ジャック・ルーシェ・トリオ「Play Bach」



このところ道楽部屋の整理整頓を進めているが、仕事と違って納期不問でペースはいたって緩慢。きょうもダラダラボチボチ作業。BGMにと取り出したのはこの盤だ。


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初代ジャック・ルーシェ・トリオの演奏するバッハ。60年代から70年代に一世を風びしたといっていい音楽。彼の出現以降、バッハや広くクラシックをジャズやポップスアレンジで演奏することが珍しいことではなくなった。ジャック・ルーシェ(1934-2019)はクラシックの名門パリ音楽院の学生時代からナイト・クラブやキャバレーでアルバイトとしてピアノ弾き、それがきっかけでジャズピアニストとしてのキャリアが始まった。たまたまジャズアルバムの録音セッションの合間にバッハをジャズ風にアレンジして弾いていたところ、それがディレクターの目に止まり、一連のプレイ・バッハシリーズがスタートすることになったという。

手元には例によってリサイクルショップのジャンク箱から救済してきたLP盤2種(一つは2枚組)がある。いずれも60年代初頭から半ばにかけての録音だが、いま聴いてもまったく古さを感じさせない。中でもイタリア協奏曲は抜出色の出来だ。原曲の素晴らしさもさることながら、ジャック・ルーシェのセンスの良さとテクニックが光る。主題や各主題は原曲に近い簡素な扱いで始め、徐々にスィング感を高めながらドライブしていく。ドラムやベースの後押しも加わって、バッハが今の時代に生きていたら、きっとこんな即興演奏をしたに違いないと思わせるセッションだ。


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この盤の音源。イタリア協奏曲


80年代後半の映像。ドラムとベースのメンバーが入れ替わった第二期のトリオ。


1997年日本でのライヴでアンコールとして演奏されたイタリア協奏曲第3楽章



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音楽とクラシックギターに目覚めて幾年月。道楽人生成れの果てのお粗末。

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