スピヴァコフ(vn)のチャイコフスキー



気付けば七月もきょうで終わりかつてのように納期仕事に四苦八苦することはなく、呑気な月末。 少し前から始めた音盤棚の未聴在庫確認。きょうはこの盤を取り出した。


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ロシア(旧ソ連)出身のウラディミール・スピヴァコフ(1944-)によるチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調。小澤征爾指揮フィルハーモニア管弦楽団がバックを務める。1981年ロンドン・アビーロードスタジオでの録音。同じチャイコフスキーの「イタリア奇想曲」も収められている。この盤も例によって20年程前、頻繁に大阪出張のあった時期に梅田の中古レコード店で買い求めた。

スピヴァコフは60年代からコンサート活動をしていたようだが、1970年のチャイコフスキー国際コンクールでギドン・クレメルに次いで第2位(藤川真弓と同位)になったことで、本格的なキャリアをスタートさせた。70年代の終わりにはすでに指揮者としてもデビューしていて、その後はヴァイオリニストと指揮者の二刀流、あるいはむしろ指揮者としての活動の方が目立ったかもしれない。詳しいことは知らないが、一貫してロシアに腰を据えて活動しているようだ。

この盤はスピヴァコフの名が世間に浸透し、名うてのテクニシャンとして活躍していた時期の録音。第1楽章終盤の技巧的な場面や第3楽章全般の闊達な表現など、快速調ながら技巧の余裕があるのだろうか、さらりと弾き切る。適度な熱っぽさはあるが、汗臭さや悪戦苦闘ぶりは感じられない。ロシア伝統の濃い口の弾きぶりとも無縁で、いずこの旋律もすっきりと美しい歌いっぷりだ。
小澤征爾もこの時期すでにボストン響のシェフとして名実共に世界的な活躍の最中。フィルハーモニア管への客演では同団のしなやかで整った響きを得て、スピヴァコフの個性を好サポートしている。


この盤の音源。第1楽章。落ち着いたテンポで開始されるが、全体にすっきりとした弾きぶり。徐々に温度感を上げ、コーダは快速で駆け抜ける。



同 第3楽章



ブラームスのハンガリー舞曲を弾くスピヴァコフ。おそらくこの録音と同時期のものと思われる。


スピヴァコフの今



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ペーター・トペルツェル(p)



先日来、ラファエル・オロスコ、フェリシア・ブルメンタール…と、今となってはほとんど話題に上がることのないピアニストの盤を聴いてきた。意図的に選んだわけではなく、音盤棚を眺めていて、これまで見過ごしてきた未聴在庫点検の結果だ。20年近く前、ネットの掲示板で知り合った方から数百枚のLP盤を廉価で譲ってもらった。何でも70~80年代を中心に膨大なデッドストックがあって、そこからランダムに箱詰めしたものというふれこみだった。大きな期待もなく手に入れたが、今となっては忘れられた演奏家も多く、半世紀近い年月を経て初めて触れる演奏は中々新鮮だ。さて、きょうもその流れを受けて未聴在庫の確認。こんな盤を取り出した。


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スロバキア出身のピアニスト:ペーター・トペルツェル(1944-2010)によるショパンのソナタ第2番変ロ短調「葬送行進曲つき」とシューマンの「ウィーンの謝肉祭」を収めた盤。1975年プラハ録音。手持ちの盤は1978年にビクター音楽産業から出た国内初出盤。

70年代当時、チェコスロバキアのピアニストといえばヤン・パネンカが知られていたが、それ以上の情報は一般にはなかった。トペルツェルは1944年生まれで、プラハ音楽アカデミーで学んだのち、1972年にブラティスラヴァのコンクールで優勝。その後、国外での演奏も始まった。この盤が出た頃にはすでに自国作品に加え、バルトーク、プロコフィエフ、リストなどの録音がリリースされていたようだ。

先ほどからB面に入っているシューマンのウィーンの謝肉祭を聴いている。一聴して、至極真っ当で素直な印象の弾きぶりだ。この曲を使って何かを強烈に印象付けようとか、訴えようといった気配はない。第1楽章は闊達なロンド主題といくつかの副主題(エピソード)が交錯するが、その切り替えもスムースで違和感がない。第2楽章ロマンツァでの感情表出も控えめで好感がもてる。ぼくはピアノの技術面にはまったく不案内だが、終曲の第5楽章などでは快速に飛ばしながらも、技巧のキレを聴かせるようなところはなく丁寧な弾きぶりだ。

ジャケット写真には当時30歳になったばかりのトペルツェルが大きく写っている。クラシックのアルバムで、これほど大写しのポートレート・ジャケットは珍しいのではないだろうか。その表情には何かつくったようなところがなく、穏やかな誠実さを感じる。録音当時はまだ冷戦時代。東欧という、いわば「向こう側」にいた有望なピアニストだったのだろうが、その後の冷戦終了や国際化の荒波の中でどのように過ごしたのか…。2010年に66歳で亡くなった。


この盤の音源。シューマン「ウィーンの謝肉祭」第1楽章アレグロ


同 第2楽章ロマンツァ


同 第5楽章フィナーレ



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現代ギター誌を読む_#5_1967年10~12月号



現代ギター誌のバックナンバーを振り返るシリーズ。先回の記事から少し間があいてしまったが、きょうはその5回目。創刊の年1967年の10~12月号を開くことにした。


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これまでの記事にも書いたように、この時期の国内のクラシックギター演奏家としてもっとも注目されていた一人が松田二郎(松田晃演1933- 2021)だ。1967年10月号ではその松田二郎がジョン・ウィリアムスのレッスンを受けていたときの様子が紹介されている。ジョンの住むアパートメントを一部屋借りて週に何度かのレッスンが続いた。セゴビアの高弟であったジョンだが、その解釈は独自であった由。また、難曲と思われる曲も初見でスラスラと弾き、2回目には暗譜で弾いていたというエピソードは、やはり天賦の才をうかがわせる。


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12月号には武井守成(1890-1949)に関する基本的情報が年譜と共に紹介されている。日本におけるクラシックギターの受容という面で武井守成の果たした役割は大きい。ギターと併せてマンドリンも習得し、合奏団(オルケストラ・シンフォニカ・タケイ)を作って精力的に活動した。名門出身で経済的にも恵まれていた環境も幸いした。海外から取り寄せた貴重な楽譜コレクションの多くを関東大震災で失ってしまったことは悔やまれるが、機関紙「マンドリンとギター」や単行本「マンドリン、ギター及び其オーケストラ」「マンドリン・ギター片影」などの出版はその後のギター・マンドリン界の規範となった。


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1967年11月号からは弦測定シリーズが始まっている。同年6月号から始まった柄多勇四郎氏による「ナイロン弦の研究」の続編ともいうべきもので、当時まだ河野ギター製作所に入ったばかりの桜井正樹氏とその後独立する杉山重光氏により弦の真円度の実測が行われている。マイクロメータにより弦の長さ方向90センチに渡り、2.5センチ毎にその径の最大値と最小値を計り、長さ方向での変化をみている。弦長さ方向での変化は音程に直接影響し、真円度は弦の不正振動に影響するという見解が示されている。今日みても妥当な視点だろう。このときの測定では、オーガスチンは真円度、弦長さ方向の変化ともにあまり良いとは言えず、コンセルティステは真円度は測定個体によってバラつきはあったものの、弦な長さ方向の変化は比較的均一という結果だった。


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この年1967年、現代ギター誌発行人でもある河野賢氏製作のギターがベルギーで開かれた国際ギター製作コンクールで金賞を受賞した。河野賢氏(1926-1998)は当時まだ40歳になったばかり。すでに十名近い職工を抱えて製作所を経営し、現代ギター社の運営にも関わりつつ、充実した日々を過ごしていたのではないだろうか。写真に写っている製作所の面々に中には、その後独立して製作家となったメンバーもいる(写真後列右から三人目は松村雅亘氏)。 銘器紹介の項では、アントニオ・エミリオ・パスカル1938年、ホセ・ヤコピ1966年、ホセ・ラミレス1957年が取り上げられている。


武井守成作曲の「落ち葉の精」 小原安正による演奏。武井守成は作曲もこなし、ギターやマンドリンの独奏・合奏曲を多く残した。


武井守成作曲「行く春」 マンドリンとギターをイタリアから持ち帰り、本邦での普及に務めた比留間賢八の子、比留間きぬ子(1915-2002)による演奏。



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フェリシア・ブルメンタール(p)ベートーヴェン秘曲集



少し前に節操なくおねだりしたランキングバナークリックへの協力依頼。お陰様で順調にカウント数を伸ばし、一桁台の下の方から少しずつ上位に上がってきた。しかし、やはりカンフル剤のごとく、数日経つと再び下降傾向に転じてしまう。どうか引き続きご協力の程を。 なお、<クラシック音楽鑑賞>のバナーをクリックするとランキングが表示されるサイトに飛ぶので、そこまでまた本ブログ<六弦音曲覗機関>をクリックすると本サイトに戻る仕組みになっている。行って戻って…これでワンルーチン。どうか引き続きご支援の程をお願いいたします。

さて…
2010年秋に始めた本ブログ。これといった趣向もなくダラダラと手持ちの盤を記事にしている。その数、いかほどになったか確認する程のものでもないが、音盤棚を見渡すと手つかずの盤、記事にしていない盤が相当数ある。健康寿命も幾ばくか残っているうちに、意識して未聴盤の在庫確認をすべきかなあと、最近ようやく思い始めた。あくまで自分のための備忘。ご紹介、おすすめ、といった視点はゼロだが、思いついたときに少しづつ記事に残そうと思う。そんな視点できょうはこの盤を取り出した。


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ワルシャワ生まれのピアニスト:フェリシア・ブルメンタール(1908-1991)がほとんど弾かれることのないベートーヴェンの作品を取り上げた盤。「秘曲集」というのはぼくが勝手に付けたタイトル。あまりメジャーではない二つのオーケストラ(イルジー・ワンドハンス指揮ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団、アルベルト・ツェダ指揮プラハ新室内管弦楽団)が伴奏を付けている。1972年に日本コロンビアからのリリース。この盤も以前ネットで箱買いした数百枚の中に混じっていた。収録曲は以下の通り。

1. ピアノ協奏曲 変ホ長調 WoO.4
2. ピアノ協奏曲 ニ長調 (未完)HESS15
3. ロマンツァ・カンタービレ
4. ロンド 変ホ長調 WoO.6

この盤がリリースされたのは70年代初頭。ライナーノーツにある当時の研究成果やブルメンタールがこれらの作品を取り上げた背景、使用楽譜等についての記載は、現在の視点で見ると書き改めるべき内容が多々あるかもしれない。実際、 WoO.4、WoO.6、HESS15といった記述は本盤にはない。ぼくがネットで少し調べて追記した。しかし、ぼくもそれ以上に仔細を確認する能力もないし、単に作品を聴くという視点からはあまり重要でもないだろうと思い、それ以上の追跡調査はしていない。

世に秘曲、珍曲の類いは様々あるし、それらを追いかける愛好家もいる。道楽はマニアックに楽しんでこそのものだろうが、万事に中途半端なぼくなどは、そこまで徹する気概なく、ときたまこうした盤を見つけても、まあそんなものかで終わってしまう。そんなわけでこの盤も長いこと針を降ろすことなくきたが、きょうようやく陽の目を見ることになった。

ピアノ協奏曲変ホ長調は第0番と称されることもあるベートーヴェン14歳のときの作品。もちろん後年のようなベートーヴェンらしい個性は希薄だが、全3楽章で30分近い堂々たる規模をもっていて、まだ年端のいかぬ少年が書いたとは俄かには信じられない。ピアノ協奏曲ニ長調は第5番「皇帝」が書かれたあとに着手したものの未完に終わった作品。この盤では1890年にブライトコップ&ヘンテルによって出版された版を使い「第1楽章」として演奏されている。円熟期の作品とあって、随所にベートーヴェンらしさを感じさせる。

ソロを取っているブルメンタールはワルシャワで学んだあと南米に移り住み成功した。ヴィラ・ロボスは彼の第5ピアノ協奏曲を彼女にささげたそうだ。ワルシャワ音楽院伝来のテクニシャンながら、他のピアニストが手がけないピアノ作品を発掘して録音に残した。この盤もそうした彼女の業績の一つだ。


この盤の音源。ピアノ協奏曲 ニ長調 HESS15


同 ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 WoO.6


ベートーヴェン14歳のときの作品。ピアノ協奏曲変ホ長調



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ハイドン ホルン協奏曲・フルート協奏曲



休日の朝をさわやかに迎えたいとき、聴くべき音楽はモーツァルトのホルン協奏曲…と何かの本で読んだ。梅雨も明けて暑い一日になりそうな日曜日。セオリー通りに同曲をと思って音盤棚を見回したところ、同じホルンながら、しばらく聴いていなかったこの盤をみつけて取り出した。


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70年代に人気の高かったコレギウム・アウレウム合奏団によるハイドンの協奏曲集。ホルン協奏曲ニ長調とフルート協奏曲ニ長調の2曲が収められている。ホルンはエーリッヒ・ペンチェルという奏者、フルート(トラヴェルスフレーテ)はお馴染みのハンス・マルティン・リンデが吹いている。手持ちの盤は70年代終わり頃、ミドルプライスで出ていたときのもの。1966年録音。

100曲以上の交響曲を始め、弦楽四重奏、ピアノ曲など多作で知られるハイドンだが、実はホルン協奏曲は4曲、フルート協奏曲にいたってはわずか2曲、しかもハイドンによる自筆譜が残っているのはそのうちの一部だそうだ。この盤のホルン協奏曲(現在は第1番と称されるもの)は真作、フルート協奏曲は同時代のレオポルド・ホフマンの作とのこと。しかし、学究目的でもハイドン命でもないので、ここはうるさいことは言わず、この時代、ウィーン古典派の整った響きを楽しもう。

いずれの曲も古典の様式感をもった3楽章からなり、ソナタとしての形式もしっかり踏んでいる。どちらの曲も独奏楽器の扱いは比較的穏やか、すわなちあまりに技巧的なパッセージや合奏から独立した扱いはない。ホルン協奏曲では第1ヴァイオリンとのユニゾンも多い。もともとコルノ・ダ・カッチャのために書かれているようなので、使える音にも限りがあったのだろう。フルート協奏曲もモーツァルトのような華麗な独奏パートはない。献呈した貴族の子息の練習には最適なレベルだったのかもしれない。それでも時折短調に転調にして陰りもみせる。コレギウム・アウレウムの弦楽合奏も明るく伸びやかに、よく歌う。録音もアナログ全盛期の名録音で素晴らしい。

(上記の記述はいずれも本盤のライナーノーツによっているが、この盤のリリースから半世紀近く経過し、その後のハイドン研究によると、いくつかの相違があるようだが、ここでは当時の情報をそのまま記しておく。)


この盤の音源。ホルン協奏曲ニ長調



同 フルート協奏曲



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ラファエル・オロスコ(p)のショパン



先回の記事でランキング・バナーのクリックお願いしまっせ!を書いたところ、いつになく多くの応援をいただいた。有難き善意のバナークリック… 願わくば記事の更新がないときもこの状態が継続しますように…クリックされた方にのみ幸いあれ (^^
さて、猛暑続きながら未だ梅雨明けとはならない関東地方。きょうもエアコン頼りに怠惰なリスニング。音盤棚を見回していたら、こんな盤を見つけて取り出した。


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スペインのピアニスト:ラファエル・オロスコ(1946-1996)の弾くショパンのスケルツォ集。収録曲はスケルツォ全4曲とノクターン ホ長調OP.62-2、子守歌 変ニ長調OP.57。1975年5月ロッテルダムでのセッション録音。手持ちの盤は1979年の国内初出盤LPで、以前ネットで箱買いした数百枚の中に混じっていた。

スペインのピアニストいうとぼくら世代で真っ先に思いつくのはアリシア・デ・ラローチャの一択ではないだろうか。ラファエル・オロスコは60年代にスペイン国内のいくつかコンクールで優勝したのち、1966年第2回リーズ国際ピアノコンクールで優勝したことで、国際的なキャリアが始まったようだ。ぼくはこの盤で初めて知った。

ミントコンディションの盤にSPU-Gの針を降ろす。スケルツォ第1番ロ短調の激しいモチーフが劇的に飛び出してきた。淀みなく繰り出される技巧的なスケールが緊張感をもって続く。しかし力任せではなく、細部もあいまいなところがない。ポーランドのクリスマスキャロルが使われた中間部ではガラッと雰囲気を変える。そのギアチェンジの塩梅が素晴らしい。国際的に活躍し始めた当時、ウィーンでは「豊かな響きのレガート、歌い上げるようなタッチ、まろやかな和音」と評され、ロマンティック・ピアニストと自認もしていたそうだ。

70年代以降、カラヤン、ジュリーニ、マゼール他多くのマエストロとの共演を重ねたオロスコだったが1996年50歳の秋にエイズで亡くなった。存命であれば今頃、堂々とした風格あるロマンティック・ピアニストになっていただろう。


この盤の音源。スケルツォ全4曲が続く。



お国物のアルベニス「イベリア」から「エル・アルバイシン」を弾くオロスコ。



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ニコル・ヘンリー「Embraceable」



最近の本ブログ日々のアクセス数は100IP前後。一時期の三割減と低調だ。アクセス評価を測るためにブログランキングなるものも登録しているが、こちらも冴えない。かつては1、2位をキープしていた時期もあったが、最近は見る影もない。毎日アクセスしてコンスタントに応援クリックをしていただいている方には大いに感謝しつつ、さらなるアップを目指すべく、ぜひ一日一打!記事の下にある<クラシック音楽鑑賞>というランキング登録用のバナーをクリックしていただけるとありがたい。クリックするとランキングのサイトに飛ぶだけで人畜無害。同好の士が綴る他のブログもリストされているので、ご覧になるのも一興かと。

さて、暑い日が続く関東地方。きょうは日のかげる時間も幾らかあったが、暑さは変わらず容赦ない。高騰する電気料金にひやひやしながらもエアコンの恩恵に預かりつつ夜半の音盤タイム。きょうは久しぶりにジャズ。この盤を取り出した。


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ニコル・ヘンリー(1974-)のアルバム「Embraceable」。ジャケ買いの一枚。2011年リリースの輸入盤。十年程前、当時まだあった隣り町TWRで手に入れた。アルバムタイトルのEmbraceableは8曲目のガーシュインの曲「Embraceable You」による。

ニコル・ヘンリーは2000年代前半にデビューしてすぐに人気を得たとのことだが、ぼくはとんと知らず。このCDで初めて聴いた。もちろんジャズシンガーだが、この盤ではスタンダードとオリジナルを取り交え、アレンジもジャジーなもの、ポップス調、ソウルフルなもの、とあれこれあって多彩な彼女の魅力を楽しめる。硬派を自任するぼくをジャケ買いに走らせたビジュアルも魅力。歌はもちろん上手い。バラードからミディアムテンポまで選曲もよく、ちょっとジャズ好きの高齢者オヤジの夜のお供には打ってつけの一枚だ


この盤の音源。タイトルチューン「Embraceable You」


同 「A Day in the Life of a Fool」 お馴染み「黒いオルフェ」



ライヴ2題





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音楽とクラシックギターに目覚めて幾年月。道楽人生成れの果てのお粗末。

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