ビゼー<カルメン>組曲



今朝はふるえるほどの寒さ。明日は一転20℃近くまで気温上昇とか。
三月スタート。ひと月後には桜満開というのが、毎年のことだが信じられない。でも、きっと咲くのですね…
いつも通り8時半過ぎに帰宅。ささやかなひな祭りメニューの夕飯を済ませて一服。何気なくPCをのぞくと、ビゼーのオペラ<カルメン>が140年前、1875年のきょう初演されたとあった。そうか、カルメンね…と思い出し、こんな盤を取り出した。


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ビゼーの管弦楽曲を集めた1枚。チョン・ミョンフン指揮パリ・バスティーユ管弦楽団による演奏。1991年録音。手持ちの盤はグラモフォンから廉価盤で出たときに手に入れたもの。今はSHM-CD仕様になって出ている。<カルメン>組曲、管弦楽のための小組曲 <子供の遊び>、<アルルの女> 第1・2組曲が収められている。このうち<カルメン>組曲は以下の通り。

 1.闘牛士、2.前奏曲、3.アラゴネーズ、4.衛兵の交代
 5.間奏曲、6.セギディーリャ、7.アルカラの竜騎兵、8.ジプシーの踊り

かのバブル期にはオペラも随分と盛ん上演され、にわかオペラファンも増えた。お目当ての彼女(もちろんワンレン・ボディコンの)をオペラ<カルメン>に誘い、男は終演後「さすが!やっぱ、オペラは本場イタリアだよね!」と得意そうに胸を張った。残念!<カルメン>はスペインが舞台のフランス語のオペラでした…というオチ(^^;

さてこの盤。チョン・ミョンフンは1989年に新設されたパリ・バスティーユ・オペラの音楽監督に就いたものの、その後内紛に巻き込まれ1994年に解任された。もっとも、その後の彼の活躍をみると、むしろその方がよかったと言えなくも無い。この盤は、そうしたゴタゴタの前の蜜月時代に録られた。
CDプレイヤーのプレイボタンを押すと、お馴染みのメロディーが次々に出てくる。ぼくはオペラはまるで知らないのだが、こうした組曲形式やさわりの有名な曲などは、かれこれ40年余になるクラシックとの付き合いに中で、聴くともなしに聴いてきたのだろう。おおよそは耳に馴染んだ曲ばかりだ。
チョン・ミョンフンの表現はさぞエネルギッシュで情熱的で…そう予想していたのだが、意外にも音楽は控えめと感じるほど冷静かつ整然としている。もちろんそれはネガティブな意味ではない。テンポはやや速めで、すべての音が軽やかに響き渡り、フレーズのあちこちも決して滞ることなくスッキリと進む。弦楽群は決して重くならず、その響きにのって、木管群のソロがとりわけ美しく鳴り渡る。さすがフランス!と拍手を送りたくなるほどだ。新設されたオペラ座のピットの入ることになった若き俊英たちは、「音楽は騒ぎ立てればいいってもんじゃないぜ」とでも言っていたに違いない。


ノルウェイの女性トランペッター:ティーネ・ティング・ヘルセットをリーダーとする女性からなるブラス・アンサンブルの演奏。2013年プロムス。



エンターテイメント路線で…。ラトビアの美貌のアコーディオン奏者クセーニャ・シドロワ。



チョン・ミョンフンとフランス放送管による<カルメン>全曲。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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