ボロディン 弦四第二



連休二日目の日曜日。暑からず寒からずの好天で気持ちよく過ごす。気温は高めだが湿度低く、不快感はない。この時期、冬以上に乾燥することもある。以前五月の今頃に、手持ちの楽器のハカランダ材横板にクラックが入ったことがあった。目に見えないほどのわずかなクラックだったので大事には至らず、修復も簡単に済んだ。気持ちよく楽器が弾ける時期ではあるが、乾燥に要注意の時期でもある。
さて連休ど真ん中、夜更けの音盤タイム。そういえば、フルート&チェロ両刀使いの知人が、近々ボロディンの弦楽四重奏第2番ニ長調を合わせる予定と聞いたのを思い出し、この盤を取り出した。


Borodin.jpg  DSCN3579 (480x480)


ボロディン弦楽四重奏団による盤。1962年の録音。手持ちの盤は80年代初頭にロンドンレーベルのミドルプライス盤で出たときのもの。ショスタコーヴィッチの弦楽四重奏曲第8番とカップリングされている。
70年代半ばの学生時代、夜11時からのNHKFMクラシック番組「夜のしらべ」で、テーマ曲にこの曲の第3楽章が使われていた(確かオーマンディー&フィラデルフィアの弦楽合奏版だった)。「夜もだいぶ更けてまいりました。」というアナウンスで始まったその30分の番組では、一日の終わりに聴くに相応しい落ち着いたクラシックを流していたのを思い出す。
ボロディンのこの曲はもっぱらその甘美な第3楽章<夜想曲>で有名だが、もちろん全楽章ともロシアンロマンティシズムに満ちていて、他では出会えない音楽だ。特に第1楽章は冒頭からノスタルジックなメロディーが奏され、同じボロディンのよく知られた管弦楽曲<中央アジアの平原にて>に通じるエキゾティックな曲想で、いつ聴いても心癒される。
作曲家の名を冠したボロディン弦楽四重奏団は1945年に旧ソ連で結成された。以来60年以上に渡ってメンバーチャンジをしながらも現在まで第一線で活躍しているようだ。この曲では過度な感情移入を排し、控え目ともいえる穏やかな弾きぶりとスッキリとした音色でこの曲の美しさを引き出している。


この盤の音源ではないが、同じボロディン弦楽四重奏団による演奏。ライヴ演奏のモノラル録音。スタジオ録音の当盤に比べ、表情付けがやや濃い口になっている。、



第3楽章<夜想曲>



★★追伸★★
ブログランキングポイントは下降傾向。引き続き、下記のバナークリック<一日一打>のほど、お願いいたします。
■ にほんブログ村ランキングに参加中 ■
■↓↓↓バナークリックにご協力を↓↓■
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
QRコード
QR
閲覧御礼(2010.10.01より)