ハラルド・スタンパ(G)「アルゼンチンの舞曲集」



先週あたりから季節が一段進み、晩秋から初冬の趣き。今朝も上着一枚では少々心細く、コートを羽織って家を出た。本日も程々に働き、帰宅後一服して弛緩タイム。今夜はこんな盤を取り出した。


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「アルゼンチンの舞曲集」というタイトルのナクソス盤。ハラルド・スタンパというドイツ人が弾いている。2001年録音。収録曲は以下の通り。

恋する鳩の踊り(ユパンキ)
ユパンキの主題による変奏曲(プホール)
アルゼンチン舞曲集OP.2~第2番
 粋な娘の踊り(ヒナステラ/スタンパ編曲)
ギター・ソナタ Op.47(ヒナステラ)
わが悲しみの夜(カストリオータ/プラト編曲)
エル・イレシスティプレ(ロガッティ/プラト編曲)
ラ・パジャンカ(ベルト/プラト編曲)
エスティーロ・ポプラール第1番(リョベート)
エスティーロ・ポプラール第2番(リョベート)
はちすずめ(ザグレラス)
ガトとマランボ(アヤラ)
グアラニア(アヤラ)
5つの小品集(ピアソラ)

今更いうのもナンだが、「アマチュア中級ギター弾き」風情の分別臭いギターネタを書いているように思われているかもしれないが、実のところギター音楽には詳しくない。ここに取り上げられた曲でも、ああ、あれかと分かる曲は半分もない。通して聴いて、耳に覚えのある曲はヒナステラのソナタ、ピアソラの5つ小品、ザグレラスにリョベート、その程度だ。まあ、ぼくの無知はおいておくにしても、この盤の選曲はいささかごった煮の感が強いのも事実だろう。 ユパンキの素朴で郷愁を帯びた曲想で始まったかと思えば、突然ヒナステラのモダンな響きにチェンジする。アルバムタイトル通り、アルゼンチン産という切り口で半ば強引に集めたように感じる。もっともその結果が、アルゼンチンのこうした音楽の多様性をそのまま反映しているということかもしれない。あまり四の五のいわずに、響きに身を任せて聴けばよいということだろう。耳慣れているということもあって、やはりピアソラの5つの小品が一頭抜きん出る。ハロルド・スタンパというギタリストはかなりのキャリアがあり、この盤のような近現代ラテン系ばかりでなく、19世紀古典期の作品には当時のオリジナル楽器で取り組むなど、正統派の奏者のようだ。


手持ちの盤からアップ。ユパンキの「恋する鳩の踊り」


同 リョベート「エスティーロ・ポプラール第1番」


バリオスを弾くハラルド・スタンパ



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