ニッキ・パロット ブロンド・長い髪・美女

当地北関東の前橋はこれから2月中旬にかけてが寒さの本番となる。明日から週末にかけて寒波到来の予報。年末から続いていた暖かい日和も、きょうの午後あたりから風が冷たくなってきた。もちろん陽が落ちると気温も急に下がり、夜は暖房が必須だ。以前書いた通り、エアコンやファンヒータのような「送風音」を伴う器具が嫌いで(それが理由でPCもIBM=レノボ社のThinkPadに換えた)、暖房はもっぱら旧来のストーブを使っている。時々その上にホウロウのやかんをのせて湯を沸かすこともある。ストーブにのせたやかんがコトコト音を立てながら湯気を吹き出す様は、冬の光景の中でも最も好きなシーンの一つだ。今夜もアラジンストーブにマッチで火を点け暖をとる。ステレオのアンプも暖まったところで、昨年末の買出しで「ジャケ買い」したこのアルバムを聴くことにした。


ニッキ・パロット ベース弾き語りアルバム


この盤、ニッキ・パロットという女性シンガーがウッドベースを弾きながら歌っている。ピアノ弾き語りはよくあるが、ベース弾き語りというのは珍しい。ヴィーナスレコード社のキャッチコピーでは「ブロンドの長い髪をなびかせながら、ウッド・ベースを弾き、マイク・スタンドでジャズを歌う美女」とある。ジャケット以前に、この文句だけでグラッときてしまいそうなナイスなコピーではないか。試聴も出来るAmazonの購入者レビューでも皆が絶賛だ。グラッときて買ったところが、内容も極上であったとの評がほとんどで、実際いまぼくの部屋で流れているタイトル曲「ムーン・リヴァー」なども予想以上に素晴らしい。リラックスしていながら過度に崩さず、ときにさらりと、ときに艶っぽく歌い上げている。妙に媚びたような歌い方もしていない。ベースの腕も正統派で文句はない。選曲もオヤジキラー的にスタンダードチューンが並んでいる。あえて苦言を呈するなら、録音のバランスかもしれないが、ドラムのビリー・ドラモンドが時々派手に叩き過ぎていることくらいか。

少しボリュームを上げて素晴らしい録音と共にジャズ本来の響きを楽しむもよし、部屋の灯りも落として、控えめの音量でゆったりと彼女に癒してもらうもよし。「ジャケ買い」で外すことも多々あるが、これはいいアルバムだ。コアなジャズファンからは、いささか甘口に過ぎると言われそうだが、まあこの盤に関してはお許し願いたい。

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マエストロ・与太

Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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