フルート、チェロ、ギターで遊ぶ ピアソラ<チキリン・デ・バチン>



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さて、去る七月某日、勤務先のフルート・チェロの両刀使い、昨年来のチェロ相方、そしてギター与太郎の三人が集い、ひとしきり楽器遊びに興じた。三人で合わせるのは昨年秋以来久しぶりだ。
少し前に記事に書いた横浜郊外の新杉田で行われたコンサートで、チェロ・フルート・ギターという、ぼくらと同じ編成で演奏されたピアソラを聴き、そのうちやってみようということになっていた。当初、五月連休前に予定していたのだが、ぼくの野暮用でドタキャンして迷惑をかけてしまい、その後だいぶ間があいてしまったが、今回の運びとなった。もっともこの日もあまり時間がなく、以下の曲をひとまず通して遊ぶことだけを主眼にした。このうち、バッハだけ録音を忘れてしまったのだが、他の曲は条件悪いながらひと通り音を録ったので、音源アップの準備が出来たものから恥を覚悟で順次公開することにした。

  イベール <間奏曲> FL&G
  ピアソラ <オブリヴィオン> FL・Vc&G
  ピアソラ <チキリン・デ・バチン>  FL・Vc&G
  バッハ <BWV639>  FL・Vc&G

piazzolla_2.jpg


まずきょうはフルート、チェロ、ギター三人による演奏で、ピアソラ2曲のうち<チキリン・デ・バチン>を。
チキリン=子供、バチン=レストランの名前。レストランで花売りをする貧しい子供を描いた曲。歌唱版にはやるせない歌詞も付いているが、インストゥルメンタルでの演奏でも、シンプルながら哀愁に満ちたメロディーが胸を打つ。今回は前述したコンサートで聴いた、たのうち惠美さん(Vc)、吉野裕子さん(FL)、篠原正志さん(G)が関わっているアンサンブル<たのシック>から<たのシック編曲>の楽譜を紹介していただいた。
ひとまず通しましょうかと、駆けつけ三杯的演奏。一杯目で止まらずに通せたので、何箇所か修正確認をし、そのあと二杯目の合わせを録音。レコーダーをその辺にポンと置いた状態で、フルートが至近距離、チェロが少し遠く、ギターはレコーダーマイクのフォーカスからいささか外れた位置、加えて録音レベルオーバー有りという御粗末(PCにヘッドフォンを挿すか、外付けのスピーカーで聴いていただけると、いくらかまともなバランスになるかな)。あまり細かな打合せもせず、みなそれぞれの思いで弾いているが、フルート知人とチェロ相方両名の達者な歌いっぷりもあって、初合せにしてはまずまずの出来かなと…


<チキリン・デ・バチン>
アンサンブル<たのシック>編曲の楽譜を使用。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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