゴビア(1893-1987)は、ギター愛好家ならずとも少しクラシック音楽をかじっている輩ならばその名を知る存在だろう。今日のクラシックギターというジャンルそのものを形作り、20世紀の世に認知させた功績は計り知れない。演奏スタイルの好みは別としても、多くのギター弾きにとって「神」と言われるほどのその存在の大きさは認めざるを得ないだろう。しかし不思議なことに、そのセゴビアの残した多くの録音は未だに謎が多い。

多少の前後はあるが、ほぼ同時期にクラシックギター界を牽引したジュリアン・ブリーム(1933-2020)、ジョン・ウィリアムス(1941-)、ナルシソ・イエペス(1927-1997)らの録音は近年まとめられ、コンプリートボックスとして発売された。しかし、より多くのセールスが期待できるセゴビアの録音は相変わらず細切れにしかリリースされない。これにはいくつかの理由があるようだが、何とか全録音を形に残したいという思いは随分昔からあったのだろう。このワーナーパイオニアによって編まれたコレクションは、そうした愛好家の喉の渇きを癒すかのように企画され、当時可能な限りの手を尽くして編纂された。何でも、米国MCAの倉庫でオリジナルのテープを探す作業は困難を極め、また実際に音を出してみると録音レベルの差が大きく、同一のディスクに収めるには大変苦労したようだ。様々な理由があって、いくつかの盤は発売時のオリジナルディスクの構成を再現出来ず、結果としてともかく全録音を再編集して全17巻にまとめたようだ。きょう取り出した第1集も「バッハ作品集」と題され、1954年・1961年(NY録音)、1967年・1968年(マドリッド録音)の録音をまとめたものになっている。他のギタリストとは異なり、セゴビア・コンプリートコレクション(オリジナルLPジャケット使用)というのは、もはや望むべくもないのが現実のようだ。

さてこの盤。眼目はチェロ組曲第3番全曲(デュアルテ編)とシャコンヌ(セゴビア編)だろう。20世紀前半、ようやくクラシックギターをいう世界が認知され始めた当時にバッハの組曲全曲を通して弾くことは極めて稀だったろうし、シャコンヌが1935年にセゴビアの手によってパリで演奏されたことが、ギター界の一つの金字塔となったことは容易に想像できる。この盤の演奏そのものは、現代的視点でみると批判や苦言を免れないところが多々ある。しかし、こうしてあらためて聴いてみると、半世紀前の高校生時代には「酔っ払いにオッサンが弾いているのか…」くらいに感じていたこの演奏も多くのものを訴えてくる。ライナーノーツに故濱田慈郎氏が「ある過ぎ去った、しかも永遠に残される時代」の貴重な証言と称しているが、まったくその通りだ。


この盤の音源。バッハ:シャコンヌ 1954年録音。


無伴奏チェロ組曲第3番:前奏曲(プレイリストで全曲が続く) 1961年録音。



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M・ジュリアーニ:ギター協奏曲イ長調作品30



飛び石連休のシルバーウィーク。このところ好天続きで、きょう秋分の日も好天に恵まれた。昼下がりのひととき、道楽部屋の片付けをしながらBGMにと、こんな盤を取り出した。


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戦後ドイツ、ギター・マンドリン界の重鎮、ジークフリート・ベーレント(1933-1990)の弾くマウロ・ジュリアーニ(1781-1829)のギター協奏曲イ長調作品30。イムジチ合奏団のバック。1968年10月オランダ・フィリップススタジオでの録音。手持ちの盤は80年代初頭に出ていたグラモフォン廉価盤シリーズの一枚。アルバムタイトルには「イタリアのギター協奏曲集」とあり、ジュリアーニ他に同時代のフェルナンド・カルリ(1770-1841)の単楽章の協奏曲作品140、それとヴァヴァルディの通称ギター協奏曲と称される例のハ長調とニ長調の2曲が収められている。

ジュリアーニの協奏曲はギターを始めてまもない高校時代、友人から借りたレコードで実によく聴いた。さすがにウィーン古典派全盛期に彼の地で活躍していたのもうなづける佳曲で、古典的な構成と和声感、ロッシーニ風とでもいったらいいだろうか、明るく清涼な曲想。さらにバックを務めるイムジチがさすがの素晴らしさで、ギターでこれほど本格的な音楽が出来るのかと驚いたものだ。当時に記憶ではギターソロはあまり感心しなかったように覚えているのだが、こうしてあらためて聴くと中々どうして、健闘している。バックのイムジチは実に朗々とした響きで、この曲のもつ古典的を体裁を余すところなく表現している。

第1楽章は堂々とした序奏付きのソナタ形式、第2楽章は短調に転じてシチリアーノのリズムにのせて抒情的なフレーズが続く。第3楽章はアラ・ポラッカのロンドアレグレットで、快活なリズムにのってギターの特性にあった、いかにもジュリアーニ調のフレーズに彩られている。貴重なオリジナルのギター協奏曲にして、古典の薫り高い佳曲だ。


楽譜は以下のリンクで当時のアーカイブがいくつかみられる。
http://maurogiuliani.free.fr/en/concertos.php

この盤の音源。ジュリアーニの協奏曲イ長調第1楽章


同 第2楽章
https://youtu.be/ZKakYTSHJUw
同 第3楽章
https://youtu.be/4k2ew6Am-xk

楽譜付き音源。全3楽章。



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ライナー&VPOのハンガリー舞曲・スラヴ舞曲



どうやら今年は残暑も程々に秋になりそうな気配でホッとしている。シルバーウィークの三連休が終わり、きょうあすは仕事。少々ひっ迫の業務月末進行にとって飛び石で休みが入るのは難有りだが、まあこれも天恵として良い方に解釈しよう。 さて、相も変らぬ音盤ルーチン。先日来のフリッツ・ライナーで思い出し、こんな盤を取り出した。


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フリッツ・ライナー(1888ー1963)がウィーンフィルを振ったブラームス:ハンガリー舞曲とドヴォルザーク:スラヴ舞曲のCD。1960年ウィーン・ゾフィエンザールでの英デッカ録音。当時すでに米国シカゴ響のシェフとして活躍していたライナーだが、時折訪欧の際にはこの盤のような録音も残した。収録曲は以下の通り。

 ブラームス/ハンガリー舞曲:第5,6,7,12,13,19,21,1番
 ドヴォルザーク/スラヴ舞曲:第1,3,8,2,1番

ハンガリー舞曲の演奏はいずれも速めのテンポ設定で一筆書きのような勢いを感じる。同時に、ハンガリー生まれのライナーにとってウィーンでこうした曲を振るのは故郷に戻った心持ちだったろうか、テンポダウンして歌わせる部分や旋律的な曲では十分濃い口の表現も併せて持つ。ビールで言えばキレもコクもある理想の塩梅だ。英デッカ黄金期の録音も素晴らしい。

ウィーンフィルの演奏もライヴのような緊張感と即興性にあふれ申し分ない。ウィーンというと貴族社会の典雅なイメージがあるが、ウィーンは欧州の中心に位置しオーストリア=ハンガリー帝国の首都として異文化・異人種が行き交う要所でもあった。こうしたスラヴの民族的要素が色濃い楽曲もウィーン情緒の一側面で、ウィーンフィルにとってはウィンナワルツと同じくらい自分達の音楽として共感して演奏したに違いない。時折みせる濃い口の表現とスケールの大きさにはそんな共感もにじみ出る。スラヴ舞曲は曲がやや大きい分、演奏もよりシンフォニックで、隅々まで整いながらスケール感も大きい。有名なホ短調作品72-2などは、フレーズの終わりにかけて後ろ髪を引かれるようにテンポが遅くなり、またフレーズの始めで気を取り直しように歌い出す。抑揚控え目ながら実にノスタルジックだ。


この盤の音源。ハンガリー舞曲第6番ニ長調(原曲は変ニ長調)。


同 ハンガリー舞曲第1番ト短調


同 スラヴ舞曲第1番ロ長調作品72


同 スラヴ舞曲第2番ホ短調作品72



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ライナー&CSOのバルトーク



あれよあれよと思っているうちに、気付けば今月も半ばを過ぎ後半に。この週末はチョコチョコを出たり入ったりで落ち着かなかったが、きょう日曜午後になって一段落。一服しつつ、先回のライナー&シカゴ響のワグナーで思い出し、こんな盤を取り出した。


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フリッツ・ライナー(1888-1963)とシカゴ交響楽団(CSO)によるバルトーク「管弦楽のための協奏曲」(通称オケコン)。1955年ステレオ最初期の録音。取り出したのは70年代に出ていた廉価盤。60年代の国内初出のリビングステレオ盤もあったはずだが、先日来の音盤棚整理の余波で捜索困難に…(何のための整理整頓か)。仕方なく昔から聴き馴染んだこの盤をターンテーブルにのせた。その昔70年代初頭、廉価盤で買えるステレオ録音のバルトークはこのライナー盤くらいしかなかったように記憶している。廉価盤とはいえ、この盤と「弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽」(通称ゲンチェレ)などライナー&CSOによる一連の盤は原盤RCAリビングステレオシリーズの名盤だ。久々に針を降ろしたが、左右いっぱいに広がりながらも誇張感のないバランス、各パートの適度な距離感など、録音は今もって秀逸だ。

バルトークのこの曲自体もまったく隙のない作りと言ったらいいだろうか、管弦楽の機能と特性を生かしながら20世紀前半の音楽技法と民族的な要素や教会旋法など古来の伝統などをきっちりとした形式に収めた名曲。どの楽章も聴くほどに一抹の不安と安堵そして祈りとを感じながら、全体として不思議な平穏に包まれる。
管弦楽の編成は大きいが、決して迫力で迫る曲ではなく、全体に室内楽的な精緻な構成と透徹した響きが支配する。特に第3楽章「エレジー」から第4楽章「インテルメッツォ」での民族調のメロディー、そして終楽章のスピード感あふれるテクニカルな展開は素晴らしい。息をもつかせぬとのはこの曲のためにある言葉だろう。


この盤の音源で全楽章。


小澤征爾&ボストン響 1992年独フランクフルト・アルテオパー
!マークが出るが、「YouTubeで見る」をクリックすればOK。



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ジューン・クリスティ「サムシング・クール」



少し前から少々業務ひっ迫。夏休みもろくろく取らずに気付けば九月半ばだ。そんなにガツガツ働かなくても…もちろんそう思っているし、実際かつての勤め人生活ピーク時に比べたら、ユルユルなのだが、どうもこちらの処理能力、集中力共に低下してきたようだ。まあ、仕方ない。破綻しなければよしとしよう。さて、週末金曜日。今夜はジャズ。こんな盤を取り出した。


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ジューン・クリスティ(1925-1990)の代表作とされ、今でも人気の高いアルバム「サムシング・クール」。50年代前半のモノラル録音。初出は10インチ盤だったようだが、その後数曲追加されて12インチ盤でリリースされた。手持ちの盤は80年代初頭に出ていた国内盤。御茶ノ水か新宿のディスクユニオンで手に入れた。収録曲は以下の通り。

Side_A
1.サムシング・クール
2.イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー
3.ロンリー・ハウス
4.今こそ夢のかなう時
5.ザ・ナイト・ウィ・コールド・イット・ア・デイ
Side_B
1.ミッドナイト・サン
2.アイル・テイク・ロマンス
3.ア・ストレンジャー・コールド・ザ・ブルース
4.アイ・シュッド・ケア
5.朝日のようにさわやかに
6.アイム・スリルド

ジャズに詳しいわけではないので解説めいたことを書くのははばかられるのだが、アニタ・オデイ、ジューン・クリスティ、クリス・コナーと続く、スタン・ケントン楽団おかかえの白人クールビューティの系譜ということなっている。当時の西海岸の腕利きを集めたというビッグバンドがバックを務め、時折メイナード・ファーガソン(tp)やバニー・ケッセル(g)なども加わる。そしてスタンダードの名曲がアルバムタイトル通り「クールな何か」という趣きで歌われていく。選曲そしてアレンジ、歌唱とも派手なところはなく、落ち着きと若干の渋さも加わって、中々味わい深いアルバムだ。黒人歌手のディープでソウルフルな歌唱とはまったく違う世界。豊かで明るく健全なアメリカという感じで、これはこれでいいものだ。
清楚でキュートなその容姿とは裏腹にとんでもない酒豪で、50年代後半にはアルコール中毒になって歌手生命を短命なものにしてしまったという。アルバムから聴こえてくる歌声はそんな気配はみじんも感じさせないのだが…


タイトルチューン「サムシング・クール」。


この盤には数年後(1960年)に同タイトルで再録されたステレオ盤がある。ステレオ盤のジャケットではジューン・クリスティが瞳を開けている。


「イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー」



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
音楽とクラシックギターに目覚めて幾年月。道楽人生成れの果てのお粗末。

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