ZOOM社ハンディレコーダーQ2n-4K



時折り下手なギター演奏動画をアップする際、録画に使っているのはQ2n-4KというZOOM社のハンディビデオレコーダー。昨今ZOOMというとWeb会議システムの米ZOOM社の方が認知度が高いだろうが、楽器愛好家にとってはハンディ―レコーダーやマルチエフェクターなどの音楽電子機器メーカーの老舗ZOOM社がまず頭に浮かぶ。Q2n-4Kは同社の製品中、お手軽にアコースティック録音が出来るモデル。ぼくはギターを再開して少し経った頃、前モデルQ2nHDを手に入れて使っていた。Q2nHDに大きな不満はなかったが、たまたま昨年来のコロナ禍で宅内時間が増えて演奏録音に時間が取れるようになったこともあって、新しいQ2n-4Kを使ってみることにした。


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Q2n-4Kはモデル名通り、4K動画に対応していることが売りのようだが、ぼくにとってはコンパクトで机上にポンと置けるデザイン仕様が最大の魅力だ。以前のQ2nHDは自立使用が難しくミニ三脚等のサポートが必須だったが、新しいQ2n-4Kは小さなおむすび型の安定した形状で、深夜のダイニングテーブルに楽譜と共に置いてチョイ録するにはとても使いやすい。そもそも4K動画を売りにする割には動画画質はイマイチで、映像もきれいに撮りたい場合は他の手段を選んだ方がいい。この製品はあくまでハンディ―ビデオレコーダーとして、お手軽にまずまずの音質で録れて、ついでに映像も撮れるという製品だ。ハンドリングしやすい点に加えて、電池の持ちも前モデルよりも良くなった。その他音質そのものや基本機能はほとんど変わりない。また、マイクロフォンの指向性を可変できる機能はQ2n-4Kではなくなり、120度固定になった。


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またZOOM社はHandyShareという編集ソフトを無償提供している。これは同社製品用ということになっているが、スマートフォンで撮った動画ファイル(MOV)や独立した音声ファイル(WAV)も扱える。音声の加工ではリバーブが「ルーム・ジャズクラブ・コンサートホール・アリーナ・スタジアム」と用意されている。また、マスタリングとして3段階のプリセットが用意されているが、こちらはほとんど使わない。いずれも機能はごく限られていて自由度はない。編集ソフトというよりは簡単なエフェクターをいうレベルだが、アマチュア愛好家のチョイ録にはちょうどいい。動画や音声ファイルの編集・加工はやりだすと際限なく時間がかかる。楽器の前にポンとおいて録音し、最低限の始末だけ整えてという程度の処理だが、ぼくにはちょうどいい塩梅で重宝している。


HandyShareのエフェクト効果のトライアルを以下に二つ。
まず、例によって食卓テーブルに置いて録音。前半がすっぴん。後半がリバーブ付加(コンサートホール)でちょっとお化粧。やや厚化粧か…



外部WAVファイルも扱える。試しにデッドな録音で知られるトスカニーニのベートーヴェン(モノラル録音)にリバーブ(コンサートホール)を付加してみた。 トスカニーニ指揮NBC交響楽団によるベートーヴェン交響曲第3番変ホ長調「英雄」第1楽章。

まず1949年録音のオリジナル・モノラル音源


同 リバーブ(コンサートホール)付加。リバーブ処理では左右位相等もいじるようで、わずかに疑似ステレオ風の効果が出てくる。不自然さはほとんどなく、いい感じ! ちょっとびっくりだ。



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