ベートーヴェン ピアノ協奏曲第三番ハ短調



令和四年度下半期スタート。今年度はここ数年になく業務ひっ迫状態が続いている。10月に入ったばかりで年末の話をするのは気が早すぎるが、秋を満喫する余裕もなく、自転車操業が続いている。結局、夏休みもほとんど取らずじまいに終わり、気付けば秋風が…。もっとも仕事が実質的に増えているのか、こちらの加齢によるパフォーマンス低下なのかは怪しいところだ。 さて、そんなことを考えつつ本日もつつがなく終了。ひと息ついて、こんな盤を取り出した。


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ポリーニ(1942-)がカール・ベーム指揮のウィーンフィルをバックに演奏したベートーヴェンのピアノ協奏曲全集のLPボックスセット。二十年程前に中古レコード店で叩き売られていたもの。もともとベーム指揮で全曲録音予定だったが、ベーム(1894-1981)の死去に伴い第1番と2番はオイゲン・ヨッフム(1902-1987)が引き継ぎ、オケはすべてウィーンフィルで全集を完成させた。今夜はその中なら第3番ハ短調を取り出した。1977年録音。

この時代のベーム&ウィーンフィルは大そうな人気だった。もちろんポリーニもしかり。人気者同士の組み合わせと、ライヴ@ムジークフェラインという条件が重なって評判になった。ベームもまだ元気で、第1楽章など思いのほか速めのテンポ設定。ポリーニのタッチは精緻ながらショパンを弾くときのような気負いは薄れ、父親以上に歳の離れたベームの懐でのびのびと弾いている印象だ。アナログ最後期の録音も、ライヴのハンディはあるものの、まずまず良好。下に貼ったYouTube音源より高音質で、ムジークフェラインにおけるウィーンフィルの艶やかで美しい音響を楽しめる。70年代後半のベーム&ウィーンフィル、そしてポリーニ。何かひとと違ったことをやろうという野心などない、安心・安全・信頼のベートーヴェン。けだし名盤。


この盤の音源。


この盤の音源の元になったライヴ。例によって!マークが出るが、「YouTubeで見る」をクリックすればOK。



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