グールドの<ゴルトベルク1981年盤>



日中の気温が20℃そこそこと、十月下旬並みの肌寒ささえ感じる一日。週明けのボーッとした頭にムチ打って、本日も業務に精励いたしましたぁ~。定時で退勤したものの、野暮用あって帰宅が少々遅くなり、ひと息つく頃には時計の針は十時を回っていた。やれやれ…
ところで、何気なくネットを覗いていて、きのう10月4日はグレン・グールドの命日だと気付いた。1982年没。享年50歳。


DSCN4208 (560x560)


例のボックスセットから1981年録音のバッハ<ゴルトベルク変奏曲>を取り出した。あまりに有名な盤なので説明は付さないが、グールド最晩年の録音の一つ。彼のデヴュー盤として有名な1955年盤と対比して語られ、それぞれにシンパがいることだろうが、ぼく自身はこの1981年盤を好む。

グールド自身が興味をもって積極的に接していた当時のデジタル録音による高音質が大きな理由の一つで、クリアかつまろやかで、ときに重心の低い音も聴かせる。晩年のグールドが気に入り、このゴルドベルクやハイドンの録音に使ったヤマハのピアノを当時在NYの日本人が調律をした。グールド初期の録音で耳にする、グールド流に調整された<あの音>とはまったく別物の音だ。
もちろんグールドの演奏も素晴らしい。冒頭のテーマこそきわめて遅いテンポで始まり、何やらエキセントリックな印象だが、その後の各変奏は多彩な解釈と素晴らしい技巧のキレでピアニスティックに展開され、胸のすく思いだ。晩年とはいえ、50歳。まだまだ弾ける年齢だったろうにと思わずにはいられない。


この盤の音源。



同時期に録られたビデオ。演奏は6分30秒過ぎから。音質はCDに比べかなり落ちる。



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Author:マエストロ・与太
ピークを過ぎた中年サラリーマン。真空管アンプで聴く針音混じりの古いアナログ盤、丁寧に淹れた深煎り珈琲、そして自然の恵みの木を材料に、匠の手で作られたギターの暖かい音。以上『お疲れ様三点セット』で仕事の疲れを癒す今日この頃です。

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