フルート、ギターで遊ぶ イベール<間奏曲>



相変わらずの猛暑。先々回の<チキリン・デ・バチン>先回の<オブリヴィオン>に続き、フルート・チェロの両刀使いの知人、昨年来のチェロ相方、そしてギター与太郎の三人で少し前に楽器遊びに興じた際の演奏記録。きょうはフルートとギターによるジャック・イベールの<間奏曲>。


Jacques_Ibert_1.jpg


この曲は3分ほどの小品ながら、独自の雰囲気をもった曲で、フルートとギターの組み合わせとして最近よく演奏される。フルートパートは、循環呼吸が必須と思われるような無窮動風のフレーズが続く。ギターの音形は単純な繰り返しが多く、特に難しい箇所はないが、疾走するフルートのドライブ感をそがないよう配慮が必要だ。フルートの知人は、楽譜はかなり昔から持っていたものの、合わせるのは今回が初めてとのこと。ぼくも当然初めて。例によって初めて同士が楽譜を広げて、さてやってみましょうか的に合わせた駆けつけ三杯の演奏…と言いながら、知人はいきなりインテンポで疾走!あわててキャッチアップ。 途中、短いギターソロがあるが、ぼくがきちんと譜読みをしておらず、三連符が全然三連符でなく、装飾音のようになってしまった。手痛い失敗!と思ったが、その後YouTube音源をあれこれ聴いてみると、ここを装飾音的に処理している演奏も多かった。その他レコーダーのレベル設定不良でピーク歪有りの素人録音だが、ご容赦のほどを。なおこの曲のスコアはIMSLPで閲覧できる。フルート(またはヴァイオリン)とギターの仲間が揃ったら遊んでみてはどうだろう。


ジャック・イベール<間奏曲> ~抜粋~



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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