リサ・ラーソン展@群馬県立館林美術館



群馬県東部に館林市という人口8万人弱の小さな街がある。関東平野の内陸に位置し、近年は隣県埼玉の熊谷市と共に夏の猛暑で知られるようになった。かつての文豪田山花袋、宇宙飛行士向井千秋やオカリナ奏者宗次郎の出身地。日清製粉前身の創業地にして、その創業家正田家(美智子皇后の生家)ゆかりの地でもある。この小さな町に2001年、群馬県立館林美術館という施設がオープンした。近年、全国各地に出来た地方美術館の中でも、その美しい建築で一目おかれる存在だ。この三連休から来月にかけて、スウェーデンの陶芸家にして、その作品をベースにした様々なアイテムで人気の高いリサ・ラーソン女史の作品展示があるというので、足を運んでみた。


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周囲を見回しても何もランドマークが見えない、関東平野ど真ん中にある同美術館へは、当地からは車で1時間ほど。東京からは東武浅草線の特急で1時間ほどの距離だ。近くに冬期の白鳥飛来で知られる多々良沼(たたらぬま)があり、美術館の建物はその周辺の田園風景と一体となったランドスケープを構成する造り。広大な土地を贅沢に使い、自然と人工物の調和を図るコンセプトは、大都市では考えられない仕様だ。駐車場に続くアプローチから、目前に広々とした緑が続く。そして平屋建ての美術館施設を境に、その上にはさえぎるもののない青空が広がる。この光景だけでも、この美術館を訪れる価値があるように感じる。


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全体に弧を描きながら大きく横に広がる建物は、モダンでありながら同時に周辺の自然とも違和感なく調和し、美しい。もともと湖沼の埋立地。緑と青空の境目にはところどころ水辺も配されていて、この時期、涼をよぶ。


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リサ・ラーソン展は、近年その作品をベースにしたインテリアやグッズが、特に女性に人気とあって、会場内も女性同士、あるいはその相方男子連れのカップルが目立った。展示は50年代から90年代に至るまで、年代を追ってその時期毎の代表作を並べてある。色彩としては、北欧カラーのブルーがそこここに使われながら、全体としては落ち着いたトーン。動物や人物をモチーフにした作品も、どこかチャーミングで微笑ましい造形だ。会場横の販売コーナーには、有名なライオンや猫を題材にしたオブジェやグッズを求めて列が出来ていた。ぼくもにわかラーソンファンになって、彼女の作品を配したクリアファイルを数点買い求めた。


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施設概要



常設展示



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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