お上りさん東京散歩「東京カテドラル聖マリア大聖堂」
都内での仕事の間隙をぬって、お上りさんの東京散歩。先日、かねてより一度目にしたいと思っていた文京区の東京カテドラル聖マリア大聖堂(関口教会)をようやく訪れることができた。事前に地図を眺めつつコースを検討。今回は地下鉄茗荷谷駅からスタートし、小日向から音羽へ出て関口へという順路に決めた。

丸ノ内線・茗荷谷駅で下車

駅チカの定食屋で腹ごしらえ。魚がウリの店らしいが、ネットに「トンカツがヤバい!」とあったので、それにのる。美味でした。

貞静学園の瀟洒な校舎。近くには跡見学園女子大学、お茶の水女子大、筑波大附属高校(旧東京教育大跡地)等、まさに文京地区

程なく現れる拓殖大学本館。1932年・昭和7年完成。埋込みの時計、シンメトリーな建屋等。校舎建築の王道。

文京区のこの辺り、小石川~茗荷谷~小日向~音羽は台地と谷が交錯し坂道も多い。漱石や鷗外の小説にも出てくるという鼠坂を下る

音羽通りに出る。遠方に見える高層ビルは講談社新社屋。その手前に名建築で名高い講談社旧本館が隠れている。

音羽通り沿いの鳩山会館。鳩山一族のかつての住まい。通称「音羽御殿」





音羽通りを渡って関口へ向かう。鳥尾坂を登ると獨協中高グランド越しに…見えてきました

東京カテドラル聖マリア大聖堂(関口教会) 丹下健三設計 1964年竣工




目白通りの陸橋から望む。背後には椿山荘

東京カテドラル聖マリア大聖堂。その名を初めて聞いたのはもう40年以上前のこと。1980年に朝比奈隆と大阪フィルによるブルックナーの演奏が行われ、レコードも発売されたときのことだ。レコードは手に入れなかったが、「東京カテドラル聖マリア大聖堂」という名前の語感に強い印象を受けた。その後、この聖堂で行われたカール・リヒターのオルガンリサイタルのCDを手に入れ、大聖堂に響く荘麗なオルガンの響きに圧倒されたものだ。 今回ようやく目にすることが出来た大聖堂。折からの陽射しに輝くその様相に、息をのむ美しさというのは、こういうことを言うのだろうと実感した。
空撮による東京カテドラル聖マリア大聖堂
1967年のこの辺りの様子
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