メンデルスゾーン 協奏的変奏曲作品17



あれこれ身辺諸事が滞り、きょうはちらかり放題の机まわりの整理。見かけだけは少々片付き、安堵して一服。ついでアンプの灯を入れ、こんな盤を取り出した。


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メンデルスゾーン(1838-1897)のチェロとピアノための協奏的変奏曲作品17。手持ちの盤は随分前に手に入れた激安ボックスセット。ブリリアントクラシクスのメンデルスゾーン室内楽全集中の一枚。メンデルスゾーンが書いたチェロ作品、ソナタ2曲、無言歌、そしてこの協奏的変奏曲が収録されている。チェロはクロード・シュトルク、ピアノはクリストファ・エッシャンバッハ。1985年録音。原盤はスイス・クラヴェス・レーベル。

メンデルスゾーンの室内楽は、もっとも有名なピアノトリオをはじめ、清廉な美しさに満ちた名曲ばかりだ。チェロのための作品もしかり。ソナタもいいが、以前チェロ相方とも取り組んだ無言歌作品109他の小品も味わ深い。協奏的変奏曲はチェロ弾きにはお馴染みの曲だろうが、一般のクラシックファンにはそれほど知名度は高くない。ぼくもこのセットを手に入れて初めて接した。

曲名の通り、ピアノとチェロとに対等の役割が与えられ、全体としてまとまりのある作品になっている。曲は主題と8つの変奏からなる。チェロのオブリガートを伴ったピアノによる穏やかで美しいテーマの提示に始まり、変奏を重ねながら、音楽全体として中盤から終盤に向かって熱気を帯びていく。チェロがピチカートをで奏でる変奏あたりからチェロとピアノが激しく対峙してピークを迎える。決して大きな曲ではなく、10分ほどの小品といっていい規模だが、一つの音楽としての起承転結が整えられている。最後に穏やかな主題が戻ってくるくだりは感動的ですらある。


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この盤の音源。


アルゼンチン生まれのソル・ガベッタによる演奏



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音楽とクラシックギターに目覚めて幾年月。道楽人生成れの果てのお粗末。

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