お上りさん東京散歩「国立劇場さよなら公演」



年度末の業務も予定通り完了の見込みとなった先日、都内での仕事を昼前で切り上げ、折からこの秋の閉館を前に「さよなら公演」中の国立劇場へ足を運び、歌舞伎を楽しんできた。三宅坂の国立劇場は最寄りの地下鉄駅から少し歩く必要がある。この日は天気もよかったので東京駅から皇居沿いに、2キロ半程を歩いて行くことにした。


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まずは腹ごしらえ。マグロの養殖で名を馳せた近畿大学。その出店が東京駅改札内にある。大学産直の本マグロ・鯵・鯛の三色丼。美味でした。
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東京駅から行幸通りを進む。
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お堀端から望む丸ノ内のビル群。
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内堀通りを南進。遠くに霞んで見える高層ビルは、数年前に通称マッカーサー通りに完成した虎ノ門ヒルズ森タワー。
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桜田門にさしかかる。
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桜田門を出ると正面にお馴染み警視庁。少し行くと議事堂が見えてくる。
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振り返ると遠くに桜田門と丸ノ内ビル群
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白亜の最高裁。国立劇場はそのすぐ隣りだ。
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到着。
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3階から吹き抜けを望む。
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この日の演目は、源氏の旗揚げを描いた「鬼一法眼三略巻」から「一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)・二幕」そして義経(牛若丸)と弁慶の出会いを描いた「五條橋・一幕」。客の入りは少々寂しい程だったが反面、前日のネット経由でも良い席が簡単に取れた。

かつて歌舞伎に幾度となく通った二十代の頃、国立劇場にも何度か足を運んだ。文楽も観たし、裏手にある演芸場へもいった。ついこの間のような気がするが、それもこれも80年代初頭のこと。かれこれ40年前になる。1966年の完成から半世紀余となって閉館、建替えと聞き、まだまだ美しい佇まいを見せる大劇場にそんな必要はつゆほどもないように見えるが、70年代から90年代さらにミレニアムから20年と考えると、年月の長さを実感する。どうりでこちらも歳をとるはずだ。


数年前、50周年を迎えた際の映像



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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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