カラヤン <オペラ間奏曲集>



きのうから少し雲行きあやしいが、荒れるほどの天気でもなく、満開を過ぎ少し花びらを落とし始めた桜も、まだまだ楽しめる。四月になった。新年度。入学・入社というほどの新鮮さはもうすっかりないけれど、少しだけ気分あらためて頑張りましょか…と、思いつつ今夜は少し居残り仕事。9時少し前に帰宅した。ひと息ついて、あまり時間もないが今週になって初めてアンプの灯を入れ、こんな盤をターンテーブルにのせた。


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カラヤン指揮ベルリンフィルによる<オペラ間奏曲集>。1967年ベルリンイエスキリスト教会での録音。プロデューサー:オットー・ゲルデス、録音技師:ギュンター・ヘルマンス。お馴染みのDG黄金コンビ。近所のリサイクルショップにて100円で入手。見開きジャケットを開けると、古本や古いLPジャケット特有の、あのかびくさい臭いがただよう。しかし盤面はいたって良好。ほとんど針は落とされていない感じだ。現在もCDで入手可。収録曲は以下の通り。

<A面>
 1. 歌劇≪椿姫≫第3幕間奏曲
 2. 歌劇≪カヴァレリア・ルスティカーナ≫ 間奏曲
 3. 歌劇≪修道女アンジェリカ≫ 間奏曲
 4. 歌劇≪道化師≫ 間奏曲
 5. 歌劇≪ホヴァンシチナ≫第4幕間奏曲
 6. 歌劇≪マノン・レスコー≫第3幕間奏曲
<B面>
 7. 歌劇≪ノートル・ダム≫ 間奏曲
 8. 歌劇≪タイス≫ 瞑想曲
 9. 歌劇≪フェドーラ≫第2幕間奏曲
 10. 歌劇≪アドリアーナ・ルクヴルール≫第2幕間奏曲
 11. 歌劇≪マドンナの宝石≫第3幕間奏曲
 12. 歌劇≪友人フリッツ≫ 間奏曲

オペラはまったくといってよいほど感心のないぼくにはあまり馴染みのない曲がならぶ。しかし、どれを聴いても、瞬時にロマン派オペラらしい、甘く切ない旋律に惹かれ、しみじみと聴き入ってしまう。
間奏曲というと幕間の音楽。気分転換、箸休めといった意味もあって、そう重い曲想はない。しかしそこはカラヤン。ごくごく短い曲であっても、あくまでシンフォニックに歌う。≪道化師≫ 間奏曲や≪マノン・レスコー≫第3幕間奏曲など、立派過ぎるくらいに堂々として構えが大きい。そしてやはり、お約束のカヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲の美しさは格別だ。いつ聴いても切なく、心に沁みる。


カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲三題。

この盤の音源。ウォルフガンク・マイヤーのオルガンが入る。


かつて群馬交響楽団に来演しチャイコフスキーの名演を残した、ケク=チャン・リムが指揮する長栄交響楽団の演奏。


ウクレレ女子、もといギタレレ女子の演奏。



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アンコ-ル

おはようございます。
カラヤンの間奏曲集は、選曲.演奏.録音の三拍子が完ぺきに揃った製品で、素晴らしいです。

カラヤンのプロの指揮者としての聴かせ上手な実力がありありですね、、セルにしてもそうですが芸術的、精神性を謳うよりもしっかり演奏する事は、プロ演奏家の大一義でしょう…我々アマチュアは直ぐに前世紀前半の大奏者家を持ち出しますが趣味としては結構でしょうが現実は、しっかり三拍子揃う演奏を求めます。

間奏曲集は私自身もアンコ-ルにいつも参考にさせて頂きました。
ノ-トルダムにはしびれますね、、
他のオケもそうでしょう(笑)



Re: アンコ-ル

マイスターフォークさん、毎度どうも(^^
おっしゃる通り。アマチュアはときとして過剰なメンタリティーを優先してしまいがちですが、音の工作物である音楽は、まずは物理的な正確さが求められると思いますね。当然、セルやカラヤンはそれらを高度にやってのけています。
カラヤンのオペラ間奏曲集。手元には1959年録音のフィルハーモニア管とのEMI盤も1枚あります。選曲は
半分くらいダブっているかな。ノトルダムは双方に入っています。
プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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