BWV639



「与太くん、遊びぃましょぉ~」
知人のフルート&チェロの両刀使いから声がかかり、チェロ相方含めて今度の連休中に三名様全員集合の予定。ポロの三重奏曲を三人で合せたのがちょうど半年前の去年10月。ついこの間だと思っていたのに…年も取るはずだ。お遊びのネタ(曲目ですね)も調整完了。楽譜も揃ったので、ボチボチさらわないといけない。


BWV 639 Ich Ruf zu Did Herr  DSCN3474 (480x480)


その中の一曲として、知人から提案があったバッハのコラール前奏曲「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639を取り上げることになった。オルゲルビュッヒライン(オルガン小曲集)の中の一曲。その美しさゆえに古くから単独でも取り上げられ、オルガン以外の楽器でもしばしば演奏される。手持ちのジャンドロンが弾く小品集にも入っていて、今夜は楽譜を眺めつつそれを聴いている。フルニエがこの曲を録音し、楽譜も出ていることから、その版も参考にし、フルート、チェロ、ギターのトリオで演奏する予定だ。主旋律をフルート、ほぼ2声の伴奏部のうち最低音部をチェロ、中声部の16音符のオブリガートをギターで弾く。

オルガン譜にはフラット3つが付されているが、Dには常時臨時記号としてフラットが付きDesになっていて、実際にはフラット4つのヘ短調として出来ている。バッハがなぜこんな記譜をしたかについて知人から「三位一体の修辞学的提示に他ならない。<我は御身を呼ぶ、イエス・キリストよ>というイエスは父と子と聖霊は一体ということからして神に向かっていることも同時に示している。」とのコメントがあった。

当初フラット4つはギターでは弾きにくいので、半音下げてホ短調で弾きたいとぼくから提案したのだが、知人のコメントもあって、ここはやはりオリジナル尊重すべしということで、ヘ短調で演奏することにした。但し、ギターは少々インチキをして、カポタストを1フレットに付け、その状態でホ短調の楽譜で弾く。これで出る音はヘ短調になる。シャープひとつの楽譜とフラット4つの楽譜ではメンタリティーが異なるのだが、そこは<気分はf-moll>で勘弁してもらうことにした。このBWV639の他、先日の同じ編成のコンサートでの刺激もあって、ピアソラ<オブリヴィオン><チキリンデバチン>も合わせる予定。首尾よく弾けたら音源アップいたしましょう。


チェロとオルガンによる演奏



ポール・ガルブレイスのブラームスギターによる演奏。



以前も貼ったアンヌ・ケフェレックの演奏。



オリジナルのオルガンによる演奏。楽譜付き。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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