荒井由実「YUMING BRAND」



周回遅れで聴いている荒井由実。きょうはこの盤を取り出した。


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1976年6月に出た荒井由実の初ベスト盤「YUMING BRAND」(写真右端)。ジャケットには昭和世代にとっては懐かしい赤と青のセロファンを使った立体視のギミックが施されている。例によって近所のリサイクルショップのジャンク箱で捕獲した一枚。収録曲は以下の通り。

Side1
あの日にかえりたい/少しだけ片想い/やさしさに包まれたなら
魔法の鏡/ルージュの伝言
Side2
12月の雨/瞳を閉じて/きっと言える
ベルベット・イースター/翳りゆく部屋

オリジナルアルバムの三作「ひこうき雲」「MISSLIM」「COBALT HOUR 」を出し、その間にいくつかのシングル盤も出して荒井由実人気がすっかり定着した頃、アルバムとシングルから選んだ、そして今も歌い継がれている荒井由実時代の名曲が並んでいる。荒井由実名義LP時代唯一のベスト盤として貴重な一枚だ。

以前にも記した通り、70年代半ばにすでにクラシック命となっていたぼくにとって荒井由実は、そういえばラジオで流れていたなぁ程度の存在でしかなかった。しかし耳にはしっかり定着していた曲が多い。やはりヒット曲として盛んに巷に流れていたに違いない。昨今の若い世代のユーミンファンは宮崎アニメ辺りでの音の記憶がベースなのだろう。そんな曲をこの歳になって周回遅れで聴く…まあ、それも音楽との出会いだ。

収録された曲はいずれも穏やかな抒情をたたえた素直なメロディーライン、当時として斬新なコードワーク、そして気鋭の腕利きを集めたバックバンドやコーラス等、いずれも第一級で丁寧に作られていて、いま聴いても古さを感じない。 実はその後、同コンセプトのベスト盤として1979年に「YUMING BRAND PART2」が、そして1981年に「YUMING BRAND PART3」がリリースされた(写真左2枚)。しかし、この2枚のアルバムは当時アルファレコードがアーティスト側の意思と関係なくリリースした非公式アルバムで、その後廃盤となり、現在の松任谷由実公式サイトには記載されていない。


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「翳りゆく部屋」 荒井由実時代の最後のシングル盤。この曲のオルガンの音源には例の東京カテドラル聖マリア大聖堂の初代オルガンが使われた。オルガンを弾いているのは、この曲がシングルリリースされた年の11月に結婚して夫となった松任谷正隆。他にベースの細野晴臣、ドラムスにポンタ秀一こと村上秀一、ギター大村憲一、バックコーラスにはハイ・ファイ・セットと山下達郎…一時代を画したメンバーばかりだ。 名曲の誉れ高く、今も多くの歌手によってカバーされている。


当時のメイキング映像を含む。 NHK「美の壺」から。


「翳りゆく部屋」パイプオルガンによる演奏


「あの日にかえりたい」。シングルでリリースされ、アルバムとしてはこのベスト盤が初収録だった。



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