イヤーパッド交換
数年ぶりにヘッドフォンのイヤーパッドを交換した。


確か数年前に交換したはず…と思ってブログ記事をサーチしたら、何と8年前の2014年1月だった。ついこの間と思っていたのに、もうそんなに経ったかと驚いた。 かれこと20年以上愛用しているソニーのCD900ST。思えば近年、音楽を聴く時間の多くでこのヘッドフォンを使っている。もちろん気合を入れて聴こうというときはオーディオセットに灯を入れ、スピーカーと対峙することになるが、平日の夜はダイニングテーブルに置いたノートPCとヘッドフォンの組み合わせが多い。乱暴に扱っているつもりはないが、数年でパッドがボロボロになるのも無理はない。
以前の記事にも書いたように、ソニーCD900STは元々業務用として製品化された。その後評判を呼んで一般コンシューマ向けにも広まった。今でもテレビなどに映るスタジオ内の光景でよく目にする。そういうルーツもあって安易なモデルチェンジもなく、構成部品のほとんどが補修用として単独で手に入る。前回同様、今回も部品を取り寄せようと思っていたが、イヤフォン・ヘッドフォンの専門店「eイヤフォン」で部品を購入すると交換作業も無償でやってくれるというので、それにのることにした。
先日、都内の仕事帰りに秋葉原の少しはずれ、銀座線・末広町駅近くの同店に立ち寄った。小さなビルとはいえ、1階から5階まですべてがイヤフォン・ヘッドフォンとその関連商品。iPod以来の潮流にスマートフォンも加わって、今や若い世代にとってのオーディオはイヤフォン・ヘッドフォンがデフォルトなのだろう。ぼくらの若かりし頃とは隔世の感がある。 狭く急な「アキバ仕様」の階段を登って5階へ。愛用者の多いCD900ST用のパーツは専用コーナーがあって、すべてのパーツが揃っている。今回はイヤーパッドとウレタンリング。レジにもっていき会計を済ませたあと、待つこと5分程で交換完了。写真の通りに蘇った。
交換する前は、そろそろお役御免で違うモニタータイプを手に入れようかとも考えていたが、こうしてきれいになった姿をみると、まあ、このままでいいかと納得。次回交換のときには、こちらも後期高齢者となってお役御免か…などど思いつつ、若い客で賑わう当世流オーディオショップをあとにし、帰途についた。
もはやCD900STは老害!という見方もうなづける(^^
ソニーの後継機種としてはMDR-M1STがある
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